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公開番号
2025091605
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-19
出願番号
2023206938
出願日
2023-12-07
発明の名称
接合部用保護金具、及び、ワイヤハーネス
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類
H01R
4/02 20060101AFI20250612BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】導体の材質が互いに異なる電線間の接合部を適正に保護することができる接合部用保護金具、及び、ワイヤハーネスを提供する。
【解決手段】接合部用保護金具1は、互いに異なる材質の第1導体W1aと第2導体W2a間に形成された接合部WSを有する電線Wに固定され、接合部WSを保護する板状の金具本体2と、金具本体2の延在方向Xの両端に設けられ、電線Wの第1絶縁被覆部W1b、第2絶縁被覆部W2bのそれぞれに対して金具本体2を固定させる一対の電線加締め部3とを有する。金具本体2は、電線Wに対して、接合部WSが一対の電線加締め部3の間に延在方向Xに挟まれた組付状態で固定される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
互いに異なる材質の導体間に形成された接合部を有する電線に固定され、前記接合部を保護する板状の金具本体と、
前記金具本体の延在方向の両端に設けられ、前記電線の絶縁被覆部に対して前記金具本体を固定させる一対の電線加締め部と、を有し、
前記金具本体は、
前記電線に対して、前記接合部が一対の前記電線加締め部の間に前記延在方向に挟まれた組付状態で固定される
ことを特徴とする接合部用保護金具。
続きを表示(約 470 文字)
【請求項2】
前記金具本体は、
前記組付状態で前記接合部が前記延在方向と直交する板厚方向に対向して載置される載置部と、
前記載置部を挟んで前記延在方向の両側に設けられた一対の曲げ変形吸収部と、を有し、
前記曲げ変形吸収部は、
前記金具本体を前記板厚方向に貫通する貫通孔、及び、前記金具本体の前記延在方向及び前記板厚方向に直交する幅方向の両端に設けられた一対の切り欠きの少なくとも一方が形成される
請求項1に記載の接合部用保護金具。
【請求項3】
互いに異なる材質の導体間における接合部を有する電線と、
前記電線に固定され、前記接合部を保護する板状の金具本体と、
前記金具本体の延在方向の両端に設けられ、前記電線の絶縁被覆部に対して前記金具本体を固定させる一対の電線加締め部と、を有し、
前記金具本体は、
前記電線に対して、前記接合部が一対の前記電線加締め部の間に前記延在方向に挟まれた組付状態で固定される
ことを特徴とするワイヤハーネス。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、接合部用保護金具、及び、ワイヤハーネスに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
互いに異なる材質の導体間に形成された接合部を有する電線には、例えば、被覆銅電線の銅導体の間に被覆アルミ電線のアルミ導体を挿入した後、銅素線を介在させ超音波溶接機の溶接ホーンにて銅素線とアルミ素線を超音波溶接したものがある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
また、アルミニウム板のモールドしていない部分にアルミニウム導体、銅板のモールドしていない部分に銅導体をそれぞれ接合し、導体と板の接合部分を、モールドされた板同士の接合部分に向けて折り曲げたものがある(例えば、特許文献2参照)。
【0004】
また、接合された電線同士の接合部に力が加わらないよう、電線に湾曲部を設けるものがある(例えば、特許文献3参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第5196562号公報
特許第5800204号公報
特許第6595860号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、アルミニウム製の導体を有する電線と銅製の導体を有する電線を接合した接合部には、接合界面に、硬くて脆い金属間化合物が生成される。電線やワイヤハーネスには、外力が加わることもあることから、外力に対して接合部を保護する必要がある。
【0007】
そこで、本発明は、導体の材質が互いに異なる電線間の接合部を適正に保護することができる接合部用保護金具、及び、ワイヤハーネスを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、本発明に係る接合部用保護金具は、互いに異なる材質の導体間に形成された接合部を有する電線に固定され、前記接合部を保護する板状の金具本体と、前記金具本体の延在方向の両端に設けられ、前記電線の絶縁被覆部に対して前記金具本体を固定させる一対の電線加締め部と、を有し、前記金具本体は、前記電線に対して、前記接合部が一対の前記電線加締め部の間に前記延在方向に挟まれた組付状態で固定されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明に係る接合部用保護金具、及び、ワイヤハーネスによれば、導体の材質が互いに異なる電線間の接合部を適正に保護することができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、実施形態に係る接合部用保護金具を含むワイヤハーネスの概略構成を示す斜視図である。
図2は、実施形態に係る接合部用保護金具を含むワイヤハーネスの概略構成を示す平面図である。
図3は、実施形態に係る接合部用保護金具を含むワイヤハーネスの概略構成を示す側面図である。
図4は、実施形態に係る接合部用保護金具の概略構成を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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