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公開番号
2025062740
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-15
出願番号
2023171959
出願日
2023-10-03
発明の名称
ビード分離装置
出願人
小野谷機工株式会社
代理人
個人
主分類
B60C
25/13 20060101AFI20250408BHJP(車両一般)
要約
【課題】 ビード分離装置を提供する。
【解決手段】 ビード分離装置1は、本体部2と、アーム5と、アーム5の遊端部に設けられるブレード3と、圧縮空気圧源6と、第1ポート8aと第2ポート8bとを有する複動空気圧シリンダCY1と、圧縮空気を第1ポート8aに導き、第2ポート8bから大気開放する第1流路、圧縮空気を第2ポート8bに導き、第1ポート8aから大気開放する第2流路、圧縮空気を第2ポート8bに導き、第1ポート8aに圧縮空気を減圧して導く第3流路のいずれかに切換可能に構成された流路構成部10と、圧縮空気圧源6と第1ポート8aとを接続する流路に介在され、該流路に導かれた圧縮空気の圧力を減圧する減圧弁V5と、第1流路、第2流路、および第3流路のいずれかを選択可能な操作部9と、を含む。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
タイヤ付きホイールを保持して回転軸線まわりに回転可能な回転テーブルを備える本体部と、
遊端部および前記回転軸線に平行な軸線まわりに回動自在に前記本体部に連結される基端部を有するアームと、
前記アームの前記遊端部に設けられ、前記本体部の側方に起立させた状態で配置されたタイヤ付きホイールのタイヤのビード部を押圧するためのブレードと、
圧縮空気を発生する圧縮空気圧源と、
第1方向または前記第1方向とは逆方向の第2方向に移動し、前記アームに連結されるピストン棒と、前記ピストン棒を前記第1方向に移動させるとき、前記圧縮空気が供給される第1ポートと、前記ピストン棒を前記第2方向に移動させるとき、前記圧縮空気が供給される第2ポートと、を有する複動空気圧シリンダと、
前記圧縮空気を前記第1ポートに導き、前記第2ポートから大気開放する第1流路、前記圧縮空気を前記第2ポートに導き、前記第1ポートから大気開放する第2流路、前記圧縮空気を前記第2ポートに導き、前記第1ポートに前記圧縮空気を減圧して導く第3流路のいずれかに切換可能に構成された流路構成部と、
前記圧縮空気圧源と前記第1ポートとを接続する流路に介在され、前記流路に導かれた前記圧縮空気の圧力を減圧する減圧弁と、
前記第1流路、前記第2流路、および前記第3流路のいずれかを選択可能な操作部と、を含むことを特徴とするビード分離装置。
続きを表示(約 170 文字)
【請求項2】
前記ブレードを、前記回転軸線に平行な軸線まわりに角変位可能に前記アームの遊端部に連結する第1連結部を含むことを特徴とする請求項1に記載のビード分離装置。
【請求項3】
前記ブレードを、水平な軸線まわりに角変位可能に前記第1連結部に連結する第2連結部を含むことを特徴とする請求項2に記載のビード分離装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、タイヤ交換機などに備えられるビード分離装置に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、ワイヤまたはカーボン繊維によって補強された偏平タイヤとも呼ばれる剛性の高いタイヤは、ホイールからの取外し、またはホイールへの装着を人力によって行うことが困難であるため、タイヤチェンジャまたはタイヤ交換機とも呼ばれるタイヤ交換装置が用いられている。このタイヤ交換装置には、剛性の高いタイヤのビード部をホイールのリブ部から分離するためのビード分離装置が備えられている。このようなビード分離装置は、たとえば特許文献1に開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011- 31645号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1のビード分離装置では、タイヤのビード部をホイールのリム部から分離するとき、ビード部は、複動空気圧シリンダによって駆動されるブレードによって高い押圧力で押圧された状態で分離されるので、ビード部がリム部から外れたとき、ブレードが受けるビード部からの反力が急激に低下し、ブレードが複動空気圧シリンダの圧力の作用によってリム部に接触し、リム部を損傷してしまうおそれがある。
