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公開番号
2025047810
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-03
出願番号
2023156528
出願日
2023-09-21
発明の名称
作業機械
出願人
日立建機株式会社
代理人
弁理士法人武和国際特許事務所
主分類
F01N
3/08 20060101AFI20250326BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約
【課題】還元剤の給水作業をより簡便に行うこと。
【解決手段】車体(1A,1B)と、車体の前部に設けられた作業装置(2)と、車体の駆動源であるエンジン(15)と、エンジンから排出される排出ガスに噴射する還元剤を貯留する還元剤ユニット(40)と、を備えた作業機械(1)において、還元剤ユニットは、還元剤の給水口(84)が上部に設けられた還元剤タンク(80)と、還元剤タンクを収容するタンク収容部(60)と、タンク収容部を収容する収納ボックス(50)と、タンク収容部を収納ボックスに対して回動自在に支持する軸支部(54,67)と、を含み、タンク収容部は、収納ボックスに対して還元剤タンクが所定の姿勢となる第1姿勢と、第1姿勢より給水口の高さ位置が下がった第2姿勢との間で軸支部の周りに回動する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
車体と、前記車体の前部に設けられた作業装置と、前記車体の駆動源であるエンジンと、前記エンジンから排出される排出ガスに噴射する還元剤を貯留する還元剤ユニットと、を備えた作業機械において、
前記還元剤ユニットは、
前記還元剤の給水口が上部に設けられた還元剤タンクと、
前記還元剤タンクを収容するタンク収容部と、
前記タンク収容部を収容する収納ボックスと、
前記タンク収容部を前記収納ボックスに対して回動自在に支持する軸支部と、を含み、
前記タンク収容部は、前記収納ボックスに対して前記還元剤タンクが所定の姿勢となる第1姿勢と、前記第1姿勢より前記給水口の高さ位置が下がった第2姿勢との間で前記軸支部の周りに回動する、
ことを特徴とする作業機械。
続きを表示(約 560 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の作業機械において、
前記還元剤タンクは、中空箱状の容器で構成されると共に、前記給水口が設けられている側の下部に前記還元剤の排水口を有する、
ことを特徴とする作業機械。
【請求項3】
請求項1に記載の作業機械において、
前記還元剤ユニットは、前記タンク収容部が前記第1姿勢と前記第2姿勢との間で回動するのを案内するガイド溝を備え、
前記ガイド溝は、前記タンク収容部が前記第1姿勢と前記第2姿勢との間で回動するのを禁止する姿勢保持部と、前記タンク収容部が前記第1姿勢と前記第2姿勢との間で回動するのを許容する回動許容部と、を含む、
ことを特徴とする作業機械。
【請求項4】
請求項1に記載の作業機械において、
前記還元剤ユニットは、前記タンク収容部を前記第1姿勢の状態でロックするロック機構を備える、
ことを特徴とする作業機械。
【請求項5】
請求項1に記載の作業機械において、
前記タンク収容部は、前記給水口を塞ぐ給水口カバーを備え、
前記給水口カバーは、ヒンジを介して前記タンク収容部の回動方向と同じ方向に開閉する、
ことを特徴とする作業機械。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、還元剤を貯留する還元剤タンクが搭載された作業機械に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、ホイールローダや油圧ショベルといった作業機械において、エンジンから排出される排出ガスに含まれるNOx量を低減するために、還元剤として尿素水を用いた選択触媒還元(SCR;Selective Catalytic Reduction)技術が採用された排ガス処理が行われている。
【0003】
例えば特許文献1には、「エンジンの排気ガスを浄化する排気ガス浄化装置を備える建設機械であって、前記排気ガス浄化装置に供給される還元剤が蓄えられる還元剤タンクを収納するタンクカバーをさらに備え、前記還元剤タンクは、補充タンクから還元剤が供給される給水口を備え、前記タンクカバーは、開閉扉を備え、前記タンクカバーの前記開閉扉は、前記補充タンクから前記還元剤タンクへ還元剤が供給される際に前記補充タンクを載置可能な載置台を、前記還元剤タンクの前記給水口よりも高い位置に保持する保持部を備える」ことを特徴とする建設機械が開示されている。そして、特許文献1によれば、補充タンクを載置台に置いて還元剤を補充できるので、還元剤の補充が簡便であるとされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6510437号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載の従来技術は、還元剤タンクの給水口の位置を下げる構成ではないため、作業員が地上から還元剤を補充したい場合、作業員は、依然として高い位置にある給水口まで手を伸ばしたり、あるいはステップ等に乗って給水作業を行ったりしなければならない。そのため、還元剤の給水作業をより簡便に行うためには、さらなる改善が必要である。
【0006】
本発明は、このような従来技術の実状からなされたもので、その目的は、還元剤の給水作業をより簡便に行うことにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明の一態様は、車体と、前記車体の前部に設けられた作業装置と、前記車体の駆動源であるエンジンと、前記エンジンから排出される排出ガスに噴射する還元剤を貯留する還元剤ユニットと、を備えた作業機械において、前記還元剤ユニットは、前記還元剤の給水口が上部に設けられた還元剤タンクと、前記還元剤タンクを収容するタンク収容部と、前記タンク収容部を収容する収納ボックスと、前記タンク収容部を前記収納ボックスに対して回動自在に支持する軸支部と、を含み、前記タンク収容部は、前記収納ボックスに対して前記還元剤タンクが所定の姿勢となる第1姿勢と、前記第1姿勢より前記給水口の高さ位置が下がった第2姿勢との間で前記軸支部の周りに回動する、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、還元剤タンクの給水口の位置を下げることができるため、還元剤の給水作業をより簡便に行える。なお、前述した以外の課題、構成、及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施形態に係るホイールローダの外観を示す側面図である。
尿素水ユニットを左斜め上方から見た斜視図である。
尿素水ユニットを右斜め上方から見た斜視図である。
尿素水ユニットの平面図である。
尿素水ユニットの正面図である。
尿素水ユニットの左側面図である。
尿素水ユニットの右側面図である。
タンクケースを左斜め上方から見た斜視図である。
タンクケースを右斜め上方から見た斜視図である。
尿素水タンクを左斜め上方から見た斜視図である。
尿素水の給水・排水の手順を示す図である。
尿素水の給水・排水の手順を示す図である。
尿素水の給水・排水の手順を示す図である。
変形例に係る尿素水ユニットを左斜め上方から見た斜視図である。
変形例に係る尿素水ユニットを右斜め上方から見た斜視図である。
変形例に係る尿素水タンクを左斜め上方から見た斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
まず、本発明に係る作業機械の一例であるホイールローダ1の全体構成について、図1を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態に係るホイールローダ1の一構成例を示す外観側面図である。
(【0011】以降は省略されています)
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