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公開番号
2025062760
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-15
出願番号
2023171988
出願日
2023-10-03
発明の名称
サンルーフ装置
出願人
株式会社アイシン
代理人
個人
,
個人
主分類
B60J
7/043 20060101AFI20250408BHJP(車両一般)
要約
【課題】装置の上下方向における厚みを低減できるサンルーフ装置を提供する。
【解決手段】サンルーフ装置30において、可動パネル40が全閉位置に配置される状況下において、可動パネル40とメカブラケット190との最後方の締結部位Fxは、ガイドレール70の内壁72の後端よりも後方かつガイドレール70の外壁73の後端よりも前方に位置している。
【選択図】図15
特許請求の範囲
【請求項1】
車両のルーフ開口部を全閉する全閉位置、前記全閉位置よりも後端部が上昇する位置であるチルトアップ位置及び前記チルトアップ位置よりも後方の位置であって前記ルーフ開口部を全開する全開位置の間を移動する可動パネルと、
前後方向に延び、前後方向にずれた複数の位置で前記可動パネルに締結されるメカブラケットと、
前記メカブラケットを支持するフロントリンクと、
前記フロントリンクよりも後方で前記メカブラケットを支持するリアリンクと、
前後方向に延びるガイドレールであって、底壁、前記底壁から上方に延びる内壁及び前記内壁よりも幅方向における外方で前記底壁から上方に延びる外壁を有するガイドレールと、
前記底壁、前記内壁及び前記外壁のうち、少なくとも前記内壁及び前記外壁と摺動することにより、前記ガイドレールに沿って移動し、前記フロントリンク及び前記リアリンクと前記メカブラケットとを介して前記可動パネルを駆動する駆動シューと、を備え、
前記ガイドレールにおいて、前記内壁の後端は前記外壁の後端よりも前方に位置し、
前記可動パネルが前記全閉位置に配置される状況下において、前記可動パネルと前記メカブラケットとの複数の締結部位のうち最も後方に位置する締結部位は、前記内壁の後端よりも後方かつ前記外壁の後端よりも前方に位置している
サンルーフ装置。
続きを表示(約 680 文字)
【請求項2】
前記駆動シューは、前記可動パネルを前記全閉位置に配置する全閉対応位置及び前記可動パネルを前記チルトアップ位置に配置するチルトアップ対応位置の間を移動するときに、前記リアリンクに前記メカブラケットの後端部を昇降させ、前記チルトアップ対応位置及び前記可動パネルを前記全開位置に配置する全開対応位置の間を移動するときに、前記フロントリンクに前記メカブラケットを前後方向に移動させ、
前記駆動シューが前記全閉対応位置及び前記チルトアップ対応位置の間を移動するときに、前記駆動シューとともに移動することで前記駆動シューの動力を前記リアリンクに伝達し、前記駆動シューが前記チルトアップ対応位置及び前記全開対応位置の間を移動するときに、前記駆動シューとともに移動しないことで前記駆動シューの動力を前記リアリンクに伝達しない動力伝達部材を備え、
前記リアリンクは、前記動力伝達部材から伝達される前記駆動シューの動力に基づいて、前記メカブラケットの後端部を昇降させ、
前記動力伝達部材は、前記駆動シューとともに移動するときに、前記ガイドレールの前記底壁及び前記外壁と摺動する一方で前記内壁と摺動しない
請求項1に記載のサンルーフ装置。
【請求項3】
前記可動パネルが前記全閉位置に配置される状況下において、前記可動パネルと前記メカブラケットとの複数の締結部位のうち最も後方に位置する締結部位は、前記リアリンクよりも幅方向における内方に位置している
請求項1又は請求項2に記載のサンルーフ装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、サンルーフ装置に関する。
続きを表示(約 2,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ルーフ開口部を有する車体と、ルーフ開口部に設置されるサンルーフ装置と、を備える車両が記載されている。サンルーフ装置は、ルーフ開口部を開閉する可動パネルと、可動パネルを駆動する駆動装置と、を備える。
【0003】
駆動装置は、可動パネルに締結されるメカブラケットと、メカブラケットの前端部を支持するフロントリンクと、フロントリンクよりも後方でメカブラケットを支持するリアリンクと、フロントリンク及びリアリンクを駆動する駆動シューと、を備える。駆動装置において、メカブラケットとフロントリンクとリアリンクと駆動シューとは、幅方向における両側にそれぞれ設けられている。
【0004】
