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公開番号2025090389
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-17
出願番号2023205588
出願日2023-12-05
発明の名称ワイヤハーネス用保護材、および保護材付きワイヤハーネスの製造方法
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類H02G 3/04 20060101AFI20250610BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】部材の種類の増加を抑制しつつ、要求される保護性能を実現できるワイヤハーネス用保護材を提供する。
【解決手段】ワイヤハーネス用保護材1は、複数のシート材10が重なって構成される保護体2と、保護体がワイヤハーネスWHに巻き付けられた状態で保護体の両端部2aを互いに固定する固定部3と、を有し、複数のシート材は、同一の材質および同一の形状を有し、複数のシート材は、第一のシート材と、第二のシート材と、を含み、第二のシート材は、ワイヤハーネスの軸方向Xにおいて第一のシート材に対してずれた位置に配置され、保護体は、保護体の両端部の内側面が互いに対向して軸方向Xに延在する合わせ面を形成するようにワイヤハーネスに巻き付けられ、固定部3は、保護体2の両端部2aの内側面が対向する対向方向に沿って保護体の両端部を互いに固定する。
【選択図】図2


特許請求の範囲【請求項1】
複数のシート材が重なって構成される保護体と、前記保護体がワイヤハーネスに巻き付けられた状態で前記保護体の両端部を互いに固定する固定部と、を有し、
複数の前記シート材は、同一の材質および同一の形状を有し、
複数の前記シート材は、第一のシート材と、第二のシート材と、を含み、
前記第二のシート材は、前記ワイヤハーネスの軸方向において前記第一のシート材に対してずれた位置に配置され、かつ前記第一のシート材に対して部分的に重なり、
前記保護体は、前記ワイヤハーネスに巻き付けられた状態で前記ワイヤハーネスと対向する内側面を有し、
前記保護体は、前記保護体の両端部の前記内側面が互いに対向して前記軸方向に延在する合わせ面を形成するように前記ワイヤハーネスに巻き付けられ、
前記固定部は、前記保護体の両端部の前記内側面が対向する対向方向に沿って前記保護体の両端部を互いに固定する
ことを特徴とするワイヤハーネス用保護材。
続きを表示(約 320 文字)【請求項2】
前記固定部は、前記保護体の両端部の前記シート材を溶着して形成される
請求項1に記載のワイヤハーネス用保護材。
【請求項3】
複数の前記固定部が前記ワイヤハーネスの軸方向に沿って間隔を置いて配置される
請求項1または2に記載のワイヤハーネス用保護材。
【請求項4】
複数のシート材が重なって構成される保護体を治具の溝部に載置する工程と、
前記溝部に載置された前記保護体にワイヤハーネスを収容する工程と、
前記保護体の両端部を固定部によって互いに固定して前記保護体を前記ワイヤハーネスに取り付ける工程と、
を含む保護材付きワイヤハーネスの製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ワイヤハーネス用保護材、および保護材付きワイヤハーネスの製造方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ワイヤハーネスを保護する構造がある。特許文献1には、所定箇所におけるワイヤハーネスの外周を覆う保護材と、始端部がワイヤハーネスに巻かれて固定され保護材の外周に巻かれて該保護材を固定した後の終端部が保護材を挟んで始端部と反対側のワイヤハーネスに巻かれて固定される固定用粘着テープと、を具備するワイヤハーネス保護構造が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2012/008364号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ワイヤハーネス用保護材において、要求される保護性能に応じて専用の保護材を製造すると、部材の種類の増加を招くこととなる。部材の種類の増加を抑制しつつ、要求される保護性能に応じた保護材を製造できることが望ましい。
【0005】
本発明の一つの目的は、部材の種類の増加を抑制しつつ、要求される保護性能を実現できるワイヤハーネス用保護材を提供することである。
【0006】
ワイヤハーネスに対して保護材を取り付ける工程を効率化できることが望ましい。本発明の他の目的は、ワイヤハーネスに対して保護材を取り付ける工程を効率化できる、保護材付きワイヤハーネスの製造方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明のワイヤハーネス用保護材は、複数のシート材が重なって構成される保護体と、前記保護体がワイヤハーネスに巻き付けられた状態で前記保護体の両端部を互いに固定する固定部と、を有し、複数の前記シート材は、同一の材質および同一の形状を有し、複数の前記シート材は、第一のシート材と、第二のシート材と、を含み、前記第二のシート材は、前記ワイヤハーネスの軸方向において前記第一のシート材に対してずれた位置に配置され、かつ前記第一のシート材に対して部分的に重なり、前記保護体は、前記ワイヤハーネスに巻き付けられた状態で前記ワイヤハーネスと対向する内側面を有し、前記保護体は、前記保護体の両端部の前記内側面が互いに対向して前記軸方向に延在する合わせ面を形成するように前記ワイヤハーネスに巻き付けられ、前記固定部は、前記保護体の両端部の前記内側面が対向する対向方向に沿って前記保護体の両端部を互いに固定することを特徴とする。
【0008】
本発明に係る保護材付きワイヤハーネスの製造方法は、複数のシート材が重なって構成される保護体を治具の溝部に載置する工程と、前記溝部に載置された前記保護体にワイヤハーネスを収容する工程と、前記保護体の両端部を固定部によって互いに固定して前記保護体を前記ワイヤハーネスに取り付ける工程と、を含むことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明に係るワイヤハーネス用保護材において、複数のシート材は、第一のシート材と、第二のシート材と、を含み、第二のシート材は、ワイヤハーネスの軸方向において第一のシート材に対してずれた位置に配置され、かつ第一のシート材に対して部分的に重なり、固定部は、保護体の両端部の内側面が対向する対向方向に沿って保護体の両端部を互いに固定する。本発明に係るワイヤハーネス用保護材によれば、部材の種類の増加を抑制しつつ、要求される保護性能を実現できるという効果を奏する。
【0010】
本発明に係るワイヤハーネスの製造方法によれば、ワイヤハーネスに対して保護材を取り付ける工程を効率化できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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