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公開番号2025058555
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-09
出願番号2023168554
出願日2023-09-28
発明の名称コネクタユニット
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人栄光事務所
主分類H01R 13/74 20060101AFI20250402BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】複数のコネクタ部を嵌合部に取り付けるためのボルトの数を低減しながら、複数のコネクタ部を嵌合部に適正に取り付けることができるコネクタユニットの提供。
【解決手段】コネクタユニット1は、複数のコネクタ部10と、嵌合部20と、カバー部30と、を備える。複数のコネクタ部10の各々は、端子付き電線12と、端子を内部に収容する開口部15を有するハウジング14と、ハウジング14から延出する保持プレート16と、を有する。嵌合部20は、複数の貫通孔22を有する。カバー部30は、複数のコネクタ保持部34を有する。コネクタユニット1は、複数のコネクタ部10の開口部15が貫通孔22に挿入されるとともに、複数のコネクタ部10の保持プレート16が複数の貫通孔22の周縁部26と複数のコネクタ保持部34との間に挟まれた状態にて、カバー部30が嵌合部20にボルト32で締結される。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
複数のコネクタ部と、前記複数の前記コネクタ部が取り付けられる嵌合部と、前記複数の前記コネクタ部を前記嵌合部に保持するカバー部と、を備えるコネクタユニットであって、
前記複数の前記コネクタ部の各々は、
端子付き電線と、前記端子付き電線の端子を内部に収容して相手側端子を受入可能な開口部を有するハウジングと、前記ハウジングから外部にフランジ状に延出する保持プレートと、を有し、
前記嵌合部は、
前記複数の前記コネクタ部に対応した複数の貫通孔を有し、
前記カバー部は、
前記複数の前記コネクタ部に対応した複数のコネクタ保持部を有し、
当該コネクタユニットは、
前記複数の前記コネクタ部の各々の前記開口部が前記複数の前記貫通孔の各々に挿入されるとともに、前記複数の前記コネクタ部の各々の前記保持プレートが前記複数の前記貫通孔の各々の周縁部と前記複数の前記コネクタ保持部の各々との間に挟まれた状態にて、前記カバー部が前記嵌合部にボルトを用いて締結されて組み付けられる、ように構成される、
コネクタユニット。
続きを表示(約 130 文字)【請求項2】
請求項1に記載のコネクタユニットにおいて、
前記複数の前記コネクタ部の少なくとも一つは、前記ハウジングの前記開口部が前記貫通孔に挿入された状態にて前記ハウジングを前記嵌合部に係止する仮係止部を、有する、
コネクタユニット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタユニットに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来のコネクタユニットの一つは、複数のコネクタ部を専用の嵌合部に取り付けてコネクタユニットを構成し、そのコネクタユニットを相手側のコネクタユニットに取り付けるようになっている(例えば、特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-028939号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述した従来のコネクタユニットでは、複数のコネクタ部のそれぞれが、ボルトによる締結によって嵌合部に固定されている。そのため、ボルトを締結する作業を複数回行うことに長時間を要するため、コネクタユニットの生産性を高めにくい。更に、多数のボルトを締結するためのスペースを要するため、コネクタユニットが大型化する傾向がある。
【0005】
本発明の目的の一つは、複数のコネクタ部を嵌合部に取り付けるためのボルトの数を低減しながら、複数のコネクタ部を嵌合部に適正に取り付けることができるコネクタユニットの提供である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前述した目的を達成するために、本発明に係るコネクタユニットは、以下を特徴としている。
【0007】
複数のコネクタ部と、前記複数の前記コネクタ部が取り付けられる嵌合部と、前記複数の前記コネクタ部を前記嵌合部に保持するカバー部と、を備えるコネクタユニットであって、
前記複数の前記コネクタ部の各々は、
端子付き電線と、前記端子付き電線の端子を内部に収容して相手側端子を受入可能な開口部を有するハウジングと、前記ハウジングから外部にフランジ状に延出する保持プレートと、を有し、
前記嵌合部は、
前記複数の前記コネクタ部に対応した複数の貫通孔を有し、
前記カバー部は、
前記複数の前記コネクタ部に対応した複数のコネクタ保持部を有し、
当該コネクタユニットは、
前記複数の前記コネクタ部の各々の前記開口部が前記複数の前記貫通孔の各々に挿入されるとともに、前記複数の前記コネクタ部の各々の前記保持プレートが前記複数の前記貫通孔の各々の周縁部と前記複数の前記コネクタ保持部の各々との間に挟まれた状態にて、前記カバー部が前記嵌合部にボルトを用いて締結されて組み付けられる、ように構成される、
コネクタユニットであること。
【発明の効果】
【0008】
本発明に係るコネクタユニットによれば、複数のコネクタ部の各々の開口部が、嵌合部の複数の貫通孔の各々に挿入されるとともに、複数のコネクタ部の各々の保持プレートが、複数の貫通孔の各々の周縁部と複数のコネクタ保持部の各々との間に挟まれた状態にて、カバー部が前記嵌合部に組み付けられる。これにより、カバー部と嵌合部が、複数のコネクタ部の各々の保持プレートをまとめて挟み込んだ状態で、複数のコネクタ部を嵌合部にボルトを用いて締結して取り付けることができる。よって、コネクタ部の数の大小によらず、カバー部を嵌合部に固定できる数のボルトを用いれば、複数のコネクタ部を嵌合部に取り付けることができる。したがって、本構成のコネクタユニットは、従来のコネクタユニットに比べ、複数のコネクタ部を嵌合部に取り付けるためのボルトの数を低減しながら、複数のコネクタ部を嵌合部に適正に取り付けることができる。
【0009】
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、実施形態に係るコネクタユニットの斜視図である。
図2は、図1に示すコネクタユニットの分解斜視図である。
図3は、コネクタ部の斜視図である。
図4は、カバー部の斜視図である。
図5は、コネクタ部が嵌合部に組付けられた組立体の上面図である。
図6は、図5の背面図である。
図7は、コネクタユニットの上面図である。
図8は、図7のA-A線に沿った断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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