駆動装置は、駆動シューを後方に移動させることで、ルーフ開口部を全閉する全閉位置からルーフ開口部を全開する全開位置に向けて可動パネルを開作動させる。詳しくは、駆動装置は、可動パネルが全閉位置に配置される状況下において、駆動シューを後方に移動させることにより、リアリンクにメカブラケットの後端部を上昇させる。こうして、駆動装置は、可動パネルの後端部を上昇させることにより、可動パネルをチルトアップ位置に配置する。続いて、駆動装置は、可動パネルがチルトアップ位置に配置される状況下において、駆動シューを後方に移動させることにより、フロントリンクにメカブラケットを後方に移動させる。こうして、駆動装置は、可動パネルを後方に移動させることにより、可動パネルを全開位置に配置する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021-28219号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
サンルーフ装置を備える車両は、サンルーフ装置を備えない車両と比較したとき、車室の天井が低くなりやすい。この点で、上記のようなサンルーフ装置は、車室の空間を広くするために、上下方向における薄型化が望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するサンルーフ装置は、車両のルーフ開口部を全閉する全閉位置、前記全閉位置よりも後端部が上昇する位置であるチルトアップ位置及び前記チルトアップ位置よりも後方の位置であって前記ルーフ開口部を全開する全開位置の間を移動する可動パネルと、前後方向に延び、前後方向にずれた複数の位置で前記可動パネルに締結されるメカブラケットと、前記メカブラケットを支持するフロントリンクと、前記フロントリンクよりも後方で前記メカブラケットを支持するリアリンクと、前後方向に延びるガイドレールであって、底壁、前記底壁から上方に延びる内壁及び前記内壁よりも幅方向における外方で前記底壁から上方に延びる外壁を有するガイドレールと、前記底壁、前記内壁及び前記外壁のうち、少なくとも前記内壁及び前記外壁と摺動することにより、前記ガイドレールに沿って移動し、前記フロントリンク及び前記リアリンクと前記メカブラケットとを介して前記可動パネルを駆動する駆動シューと、を備え、前記ガイドレールにおいて、前記内壁の後端は前記外壁の後端よりも前方に位置し、前記可動パネルが前記全閉位置に配置される状況下において、前記可動パネルと前記メカブラケットとの複数の締結部位のうち最も後方に位置する締結部位は、前記内壁の後端よりも後方かつ前記外壁の後端よりも前方に位置している。
【発明の効果】
【0008】
サンルーフ装置は、装置の上下方向における厚みを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、サンルーフ装置を備える車両の斜視図である。
図2は、上記車両の平面図である。
図3は、上記サンルーフ装置の斜視図である。
図4は、上記サンルーフ装置の斜視図である。
図5は、上記サンルーフ装置のガイドユニットの分解斜視図である。
図6は、上記サンルーフ装置のガイドユニットの分解斜視図である。
図7は、上記ガイドユニットのガイドレールの断面図である。
図8は、上記サンルーフ装置の前側部分の分解斜視図である。
図9は、上記サンルーフ装置の前側部分の分解斜視図である。
図10は、上記サンルーフ装置の前側部分の分解斜視図である。
図11は、上記サンルーフ装置の後側部分の分解斜視図である。
図12は、上記サンルーフ装置の後側部分の分解斜視図である。
図13は、上記サンルーフ装置の後側部分の側面図である。
図14は、上記サンルーフ装置のメカブラケットの分解斜視図である。
図15は、上記サンルーフ装置の後側部分の側面図である。
図16は、図15の16-16線矢視断面図である。
図17は、上記サンルーフ装置において、可動パネルが全閉位置に配置されるときの側面図である。
図18は、上記サンルーフ装置において、可動パネルがチルトアップ位置に配置されるときの側面図である。
図19は、上記サンルーフ装置において、可動パネルがリフトアップ位置に配置されるときの側面図である。
図20は、上記サンルーフ装置において、可動パネルが全開位置に配置されるときの側面図である。
図21は、図17に示すサンルーフ装置の前側部分の断面図である。
図22は、図17に示すサンルーフ装置の前側部分の断面図である。
図23は、図17に示すサンルーフ装置の後側部分の側面図である。
図24は、図18に示すサンルーフ装置の前側部分の断面図である。
図25は、図18に示すサンルーフ装置の前側部分の断面図である。
図26は、図18に示すサンルーフ装置の後側部分の側面図である。
図27は、図19に示すサンルーフ装置の前側部分の断面図である。
図28は、図19に示すサンルーフ装置の前側部分の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、サンルーフ装置の一実施形態について、図面を参照しつつ説明する。図面中の部材の断面を示すハッチングは、部材の材質に関わらず、同じ種類のハッチングを用いている。
(【0011】以降は省略されています)
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