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公開番号
2025046925
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-03
出願番号
2023155195
出願日
2023-09-21
発明の名称
電流センサ
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G01R
15/20 20060101AFI20250326BHJP(測定;試験)
要約
【課題】量産性の向上及びセンサの小型化を実現しつつ、外部磁界ノイズに対するバスバ電流による磁界の比を大きくすることが可能な電流センサを提供する。
【解決手段】電流センサは、第1方向の磁界強度を測定する第1磁気センサと、第1方向に直交する第2方向に電流を流す第1バスバと、第1方向に直交する第3方向に電流を流す第2バスバと、を備える。第1バスバと第2バスバは直列接続され、第1磁気センサは、第1バスバ及び第2バスバから所定距離以内の位置に配置され、第1バスバを流れる電流と第2バスバを流れる電流は、異なる向きである。第1磁気センサが測定した磁界強度に基づいて、第1バスバ及び第2バスバを流れる電流の値を測定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1方向の磁界強度を測定する第1磁気センサと、
前記第1方向に直交する第2方向に電流を流す第1バスバと、
前記第1方向に直交する第3方向に電流を流す第2バスバと、
を備える電流センサであって、
前記第1バスバと前記第2バスバは直列接続され、
前記第1磁気センサは、前記第1バスバ及び前記第2バスバから所定距離以内の位置に配置され、
前記第1バスバを流れる電流と前記第2バスバを流れる電流は、異なる向きであり、
前記第1磁気センサが測定した磁界強度に基づいて、前記第1バスバ及び前記第2バスバを流れる電流の値を測定する、
電流センサ。
続きを表示(約 600 文字)
【請求項2】
前記第1バスバと前記第2バスバは、前記第1方向に幅方向を有する、請求項1に記載の電流センサ。
【請求項3】
前記第1磁気センサは、前記第1バスバ及び前記第2バスバから等距離の位置に配置される、請求項1に記載の電流センサ。
【請求項4】
前記第2方向及び前記第3方向は反平行である、請求項1に記載の電流センサ。
【請求項5】
前記第2方向及び前記第3方向は直交する、請求項1に記載の電流センサ。
【請求項6】
前記第1方向の磁界強度を測定する、前記第1磁気センサとは異なる位置に配置される第2磁気センサを更に備え、
前記第1磁気センサが測定した磁界強度と前記第2磁気センサが測定した磁界強度の差に基づいて、前記第1バスバ及び前記第2バスバを流れる電流の値を測定する、
請求項1~5のいずれか一項に記載の電流センサ。
【請求項7】
前記第1バスバと前記第2バスバが接続する部位に対して、
前記第1磁気センサと前記部位の間の距離は、前記第2磁気センサと前記部位の間の距離と異なる、請求項6に記載の電流センサ。
【請求項8】
前記第1磁気センサと前記第1バスバの間の距離は、前記第2磁気センサと前記第1バスバの間の距離と同じである、請求項6に記載の電流センサ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電流センサに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、電流により生じる磁束を、磁気インピーダンス効果を有する磁気センサで検出する電流センサが開示されている。当該電流センサでは、電流により生じる磁束に対し、磁気センサ出力の絶対値が等しく、かつ、磁気センサ出力の極性が逆となるような位置に2つの磁気センサを配置し、この2つの磁気センサの出力の差を検出して外来ノイズをキャンセルする。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-243766号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示される電流センサによれば、外部磁界ノイズに対するバスバ電流による磁界の比を大きくするために、正確な位置に2つの磁気センサを配置する必要があるが、量産性を向上させにくいという課題がある。
【0005】
本発明は、このような従来技術が有する課題に鑑みてなされたものである。そして本発明の目的は、量産性の向上及びセンサの小型化を実現しつつ、外部磁界ノイズに対するバスバ電流による磁界の比を大きくすることが可能な、電流センサを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の態様に係る電流センサは、第1方向の磁界強度を測定する第1磁気センサと、第1方向に直交する第2方向に電流を流す第1バスバと、第1方向に直交する第3方向に電流を流す第2バスバと、を備える。第1バスバと第2バスバは直列接続され、第1磁気センサは、第1バスバ及び第2バスバから所定距離以内の位置に配置され、第1バスバを流れる電流と第2バスバを流れる電流は、異なる向きである。第1磁気センサが測定した磁界強度に基づいて、第1バスバ及び第2バスバを流れる電流の値を測定する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、量産性の向上及びセンサの小型化を実現しつつ、外部磁界ノイズに対するバスバ電流による磁界の比を大きくすることが可能な電流センサを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態に係る電流センサの形状を示す図である。
第1実施形態に係る電流センサにおける磁界強度分布(バスバ平行方向)を示す図である。
第1実施形態に係る電流センサにおける磁界強度分布(バスバ直交方向)を示す図である。
第2実施形態に係る電流センサの形状を示す図である。
第2実施形態に係る電流センサにおける磁界強度分布(バスバ平行方向)を示す図である。
比較例に係る電流センサの形状を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を用いて本実施形態に係る電流センサについて詳細に説明する。なお、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率と異なる場合がある。また、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。
【0010】
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態に係る電流センサの形状を示す図である。電流センサ1は、第1磁気センサSC1と、第1バスバ10と、第2バスバ20と、を備える。なお、図1では、第1バスバ10及び第2バスバ20は、第3バスバ30を介して電気的に直列接続されている。その他、電流センサ1は、第1磁気センサSC1とは異なる位置に、第2磁気センサSC2を更に備えるものであってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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