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公開番号
2025065803
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-22
出願番号
2023175254
出願日
2023-10-10
発明の名称
ワイヤーハーネスプロテクタ
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
弁理士法人栄光事務所
主分類
H02G
3/04 20060101AFI20250415BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】必要に応じて長さを延長できるようにし、その場合のプロテクタ同士の繋ぎ部の強度を高く保てるようにする。
【解決手段】メインのプロテクタ10の一端に延長用のサブのプロテクタ20との連結部12が設けられ、連結部の内周に嵌め合い凹凸列14が設けられている。嵌め合い凹凸列14は、サブのプロテクタの端部外周の嵌め合い凹凸列24と嵌まり合うもので、連結部は半割構造とされている。一方の半割体12Aは固定的に設けられ、他方の半割体12Bはヒンジ17で開閉する蓋体とされている。両半割体を閉じて係合させると、嵌め合い凹凸列14、24同士の嵌まり合いが保持される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ワイヤーハーネスを保護するために、前記ワイヤーハーネスの外周を包囲するように配置されるワイヤーハーネスプロテクタであって、
前記ワイヤーハーネスが挿通される挿通孔を有する筒状本体を備え、
前記筒状本体の軸線方向の少なくとも一端に、延長用の別のワイヤーハーネスプロテクタを連結するための連結部が設けられ、
前記連結部の内周に、環状凸部と環状凹部が軸線方向に一定の規則で交互に並ぶ嵌め合い凹凸列が設けられ、
前記嵌め合い凹凸列は、前記延長用の別のワイヤーハーネスプロテクタの筒状本体の軸線方向の端部外周に形成された、環状凸部と環状凹部が軸線方向に一定の規則で交互に並ぶ嵌め合い凹凸列と嵌まり合うものとして構成され、
前記筒状本体の前記連結部が、前記軸線を含む切断面で半割りされた半割構造とされ、
この半割構造とされた前記連結部を構成する一方の半割体が、前記筒状本体に固定的に形成され、かつ、
他方の半割体が、前記筒状本体と別体に形成されて、前記一方の半割体に被せることで内部に前記挿通孔を確保する蓋体とされ、
前記蓋体とされた他方の半割体と前記一方の半割体とに、
前記蓋体とされた他方の半割体を、前記一方の半割体に被せて前記挿通孔を形成すべく閉じた際に、互いに係合することで、前記嵌め合い凹凸列同士の嵌まり合いを保持するロック部が設けられている、
ワイヤーハーネスプロテクタ。
続きを表示(約 440 文字)
【請求項2】
前記蓋体としての他方の半割体が、前記筒状本体または前記一方の半割体にヒンジを介して開閉自在に連結されている、
請求項1に記載のワイヤーハーネスプロテクタ。
【請求項3】
前記嵌め合い凹凸列を構成する環状凸部と環状凹部が断面矩形の凸条と凹条として形成されている、
請求項1に記載のワイヤーハーネスプロテクタ。
【請求項4】
前記筒状本体と、前記他方の半割体を前記一方の半割体に被せた状態の前記連結部とは、中空円筒体形状を有する、
請求項1に記載のワイヤーハーネスプロテクタ。
【請求項5】
請求項1から4のいずれか一項に記載のワイヤーハーネスプロテクタと、前記延長用の別のワイヤーハーネスプロテクタとが、前記両ワイヤーハーネスプロテクタの軸線方向の端部の内周と外周とにそれぞれ設けられた前記嵌め合い凹凸列同士の嵌まり合いにより一体に連結されている、
ワイヤーハーネスプロテクタ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ワイヤーハーネスプロテクタに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
一般的なワイヤーハーネスプロテクタは、ワイヤーハーネスを収容する凹所を有する半筒状のプロテクタ本体と、プロテクタ本体にワイヤーハーネスを収容した状態で、プロテクタ本体の開放面を覆うように被せられる蓋体と、を有する(例えば、特許文献1参照)。また、電圧種別ごとに仕切られた高圧用第一収容部、高圧用第二収容部、及び低圧用収容部を有するように形成された、一体型シールドプロテクタも提案されている(例えば、特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-106478号公報
特開2012-005272号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来のワイヤーハーネスプロテクタは、長さが固定されたものであったため、ワイヤーハーネスの長い範囲を保護するような場合、複数のワイヤーハーネスプロテクタを長手方向に並べて配置することがあった。しかし、複数のプロテクタを並べて配置した場合でも、複数のプロテクタが互いに分離していると、安定した保護機能を発揮できない。そこで、テープ巻きをするなどしてプロテクタ同士を繋ぐ必要があった。
【0005】
また、長さを伸ばせるようにスライド式に複数のプロテクタを組み合わせることや、複数のプロテクタを蛇腹状の伸縮部を介して繋ぐ案も考えられるが、そうした場合、繋ぎ部の構造が不安定となり、信頼性の高い保護機能を発揮できない可能性があった。
【0006】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、必要に応じて長さを延長することができ、かつ、延長した場合の繋ぎ部の強度を維持可能なワイヤーハーネスプロテクタを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前述した目的を達成するために、本発明に係るワイヤーハーネスプロテクタは、下記を特徴としている。
ワイヤーハーネスを保護するために、前記ワイヤーハーネスの外周を包囲するように配置されるワイヤーハーネスプロテクタであって、
前記ワイヤーハーネスが挿通される挿通孔を有する筒状本体を備え、
前記筒状本体の軸線方向の少なくとも一端に、延長用の別のワイヤーハーネスプロテクタを連結するための連結部が設けられ、
前記連結部の内周に、環状凸部と環状凹部が軸線方向に一定の規則で交互に並ぶ嵌め合い凹凸列が設けられ、
前記嵌め合い凹凸列は、前記延長用の別のワイヤーハーネスプロテクタの筒状本体の軸線方向の端部外周に形成された、環状凸部と環状凹部が軸線方向に一定の規則で交互に並ぶ嵌め合い凹凸列と嵌まり合うものとして構成され、
前記筒状本体の前記連結部が、前記軸線を含む切断面で半割りされた半割構造とされ、
この半割構造とされた前記連結部を構成する一方の半割体が、前記筒状本体に固定的に形成され、かつ、
他方の半割体が、前記筒状本体と別体に形成されて、前記一方の半割体に被せることで内部に前記挿通孔を確保する蓋体とされ、
前記蓋体とされた他方の半割体と前記一方の半割体とに、
前記蓋体とされた他方の半割体を、前記一方の半割体に被せて前記挿通孔を形成すべく閉じた際に、互いに係合することで、前記嵌め合い凹凸列同士の嵌まり合いを保持するロック部が設けられている、
ワイヤーハーネスプロテクタ。
【発明の効果】
【0008】
本発明のワイヤーハーネスプロテクタによれば、必要に応じて長さを延長することができ、かつ、延長した場合の繋ぎ部の強度を維持できる。
【0009】
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本発明の実施形態のワイヤーハーネスプロテクタの構成を示す斜視図である。
図2は、同実施形態のワイヤーハーネスプロテクタを、長さを延長して使う場合の最初の作業工程を説明するための側面図である。
図3は、図2の次の作業工程を説明するための側面図である。
図4は、図3の次の作業工程を説明するための側面図である。
図5は、2つのプロテクタの連結完了状態を示す外観斜視図である。
図6は、2つのプロテクタの連結完了状態を示す正面図である。
図7は、2つのプロテクタの連結完了状態を示す上面面図である。
図8は、3つのプロテクタを連結する場合の説明図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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