TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025084429
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-03
出願番号
2023198329
出願日
2023-11-22
発明の名称
車両点検支援システム
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
弁理士法人栄光事務所
主分類
B60S
5/00 20060101AFI20250527BHJP(車両一般)
要約
【課題】車両点検において、効率化を図れるとともに、点検者の経験値による判断のバラつきを抑制できる車両点検支援システムを提供すること。
【解決手段】車両点検支援システム1は、車両10に搭載された車載装置11と、車両10の点検者が携帯し、車両10の点検用コンテンツを有する携帯端末20と、を備える。車載装置11は、携帯端末20からの制御信号に基づいて、車両機器14を制御する車両制御部13を有する。携帯端末20は、点検用コンテンツを表示可能な表示部と、車両機器14の制御が必要な場合、車両機器14を制御するための点検用コンテンツ上の入力を受け付ける入力部と、入力に基づいて、制御信号を生成可能な端末制御部22と、を有する。点検用コンテンツには、車両10に対応した、点検方法及び点検内容が紐づけられた複数の点検項目が含まれる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
車両に搭載された車載装置と、前記車両の点検者が携帯し、前記車両の点検用コンテンツを有する携帯端末と、を備えた車両点検支援システムであって、
前記車載装置は、
前記携帯端末からの制御信号に基づいて、車両機器を制御する車両制御部を有し、
前記携帯端末は、
前記点検用コンテンツを表示可能な表示部と、
前記車両機器の制御が必要な場合、前記車両機器を制御するための前記点検用コンテンツ上の入力を受け付ける入力部と、
前記入力に基づいて、前記制御信号を生成可能な端末制御部と、を有し、
前記点検用コンテンツには、前記車両に対応した、点検方法及び点検内容が紐づけられた複数の点検項目が含まれる、
車両点検支援システム。
続きを表示(約 880 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の車両点検支援システムであって、
前記携帯端末は、前記車両に設けられた被読取部を読み込む読取部を更に有し、
前記端末制御部は、
前記読取部によって読み込まれた情報に基づいて、前記表示部に前記複数の点検項目を表示させる、
車両点検支援システム。
【請求項3】
請求項1に記載の車両点検支援システムであって、
前記車両制御部は、
前記制御信号に基づいて、音又は光によって前記車両の点検箇所を前記点検者に知覚させる、
車両点検支援システム。
【請求項4】
請求項1に記載の車両点検支援システムであって、
前記携帯端末は、音声出力部を更に有し、
前記端末制御部は、
前記複数の点検項目に基づいて、前記車両の点検箇所を順番に前記音声出力部にて出力させる、
車両点検支援システム。
【請求項5】
請求項1に記載の車両点検支援システムであって、
前記端末制御部は、
前記複数の点検項目の全ての点検が完了された後、前記携帯端末の記憶部又は外部サーバから所定の点検表を取得して、前記点検用コンテンツ上に入力された点検結果を前記点検表に反映させる、
車両点検支援システム。
【請求項6】
請求項1に記載の車両点検支援システムであって、
前記車両制御部は、
前記複数の点検項目の全ての点検が完了された後、前記車両が走行可能であると判定された場合、前記車両を、走行不能状態から走行可能状態に変更する、
車両点検支援システム。
【請求項7】
請求項2に記載の車両点検支援システムであって、
前記読取部による前記被読取部の読み取り方法は、
近距離無線通信、超広帯域無線通信、前記携帯端末のカメラ機能による画像解析、及び、前記車両に設けられたコードの読み取りのうちの少なくとも一つである、
車両点検支援システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両点検支援システムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
一般に、タクシーやトラック等の商用車の事業者には、運行前の車両点検が義務付けられている。このため、従来から、車両の運行前点検を支援するシステムが提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-201223号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、近年、商用車の事業においては、高齢化や働き手不足等からドライバが不足している。このような状況下、働き方改革関連法の改正等により時間外労働時間が減縮されるため、ドライバ業務には効率化が求められる。特に、日常的に行われる運行前点検においては、更なる効率化が求められる。
また、運行前点検において、特に目視による点検は、点検者(例えばドライバ)の経験に基づいて判断されることが多い。一方で、働き方改革関連法の改正等への対応策として新たなドライバを雇用した場合、運行前点検において経験の浅さから判断の誤りや点検項目のチェック漏れ等が起こるおそれがある。
このように、車両点検(運行前点検)においては、改善の余地がある。
【0005】
本発明は、上述した状況を鑑みてなされたものであり、その目的は、車両点検において、効率化を図れるとともに、点検者の経験値による判断のバラつきを抑制できる車両点検支援システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前述した目的を達成するために、本発明に係る車両点検支援システムは、下記を特徴としている。
車両に搭載された車載装置と、前記車両の点検者が携帯し、前記車両の点検用コンテンツを有する携帯端末と、を備えた車両点検支援システムであって、
前記車載装置は、
前記携帯端末からの制御信号に基づいて、車両機器を制御する車両制御部を有し、
前記携帯端末は、
前記点検用コンテンツを表示可能な表示部と、
前記車両機器の制御が必要な場合、前記車両機器を制御するための前記点検用コンテンツ上の入力を受け付ける入力部と、
前記入力に基づいて、前記制御信号を生成可能な端末制御部と、を有し、
前記点検用コンテンツには、前記車両に対応した、点検方法及び点検内容が紐づけられた複数の点検項目が含まれる、
車両点検支援システムであること。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、車両機器の制御が必要な場合、車両機器を制御するための点検用コンテンツ上の入力に基づいて、端末制御部が制御信号を生成し、この制御信号に基づいて、車両制御部が車両機器を制御する。これにより、本構成は、例えば、車両機器の制御及び点検のために、車内外を往復する必要がなくなり、効率化を図れる。
また、本発明によれば、点検用コンテンツには、点検方法及び点検内容が紐づけられた複数の点検項目が含まれる。これにより、本構成は、例えば、複数の点検項目に紐づけられる点検方法及び点検内容の記載等を充実させることで、点検者の経験値による判断のバラつきを抑制できる。
【0008】
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本発明の一実施形態に係る車両点検支援システムの構成の例を示すブロック図である。
図2は、図1に示す車両点検支援システムの処理手順の第1例を示すフローチャートである。
図3は、携帯端末における点検用コンテンツの表示例を示す図である。
図4は、点検表の一例を示す図である。
図5は、図1に示す車両点検支援システムの処理手順の第2例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、各図を参照しながら、本発明の一実施形態に係る車両点検支援システム1について説明する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
矢崎総業株式会社
組立体
23日前
矢崎総業株式会社
端子台
22日前
矢崎総業株式会社
端子台
22日前
矢崎総業株式会社
端子台
1か月前
矢崎総業株式会社
配索構造
14日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
14日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
14日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
14日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
端子金具
23日前
矢崎総業株式会社
配索構造
14日前
矢崎総業株式会社
配索構造
14日前
矢崎総業株式会社
配索構造
14日前
矢崎総業株式会社
配索構造
14日前
矢崎総業株式会社
配索構造
14日前
矢崎総業株式会社
給電装置
10日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
22日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
16日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
16日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
16日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
17日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
17日前
矢崎総業株式会社
表示装置
21日前
矢崎総業株式会社
配索構造
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
10日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
10日前
矢崎総業株式会社
雌型端子
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
10日前
矢崎総業株式会社
回路構造
10日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
プロテクタ
今日
矢崎総業株式会社
電気接続箱
1か月前
矢崎総業株式会社
車両用計器
1か月前
続きを見る
他の特許を見る