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公開番号
2025062264
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-14
出願番号
2023171208
出願日
2023-10-02
発明の名称
列車の車上装置
出願人
日本信号株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B60L
15/40 20060101AFI20250407BHJP(車両一般)
要約
【課題】列車の停止や特別な操作を必要とすることなく、手動運転モードから自動運転モードに遷移することが可能な列車の車上装置を提供する。
【解決手段】列車Tの車上装置1は、運転操作に基づき列車を走行させる手動運転モードで起動し、前記運転操作に基づく走行によって列車Tが第1モード切替区間に進入し且つその後に前記運転操作がなくなると前記手動運転モードから自動運転パターンに従って列車Tを走行させる自動運転モードに遷移するように構成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
運転操作に基づき列車を走行させる手動運転モードで起動し、前記運転操作に基づく走行によって前記列車が第1モード切替区間に進入し且つその後に前記運転操作がなくなると前記手動運転モードから自動運転パターンに従って前記列車を走行させる自動運転モードに遷移する、列車の車上装置。
続きを表示(約 610 文字)
【請求項2】
前記列車の走行方向における前記第1モード切替区間の手前に設置された地上子からの地上子情報の取得に基づき前記自動運転パターンを生成する、請求項1に記載の列車の車上装置。
【請求項3】
前記地上子情報を取得すると前記列車の位置情報を地上装置に送信し、その後、前記地上装置から前記列車の走行路に関する情報を受信することにより前記自動運転パターンを生成する、請求項2に記載の列車の車上装置。
【請求項4】
前記自動運転パターンを生成すると、前記自動運転パターンと前記列車の速度とに基づく前記列車の駆動装置用の駆動力指令値の演算処理を開始する一方、前記自動運転モードに遷移するまでは演算された駆動力指令値の前記駆動装置に対する出力を待機する、請求項2又は3に記載の列車の車上装置。
【請求項5】
前記列車が前記第1モード切替区間に進入したことを報知する報知部を有する、請求項1に記載の列車の車上装置。
【請求項6】
前記自動運転モードで動作中に前記列車が第2モード切替区間に進入し且つその後に所定の操作がなされると前記自動運転モードから前記手動運転モードに遷移する、請求項1に記載の列車の車上装置。
【請求項7】
前記列車が前記第2モード切替区間に進入したことを報知する報知部を有する、請求項6に記載の列車の車上装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、列車の車上装置に関し、特に、手動運転モードと自動運転モードのそれぞれで動作可能な列車の車上装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
この種の従来技術の一例として、特許文献1には、マスターコントローラのノッチが自動ポジションにあるときには自動運転状態(自動運転モード)に設定され、別異のポジションにあるときには手動運転状態(手動運転モード)に設定される定速運転システムが記載されている。特許文献1に記載された定速運転システムは、列車の駅間走行が自動運転で行われること及び駅のホームにおける列車の停止が運転士による手動操作によって行われることを可能としている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開昭62-44002号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
手動運転モードと自動運転モードのそれぞれで動作可能な列車の車上装置は、列車が停止しているときに運転士が所定の操作を行うことで前記手動運転モードから前記自動運転モードに遷移することが多い。そのため、走行路の途中で前記車上装置を前記手動運転モードから前記自動運転モードに遷移させる場合、運転士は列車を停止させた上で前記所定の操作を行う必要があり、手間がかかるという課題がある。
【0005】
そこで、本発明は、列車の停止や特別な操作を必要とすることなく、手動運転モードから自動運転モードに遷移することが可能な列車の車上装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一側面によると、列車の車上装置が提供される。提供される列車の車上装置は、運転操作に基づき列車を走行させる手動運転モードで起動し、前記運転操作に基づく走行によって前記列車が第1モード切替区間に進入し且つその後に前記運転操作がなくなると前記手動運転モードから自動運転パターンに従って前記列車を走行させる自動運転モードに遷移するように構成されている。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、列車の停止や特別な操作を必要とすることなく、手動運転モードから自動運転モードに遷移することが可能な列車の車上装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係る車上装置が搭載された列車の概略構成を示す図である。
実施形態に係る車上装置の機能構成例を示すブロック図である。
実施形態に係る車上装置の手動運転モードから自動運転モードへの遷移手順例を説明するための図である。
実施形態に係る車上装置の手動運転モードから自動運転モードへの遷移手順例を説明するための図である。
実施形態に係る車上装置の手動運転モードから自動運転モードへの遷移手順例を説明するための図である。
実施形態に係る車上装置の自動運転モードから手動運転モードへの遷移手順例を説明するための図である。
実施形態に係る車上装置の自動運転モードから手動運転モードへの遷移手順例を説明するための図である。
変形例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
【0010】
図1は、本発明の一実施形態に係る車上装置1が搭載された列車Tの概略構成を示す図である。列車Tは、走行路Rを走行する各種の車両であり、列車Tの走行状態は、車上装置1によって制御される。また、本実施形態において、車上装置1は、運転操作に基づいて列車Tを走行させる「手動運転モード」と自動運転パターンに従って列車Tを走行させる「自動運転モード」のそれぞれで動作可能に構成されている。
(【0011】以降は省略されています)
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