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公開番号
2025057911
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-09
出願番号
2023167746
出願日
2023-09-28
発明の名称
乗物用シート
出願人
トヨタ紡織株式会社
,
トヨタ自動車株式会社
,
株式会社アイシン
代理人
名古屋国際弁理士法人
主分類
B60N
2/06 20060101AFI20250402BHJP(車両一般)
要約
【課題】 利用者の意図に反した自動作動を抑制する。
【解決手段】 乗物用シートの制御部は、挟込検知時から予め決められた時間が経過するまでオン信号が継続的に出力され、かつ、当該時間が経過したときに、反転制御を実行する。これにより、利用者が大きな違和感を覚えることを抑制でき得る。オン信号とは、電動モータ7を作動させるときに操作スイッチが出力する操作信号をいう。挟込検知時とは、オン信号が出力され、かつ、制御部が電動モータが停止していると判断した時をいう。
【選択図】 図3
特許請求の範囲
【請求項1】
乗物に搭載される乗物用シートにおいて、
可動部を移動させる駆動力を発生する電動モータと、
前記電動モータの停止及び作動を制御する制御部と、
利用者により操作される操作スイッチであって、操作信号を前記制御部に向けて出力する操作スイッチとを備え、
前記電動モータを作動させるときに前記操作スイッチが出力する操作信号をオン信号とし、オン信号が出力され、かつ、前記制御部が前記電動モータが停止していると判断した時を挟込検知時としたとき、
前記制御部は、挟込検知時から予め決められた時間が経過するまでオン信号が継続的に出力され、かつ、当該時間が経過したときに、前記電動モータの回転を反転させる反転制御が実行可能である乗物用シート。
続きを表示(約 520 文字)
【請求項2】
前記制御部は、挟込検知時から前記反転制御が開始されるまで、前記電動モータへの供給電圧の絶対値を挟込検知時以前に比べて小さくする挟込負荷低減制御が実行可能である請求項1に記載の乗物用シート。
【請求項3】
前記制御部は、乗物の停止時に前記反転制御又は挟込負荷低減制御を実行する請求項1又は2に記載の乗物用シート。
【請求項4】
前記可動部は、シート前後方向に変位可能なシート本体であって、
前記制御部は、前記シート本体が後方に変位するときに、前記反転制御又は挟込負荷低減制御を実行する請求項1又は2に記載の乗物用シート。
【請求項5】
前記可動部は、着席者の背部を支持するシートバックであって、
前記制御部は、前記シートバックが後方に変位するときに、前記反転制御又は挟込負荷低減制御を実行する請求項1又は2に記載の乗物用シート。
【請求項6】
前記可動部は、上下方向に変位可能なシート本体であって、
前記制御部は、前記シート本体が下方に変位するときに、前記反転制御又は挟込負荷低減制御を実行する請求項1又は2に記載の乗物用シート。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、乗物に搭載される乗物用シートに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1に記載の発明は、可動部が他の部材を挟み込んだことを検知すると、直ちに、電動モータの回転を反転させている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-136325号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
挟み込みの検知後、直ちに、電動モータの回転を反転させると、利用者の意図に反した作動となる可能性がある。そして、当該反転作動が利用者の意図に反した作動であると、当該利用者は、大きな違和感を覚える可能性がある。本開示は、当該点に鑑みた乗物用シートの一例を開示する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
乗物に搭載される乗物用シートは、例えば、以下の構成要件のうち少なくとも1つを備えることが望ましい。
すなわち、当該構成要件は、可動部(8)を移動させる駆動力を発生する電動モータ(7)と、電動モータ(7)の停止及び作動を制御する制御部(10)と、利用者により操作される操作スイッチ(11)であって、操作信号を制御部(10)に向けて出力する操作スイッチ(11)とを備え、制御部(10)は、挟込検知時から予め決められた時間が経過するまでオン信号が継続的に出力され、かつ、当該時間が経過したときに、電動モータ(7)の回転を反転させる反転制御が実行可能であることである。
【0006】
これにより、当該乗物用シートでは、利用者が大きな違和感を覚えることを抑制でき得る。なお、オン信号とは、電動モータ(7)を作動させるときに操作スイッチ(11)が出力する操作信号をいう。挟込検知時とは、オン信号が出力され、かつ、制御部(10)が電動モータ(7)が停止していると判断した時をいう。
【0007】
当該乗物用シートは、例えば、以下の構成であってもよい。
すなわち、制御部(10)は、挟込検知時から反転制御が開始されるまで、電動モータ(7)への供給電圧の絶対値を挟込検知時以前に比べて小さくする挟込負荷低減制御が実行可能であることが望ましい。これにより、電動モータ(7)の負荷が低減される。
【0008】
なお、制御部(10)は、乗物の停止時に反転制御又は挟込負荷低減制御を実行することが望ましい。
可動部がシート前後方向に変位可能なシート本体(2)の場合には、制御部(10)は、シート本体(2)が後方に変位するときに、反転制御又は挟込負荷低減制御を実行することが望ましい。
【0009】
可動部が着席者の背部を支持するシートバック(5)の場合には、制御部(10)は、シートバック(5)が後方に変位するときに、反転制御又は挟込負荷低減制御を実行することが望ましい。
【0010】
さらに、可動部が上下方向に変位可能なシート本体(2)である場合には、制御部(10)は、シート本体(2)が下方に変位するときに、反転制御又は挟込負荷低減制御を実行することが望ましい。
(【0011】以降は省略されています)
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