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公開番号
2025059893
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-10
出願番号
2023170276
出願日
2023-09-29
発明の名称
車両用表示装置
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
弁理士法人栄光事務所
主分類
B60K
35/23 20240101AFI20250403BHJP(車両一般)
要約
【課題】二重像が視認されても画像を視認しやすくした車両用表示装置を提供する。
【解決手段】画像表示部20は、同形状の矢印が水平方向に複数並べられた画像を表示する。制御部23は、画像の表示距離L1と、ドライバ200の注視点距離L2と、の距離差に起因してドライバ200に視認される画像の二重像において水平方向のずれ量である両眼視差(X)を求め、画像に表示された矢印の水平方向のピッチ(Lp)を、両眼視差(X)/整数(n)に調整する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
画像の表示光を出射する画像表示部と、
前記画像表示部から出射される表示光をドライバの前方の反射面に向けて投影する光学系と、
前記画像表示部を制御する制御部と、を備え、
前記画像表示部は、同形状の意匠が前記ドライバの水平方向に複数並べられた前記画像を表示し、
前記制御部は、前記画像の表示距離と、前記ドライバの注視点距離と、の距離差に起因して前記ドライバに視認される前記画像の二重像において前記水平方向のずれ量である両眼視差を求め、前記画像に表示された前記意匠の前記水平方向のピッチを、前記両眼視差を整数で除した値に調整する、
車両用表示装置。
続きを表示(約 420 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の車両用表示装置において、
前記ドライバから前記注視点距離を取得する取得部を備え、
前記制御部は、前記取得部により取得した前記注視点距離に基づいて前記両眼視差を求める、
車両用表示装置。
【請求項3】
請求項2に記載の車両用表示装置において、
前記制御部は、前記取得部により取得した前記注視点距離が所定距離以上の場合、予め定めた一定値を前記両眼視差として求める、
車両用表示装置。
【請求項4】
請求項2に記載の車両用表示装置において、
前記取得部は、先行車両との距離を前記注視点距離として取得する、
車両用表示装置。
【請求項5】
請求項2に記載の車両用表示装置において、
前記取得部は、ナビゲーション装置からの進路変更箇所までの残距離を前記注視点距離として取得する、
車両用表示装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用表示装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、ドライバの目の位置(アイポイント)から虚像として画像を視認させるヘッドアップディスプレイなどの車両用表示装置が知られている。このようなヘッドアップディスプレイにおいては、図2及び図7に示すように、画像(虚像)の表示距離L1と、ドライバが注視している注視点距離L2と、の距離差に起因してドライバに二重像が視認されることがある。このため、画像が視認にくい、という課題があった。
【0003】
また、二重像の見えを抑制する技術としては、特許文献1に記載された表示制御装置が提案されている。特許文献1の表示制御装置は、画像の表示時間を、利き目が画像を完全認知するまでに要する時間より長く、非利き目が画像を完全認知するまでに要する時間より短い時間に設定する。しかしながら上述した特許文献1の技術では、画像の表示時間が限られてしまう。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016-80984号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、二重像が視認されても画像を視認しやすくした車両用表示装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前述した目的を達成するために、本発明に係る車両表示装置は、下記を特徴としている。
画像の表示光を出射する画像表示部と、
前記画像表示部から出射される表示光をドライバの前方の反射面に向けて投影する光学系と、
前記画像表示部を制御する制御部と、を備え、
前記画像表示部は、同形状の意匠が前記ドライバの水平方向に複数並べられた前記画像を表示し、
前記制御部は、前記画像の表示距離と、前記ドライバの注視点距離と、の距離差に起因して前記ドライバに視認される前記画像の二重像において前記水平方向のずれ量である両眼視差を求め、前記画像に表示された前記意匠の前記水平方向のピッチを、前記両眼視差を整数で除した値に調整する、
車両用表示装置であること。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、二重像が視認されても画像を視認しやすくした車両用表示装置を提供することができる。
【0008】
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本実施形態に係る車両用表示装置の一実施形態を示す概略構成図である。
図2は、ドライバの目と、図2に示す画像表示部に表示された画像の表示距離と、ドライバの注視距離と、の関係を示す図である。
図3(A)は、図2に示す画像表示部に表示された画像を示し、図3(B)は、X=Lpの場合にドライバによって視認される画像を示す。
図4は、図1に示す制御部の処理手順を示すフローチャートである。
図5は、注視点距離と両眼視差(角度)との関係を示すグラフである。
図6は、X=2Lpの場合にドライバによって視認される画像を示す。
図7は、従来からドライバによって視認される画像を示す。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明に関する具体的な実施形態について、各図を参照しながら以下に説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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