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公開番号2025080692
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-26
出願番号2023194009
出願日2023-11-14
発明の名称ワイヤハーネスの配索構造
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類B60R 16/02 20060101AFI20250519BHJP(車両一般)
要約【課題】車両への組付性を向上することができるワイヤハーネスの配索構造を提供することを目的とする。
【解決手段】ワイヤハーネスの配索構造1は、可撓性を有し車両幅方向Yに沿って延在する平型配索材10と、平型配索材10に沿って延び、当該平型配索材10を保持する一対の弾性部材20と、を備え、平型配索材10は、一対の弾性部材20の間に挟まれた状態で、車両100のエンジンルーム130と車室内とを仕切るダッシュパネル120に固定される。
【選択図】図2


特許請求の範囲【請求項1】
可撓性を有する平型配索材と、
前記平型配索材に沿って延び、当該平型配索材を保持する一対の弾性部材と、を備え、
前記平型配索材は、前記一対の弾性部材の間に挟まれた状態で、車両のエンジンルームと車室内とを仕切るダッシュパネルに固定される、
ワイヤハーネスの配索構造。
続きを表示(約 540 文字)【請求項2】
前記一対の弾性部材は、前記エンジンルームの音が前記車室内に入ることを抑制する吸音材によって構成される、
請求項1に記載のワイヤハーネスの配索構造。
【請求項3】
前記平型配索材は、前記車両のインストルメントパネル内の空調ユニットと前記ダッシュパネルとの間のスペースに配置される、
請求項1または2に記載のワイヤハーネスの配索構造。
【請求項4】
前記ダッシュパネルに形成され、前記平型配索材の外形形状に沿った形状の溝部を備える、
請求項1または2に記載のワイヤハーネスの配索構造。
【請求項5】
前記ダッシュパネルは、凹部が設けられた金属製のダッシュパネル本体と、前記凹部に設置され前記ダッシュパネル本体と共に当該ダッシュパネルの一部を構成する樹脂製の車体パネルと、を含んで構成され、
前記溝部は、前記車体パネルに形成される、
請求項4に記載のワイヤハーネスの配索構造。
【請求項6】
前記一対の弾性部材は、前記平型配索材を間に挟んだ状態で接着部を介して前記ダッシュパネルに固定される、
請求項1または2に記載のワイヤハーネスの配索構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ワイヤハーネスの配索構造に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来のワイヤハーネスの配索構造に関する技術として、例えば、特許文献1には、可撓性を有する平型配索材と、平型配索材を保護するプロテクタと、プロテクタを車両の取付部に固定する固定部材と、を備えたワイヤハーネスの配索構造が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-055105号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上述した特許文献1に記載のワイヤハーネスの配索構造では、例えば、車両への組付性向上の点で更なる改善の余地がある。
【0005】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、車両への組付性を向上することができるワイヤハーネスの配索構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明に係るワイヤハーネスの配索構造は、可撓性を有する平型配索材と、前記平型配索材に沿って延び、当該平型配索材を保持する一対の弾性部材と、を備え、前記平型配索材は、前記一対の弾性部材の間に挟まれた状態で、車両のエンジンルームと車室内とを仕切るダッシュパネルに固定される。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係るワイヤハーネスの配索構造では、平型配索材を一対の弾性部材の間に挟みこれらを一体化した状態で車両のダッシュパネルに固定することにより、ワイヤハーネスを構成する平型配索材を車両に組み付けることができる。この結果、ワイヤハーネスの配索構造は、車両への組付性を向上することができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係るワイヤハーネスの配索構造が適用される車両の例示的な斜視図である。
図2は、実施形態に係るワイヤハーネスの配索構造が適用される車両の例示的な断面図である。
図3は、実施形態に係るワイヤハーネスの配索構造の例示的な断面図である。
図4は、実施形態に係るワイヤハーネスの配索構造の例示的な断面図であって、平型配索材および一対の弾性部材がダッシュパネルから取り外された状態の図である。
図5は、実施形態に係るワイヤハーネスの配索構造の例示的な斜視図である。
図6は、実施形態に係るワイヤハーネスの配索構造の例示的な斜視図であって、一対の弾性部材のうち第2吸音材の一部が切り欠かれた状態の図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、下記実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。なお、本明細書では、序数は、部品や、部材、部位、位置、方向等を区別するためだけに用いられており、順番や優先度を示すものではない。
【0010】
[実施形態]
図1は、実施形態に係るワイヤハーネスの配索構造1が適用される車両100の斜視図である。図1に示される本実施形態のワイヤハーネスの配索構造1は、車両100に適用され、当該車両100に搭載される各装置間を接続し電源供給や信号通信に用いられるものである。本実施形態のワイヤハーネスの配索構造1は、例えば、車両100のダッシュパネル120に設けられる。ダッシュパネル120は、車両100のエンジンルーム130と車室内(キャビン)とを仕切る隔壁であり、車両100の構造部材(骨格部材)を構成している。
(【0011】以降は省略されています)

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