【0005】
本発明の目的は、ビード部がリム部から分離されたとき、ブレードの急激な反力の低下によって、ブレードがリム部に接触して損傷することが抑制されたビード分離装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、タイヤ付きホイールを保持して回転軸線まわりに回転可能な回転テーブルを備える本体部と、
遊端部および前記回転軸線に平行な軸線まわりに回動自在に前記本体部に連結される基端部を有するアームと、
前記アームの前記遊端部に設けられ、前記本体部の側方に起立させた状態で配置されたタイヤ付きホイールのタイヤのビード部を押圧するためのブレードと、
圧縮空気を発生する圧縮空気圧源と、
第1方向または前記第1方向とは逆方向の第2方向に移動し、前記アームに連結されるピストン棒と、前記ピストン棒を前記第1方向に移動させるとき、前記圧縮空気が供給される第1ポートと、前記ピストン棒を前記第2方向に移動させるとき、前記圧縮空気が供給される第2ポートと、を有する複動空気圧シリンダと、
前記圧縮空気を前記第1ポートに導き、前記第2ポートから大気開放する第1流路、前記圧縮空気を前記第2ポートに導き、前記第1ポートから大気開放する第2流路、前記圧縮空気を前記第2ポートに導き、前記第1ポートに前記圧縮空気を減圧して導く第3流路のいずれかに切換可能に構成された流路構成部と、
前記圧縮空気圧源と前記第1ポートとを接続する流路に介在され、前記流路に導かれた前記圧縮空気の圧力を減圧する減圧弁と、
前記第1流路、前記第2流路、および前記第3流路のいずれかを選択可能な操作部と、を含むことを特徴とするビード分離装置である。
【0007】
また本発明は、前記ブレードを、前記回転軸線に平行な軸線まわりに角変位可能に前記アームの遊端部に連結する第1連結部を含むことを特徴とする。
【0008】
また本発明は、前記ブレードを、水平な軸線まわりに角変位可能に前記第1連結部に連結する第2連結部を含むことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、流路選択部は、第1流路、第2流路、および第3流路のいずれかが操作部によって選択される。第1流路が選択された場合には、第1ポートに圧縮空気が供給され、第2ポートから圧縮空気が大気開放されるので、複動空気圧シリンダのピストン棒を第1方向に移動させて、ブレードを本体部から離反させ、本体部とブレードとの間にタイヤの搬入空間を形成することができる。また操作部によって第2流路が選択された場合には、第2ポートに圧縮空気が供給され、第1ポートから圧縮空気が大気開放されるので、ピストン棒を第2方向に移動させて、ブレードによってビード部を押圧し、ビード部リム部から分離することができる。ビード部がリム部から分離される直前のタイミングで、作業者によって操作部が操作されて第3流路が選択されると、第2ポートに圧縮空気が供給され、第1ポートに減圧弁によって減圧された圧縮空気が供給される。これによってビード部がリム部から分離してブレードへのビード部からの反力が急激に低下しても、ピストン棒の第2方向への移動は、減圧弁によって減圧された圧縮空気の圧力によって制動され、ブレードの第2方向への急激な変位が抑制される。これによってブレードの第2方向への衝撃が緩和され、ホイールのブレードの接触による損傷が抑制される。
【0010】
また本発明によれば、ブレードが第1連結部によってアームの遊端部に連結されるので、ホイールに装着されるタイヤのサイズに応じてブレードの位置を、回転軸線に平行な軸線まわりに調整して、タイヤのビード部のホイールのリム部近傍に位置決めすることができる。これによって、ブレードの押圧位置をビード部に対向する位置に配置して、ビード分離作業を行うことができ、タイヤのサイズが異なる場合であっても、ビード分離作業を円滑に行うことができ、作業性を向上することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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