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公開番号2025062831
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-15
出願番号2023172126
出願日2023-10-03
発明の名称ワイヤハーネスの配索構造
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類B60R 16/02 20060101AFI20250408BHJP(車両一般)
要約【課題】車両への組付性を向上することができるワイヤハーネスの配索構造を提供することを目的とする。
【解決手段】ワイヤハーネスの配索構造1は、車両100のボデー部材の一例であるダッシュパネル110に形成された溝部111と、ダッシュパネル110の溝部111に収容され、可撓性を有し車両幅方向Yに沿って延在する平型配索材10と、ダッシュパネル110の溝部111に平型配索材10が収容された状態で、当該溝部111を塞ぐ蓋部材20と、を備える。
【選択図】図4


特許請求の範囲【請求項1】
車両のボデー部材に形成された溝部と、
前記ボデー部材の前記溝部に収容され、可撓性を有する平型配索材と、
前記ボデー部材の前記溝部に前記平型配索材が収容された状態で、当該溝部を塞ぐ蓋部材と、
を備えた、ワイヤハーネスの配索構造。
続きを表示(約 310 文字)【請求項2】
前記平型配索材と前記蓋部材との間に弾性的に圧縮された状態で介在される弾性部材を備える、
請求項1に記載のワイヤハーネスの配索構造。
【請求項3】
前記弾性部材は、吸音材によって構成される、
請求項2に記載のワイヤハーネスの配索構造。
【請求項4】
前記溝部の底面には、前記平型配索材を接着する接着部が設けられる、
請求項1または2に記載のワイヤハーネスの配索構造。
【請求項5】
前記平型配索材は、前記溝部から立ち上がるように引き出され、制御装置に接続される端部を有する、
請求項1または2に記載のワイヤハーネスの配索構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ワイヤハーネスの配索構造に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来のワイヤハーネスの配索構造に関する技術として、例えば、特許文献1には、可撓性を有する平型配索材と、平型配索材を保護するプロテクタと、プロテクタを車両の取付部に固定する固定部材と、を備えたワイヤハーネスの配索構造が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-055105号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上述した特許文献1に記載のワイヤハーネスの配索構造では、例えば、車両への組付性向上の点で更なる改善の余地がある。
【0005】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、車両への組付性を向上することができるワイヤハーネスの配索構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明に係るワイヤハーネスの配索構造は、車両のボデー部材に形成された溝部と、前記ボデー部材の前記溝部に収容され、可撓性を有する平型配索材と、前記ボデー部材の前記溝部に前記平型配索材が収容された状態で、当該溝部を塞ぐ蓋部材と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係るワイヤハーネスの配索構造では、ボデー部材に形成された溝部に平型配索材が収容された状態で、当該溝部を蓋部材によって塞ぐことにより、ワイヤハーネスを構成する平型配索材を車両に組み付けることができる。この結果、ワイヤハーネスの配索構造は、車両への組付性を向上することができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係るワイヤハーネスの配索構造が適用される車両の例示的な斜視図である。
図2は、実施形態に係るワイヤハーネスの配索構造の例示的な斜視図である。
図3は、実施形態に係るワイヤハーネスの配索構造の例示的な分解斜視図である。
図4は、実施形態に係るワイヤハーネスの配索構造の例示的な断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、下記実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。なお、本明細書では、序数は、部品や、部材、部位、位置、方向等を区別するためだけに用いられており、順番や優先度を示すものではない。
【0010】
[実施形態]
図1は、実施形態に係るワイヤハーネスの配索構造1が適用される車両100の斜視図である。図1に示される本実施形態のワイヤハーネスの配索構造1は、車両100に適用され、当該車両100に搭載される各装置間を接続し電源供給や信号通信に用いられるものである。本実施形態のワイヤハーネスの配索構造1は、例えば、車両100のボデー部材の一例であるダッシュパネル110に設けられる。ダッシュパネル110は、車両100のエンジンルームと車室内(キャビン)とを仕切る隔壁であり、車両100の構造部材(骨格部材)を構成している。
(【0011】以降は省略されています)

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