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公開番号
2025058505
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-09
出願番号
2023168483
出願日
2023-09-28
発明の名称
マニホールド
出願人
株式会社アイシン
代理人
弁理士法人R&C
主分類
F01K
25/10 20060101AFI20250402BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約
【課題】オーガニックランキンサイクルを用いた発電システムを電動車に適用可能にする簡素で小型のマニホールドを提供する。
【解決手段】車両用発電システムAに用いられるマニホールド1には、冷媒を循環させるポンプと、ポンプから吐出された冷媒を蒸発させる蒸発器11と、蒸発器11から流出した冷媒により運動エネルギーを出力する膨張機と、膨張機から流出した冷媒を凝縮させる凝縮器12と、が配置されている。マニホールド1は、発電に用いられる熱の授受を行う冷媒が流通する冷媒流路15が内部に配置されたマニホールド本体2を備えている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
冷媒を循環させるポンプと、当該ポンプから吐出された前記冷媒を蒸発させる蒸発器と、当該蒸発器から流出した前記冷媒により運動エネルギーを出力する膨張機と、当該膨張機から流出した前記冷媒を凝縮させる凝縮器と、が配置された車両用発電システムに用いられるマニホールドであって、
発電に用いられる熱の授受を行う前記冷媒が流通する冷媒流路が内部に配置されたマニホールド本体を備えたマニホールド。
続きを表示(約 310 文字)
【請求項2】
前記マニホールド本体の前記冷媒流路は、前記膨張機の第1流出口に接続された第1流路と、前記ポンプの第2流出口に接続された第2流路とを有しており、
前記第1流路と前記第2流路のそれぞれは、互いに平行配置された平行部を有している請求項1に記載のマニホールド。
【請求項3】
前記第1流路の前記平行部と前記第2流路の前記平行部は、いずれも蛇行した櫛歯状であり、それぞれの前記平行部が交互に配置されている請求項2に記載のマニホールド。
【請求項4】
前記凝縮器と前記蒸発器は、前記マニホールド本体と一体化されている請求項1から3のいずれか一項に記載のマニホールド。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、マニホールドに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、走行駆動源としてモータを備えた自動車(ハイブリッド車(HEV:Hybrid Electric Vehicle)、プラグインハイブリッド車(PHEV:Plug-in Hybrid Electric Vehicle)、バッテリ車(BEV:Battery Electric Vehicle)、燃料電池車(FCEV:Fuel Cell Electric Vehicle)等)が普及している。以下、これらの自動車を電動車と総称する。電動車では、モータ(エンジン等の内燃機関を含む)、バッテリ、エアコン、ECU等、発熱するデバイスが多いので、冷却液、冷媒、オイルを循環させる冷却回路を構成してこれらを冷却している。
【0003】
特許文献1には、電動車の走行用のモータに電力を供給するバッテリを冷却する車両用空気調和装置が記載されている。この車両用空気調和装置における冷媒回路は、吸熱器、放熱器、圧縮機、膨張弁、室外熱交換器、及び内部熱交換器を有し、これらは配管によって接続されている。また、内部熱交換器は、吸熱器に流入する冷媒と吸熱器から流出する冷媒との間で熱交換を行うように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-11615号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
電動車、特に燃料電池車は、走行中に、既存の内燃機関車両よりも多くの低温廃熱を排出しており、低温廃熱の有効利用が求められている。低温廃熱の有効利用方法として、オーガニックランキンサイクルを用いて発電を行う発電システムが知られているが、一般に発電システムは体積が非常に大きく、電動車への搭載が困難であった。特許文献1に記載された車両用空気調和装置における冷媒回路は、冷媒を流通させるための個別の配管を必要としており、回路構成が複雑になるだけでなく、装置が大型化するおそれがあり、改良の余地があった。
【0006】
そこで、オーガニックランキンサイクルを用いた発電システムを電動車に適用可能にする簡素で小型のマニホールドが求められている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係るマニホールドの一つの実施形態は、冷媒を循環させるポンプと、当該ポンプから吐出された前記冷媒を蒸発させる蒸発器と、当該蒸発器から流出した前記冷媒により運動エネルギーを出力する膨張機と、当該膨張機から流出した前記冷媒を凝縮させる凝縮器と、が配置された車両用発電システムに用いられるマニホールドであって、発電に用いられる熱の授受を行う前記冷媒が流通する冷媒流路が内部に配置されたマニホールド本体を備えている。
【0008】
本実施形態によると、冷媒が流通する冷媒流路が内部に配置されたマニホールド本体を備えている。そのため、車両用発電システムにおいて冷媒を流通させる配管を個別に接続する必要がなく、車両用発電システムの構成を簡素化し、かつ小型化することができる。このようなマニホールドを用いることにより、オーガニックランキンサイクルを用いた車両用発電システムを電動車に適用可能な程度に小型化することができた。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態に係るマニホールドを含むORC発電システムの回路構成図である。
マニホールドの分解斜視図である。
マニホールド本体を構成する本体の正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明に係るマニホールドの実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に記載される実施形態は、本発明を説明するための例示であり、本発明をこれらの実施形態にのみ限定するものではない。したがって、本発明は、その要旨を逸脱しない限り、様々な形態で実施することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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