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公開番号2025068342
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-28
出願番号2023178172
出願日2023-10-16
発明の名称ホーム検知装置及びホーム検知システム
出願人日本信号株式会社
代理人個人
主分類B61L 23/00 20060101AFI20250421BHJP(鉄道)
要約【課題】複数の検出目的に対応し、設置スペースやコストを抑えたホーム検知装置及びホーム検知システムを提供すること。
【解決手段】ホーム検知装置20は、監視範囲AR内の個別検出領域IAにおいて検出目的が異なる検出対象を検出する検出部22と、検出目的に対応する複数の処理手順を集約し、複数の処理手順のうち検出対象に応じた処理手順を用いて個別検出領域IA内の状態を判定する判定部21bと、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
監視範囲内の個別検出領域において検出目的が異なる検出対象を検出する検出部と、
前記検出目的に対応する複数の処理手順を集約し、前記複数の処理手順のうち前記検出対象に応じた前記処理手順を用いて前記個別検出領域内の状態を判定する判定部と、
を備える、
ホーム検知装置。
続きを表示(約 530 文字)【請求項2】
前記検出対象は、ホーム上の人及び物体、並びに列車であり、
前記個別検出領域は、前記ホームと前記列車とを同時に検出可能な範囲を含む、
請求項1に記載のホーム検知装置。
【請求項3】
前記判定部は、前記処理手順によって前記検出部の検出結果について所定の基準に基づく差分を求め、前記差分から前記検出対象の状態を判定する、
請求項1に記載のホーム検知装置。
【請求項4】
前記検出対象は、ホーム上の人及び物体、並びに列車であり、
前記判定部は、前記ホーム上の前記人及び前記物体の有無、前記列車の定位置停止の検知、及び前記列車のドアの開閉状態を判定する、
請求項1に記載のホーム検知装置。
【請求項5】
複数の請求項1に記載のホーム検知装置と、
前記複数のホーム検知装置の判定結果を統合して管理する管理装置と、
を備え、
個々の前記ホーム検知装置の仕様は統一されている、
ホーム検知システム。
【請求項6】
前記複数のホーム検知装置を用いて監視範囲全体を監視する、
請求項5に記載のホーム検知システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ホーム検知装置及びホーム検知システムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
プラットホームの屋根に設置された複数の特徴点センサで検出した列車の車両屋根の特徴点等によって車種を判別する車種判別装置が開示されている(特許文献1)。また、停止位置検出部で検出した列車の停止位置に応じて、複数の光学センサのうち乗務員に最も近い位置にあると推定される光学センサのみをオンにし、光学センサの検出結果に基づいてホームドア装置の開閉を制御するホームドア装置の開閉制御装置が開示されている(特許文献2)。
【0003】
特許文献1及び2の装置では、複数のセンサを設置している。特許文献1及び2の装置の各センサは1つの検出対象を検出することを目的とする専用センサであるため、センサ毎の処理装置、設置位置等が必要となり、コストの増大や設置スペースの確保等が問題となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-26191号公報
特開2021-66410号公報
【発明の概要】
【0005】
本発明は上記した点に鑑みてなされたものであり、複数の検出目的に対応し、設置スペースやコストを抑えたホーム検知装置及びホーム検知システムを提供することを目的とする。
【0006】
上記目的を達成するため、本発明に係るホーム検知装置は、監視範囲内の個別検出領域において検出目的が異なる検出対象を検出する検出部と、検出目的に対応する複数の処理手順を集約し、複数の処理手順のうち検出対象に応じた処理手順を用いて個別検出領域内の状態を判定する判定部と、を備える。
【0007】
上記ホーム検知装置によれば、判定部が検出目的に対応する複数の処理手順を集約することにより、1つのホーム検知装置で複数の検出目的に対応することができる。これにより、異なる検出目的についての検出を1つのホーム検知装置で兼用することができる。そのため、検出目的に応じて個別に専用の検知装置を設ける必要がなくなり、コストの低減や設置スペースの省略を図ることができる。
【0008】
上記目的を達成するため、本発明に係るホーム検知システムは、複数の上述のホーム検知装置と、複数のホーム検知装置の判定結果を統合して管理する管理装置と、を備え、個々のホーム検知装置の仕様は統一されている。
【0009】
上記ホーム検知システムによれば、ホーム検知装置を統一化することができるため、保守を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態のホーム検知システムを説明する概念的な平面図である。
ホーム検知システムの構成を説明するブロック図である。
ホームに設置されたホーム検知装置を説明する概念図である。
ホームに設置されたホーム検知装置を説明する別の概念図である。
ホーム検知装置のうち主に判定部の処理動作例を説明するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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