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公開番号
2025085907
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-06
出願番号
2023199611
出願日
2023-11-27
発明の名称
シールドコネクタ
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01R
13/6581 20110101AFI20250530BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】シールドシェルにおける連結部との干渉を避けるための切欠部からの電界やノイズの漏出を抑制してシールド性能の低下を抑制することができるシールドコネクタを提供する。
【解決手段】シールドコネクタ1は、内側ハウジング13と、内側ハウジング13を外方から覆う外側ハウジング15と、内側ハウジング13と外側ハウジング15とを連結する連結部17と、内側ハウジング13と外側ハウジング15との間に嵌め込まれるシールドシェル9とを備える。連結部17は、外側ハウジング15から突出する第1連結部19と、第1連結部19に対して組付方向Aにオフセットして内側ハウジング13から突出する第2連結部21と、組付方向Aに沿って延在する第3連結部23とを有してクランク状に形成される。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
端子を保持する内側ハウジングと、
前記内側ハウジングの少なくとも一部を外方から覆う外側ハウジングと、
前記内側ハウジングと前記外側ハウジングとを連結する連結部と、
前記内側ハウジングと前記外側ハウジングとの間に嵌め込まれて前記内側ハウジングの少なくとも一部を包囲するシールドシェルと、を備え、
前記連結部は、
前記外側ハウジングから前記内側ハウジングに向けて径方向内側に突出する第1連結部と、
前記第1連結部に対して前記内側ハウジングと前記外側ハウジングとに対する前記シールドシェルの組付方向にオフセットして設けられ、前記内側ハウジングから前記外側ハウジングに向けて径方向外側に突出する第2連結部と、
前記組付方向に沿って延在して、前記第1連結部と前記第2連結部とを連結する第3連結部と、を有してクランク状に形成される、
シールドコネクタ。
続きを表示(約 100 文字)
【請求項2】
前記内側ハウジング及び前記外側ハウジングが、筒状に形成され、
前記連結部は、周方向に間隔をおいて複数形成されている、
請求項1に記載のシールドコネクタ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、シールドコネクタに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、シールドコネクタとしては、シールドシェルと、内側ハウジングと、外側ハウジングと、これら内側ハウジングと外側ハウジングとを局所的に連結する連結部とを備えたものが知られている(特許文献1参照)。このシールドコネクタは、シールド電線に設けられた端子を収容する端子収容室をもつ内側ハウジングと、内側ハウジングを外側から覆う位置に設けられる導電材料製のシールド部材(シールドシェル)と、シールド部材を外側から覆う外側ハウジングとを備える。このシールドコネクタでは、内側ハウジングと外側ハウジングとは、一対の連結部によってつながっており、シールド部材(シールドシェル)において連結部に対応する個所には、連結部との干渉を避けるための切欠部が形成される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平10-162902号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記特許文献1のようなシールドコネクタでは、シールドシェルには、連結部との干渉を避けるための切欠部が形成されている。しかしながら、シールドシェルに連結部との干渉を避けるための切欠部が形成されていると、このシールドシェルに形成された切欠部を通して電界やノイズが漏出し、シールド性能が低下し得る。
【0005】
本発明は、このような従来技術が有する課題に鑑みてなされたものである。そして本発明の目的は、シールドシェルにおける連結部との干渉を避けるための切欠部からの電界やノイズの漏出を抑制してシールド性能の低下を抑制することができるシールドコネクタを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の態様に係るシールドコネクタは、端子を保持する内側ハウジングと、内側ハウジングの少なくとも一部を外方から覆う外側ハウジングと、内側ハウジングと外側ハウジングとを連結する連結部と、内側ハウジングと外側ハウジングとの間に嵌め込まれて内側ハウジングの少なくとも一部を包囲するシールドシェルと、を備え、連結部は、外側ハウジングから内側ハウジングに向けて径方向内側に突出する第1連結部と、第1連結部に対して内側ハウジングと外側ハウジングとに対するシールドシェルの組付方向にオフセットして設けられ、内側ハウジングから外側ハウジングに向けて径方向外側に突出する第2連結部と、組付方向に沿って延在して、第1連結部と第2連結部とを連結する第3連結部と、を有してクランク状に形成される。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、シールドシェルにおける連結部との干渉を避けるための切欠部からの電界やノイズの漏出を抑制してシールド性能の低下を抑制することができるシールドコネクタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態に係るシールドコネクタの一例を示す斜視図である。
本実施形態に係るシールドコネクタの分解斜視図である。
本実施形態に係るシールドコネクタの端子及びシールドシェルの斜視図である。
本実施形態に係るシールドコネクタの端子に相手端子が接続されたときの斜視図である。
本実施形態に係るシールドコネクタの背面図である。
本実施形態に係るシールドコネクタのハウジングの一部破断斜視図である。
本実施形態に係るシールドコネクタのハウジングにシールドシェルを嵌合したときの一部破断斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を用いて本実施形態に係るシールドコネクタについて詳細に説明する。なお、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率と異なる場合がある。
【0010】
図1に示すように、本実施形態に係るシールドコネクタ1は、例えば、電源と機器、或いは機器と機器など、電気部品の間を電気的に接続するために適用される高圧コネクタである。シールドコネクタ1は、例えば、一方の電気部品に電気的に接続され、他方の電気部品に電気的に接続された相手コネクタ101と嵌合可能となっている。シールドコネクタ1は、相手コネクタ101と嵌合することにより、電気部品の間を電気的に接続する。シールドコネクタ1は、接地された筐体部材3に電気的に接続されることにより、シールド回路を形成する。シールド回路を形成することにより、シールドコネクタ1へのノイズなどの侵入、或いはシールドコネクタ1からのノイズなどの漏出を抑制することが可能になる。
(【0011】以降は省略されています)
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