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公開番号2025060084
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-10
出願番号2023170595
出願日2023-09-29
発明の名称排気装置
出願人本田技研工業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類F01N 1/08 20060101AFI20250403BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約【課題】排気バルブを開いた際の出力向上および消音効果の両立を図ることができる排気装置を提供する。
【解決手段】膨張室(A)が設けられたマフラ(34)と、該マフラ(34)から燃焼ガス(G)を排出する排出排気管(55)と、開閉式の排気バルブ(42)で燃焼ガス(G)の流量を調整する排気バルブ機構(40)とを有する排気装置(30)において、前記排出排気管(55)が前記膨張室(A)に連結されており、前記排気バルブ(42)が、前記膨張室(A)に前記燃焼ガス(G)を導入する上流側排気管(50)に設けられる。前記排気バルブ(42)が閉じた状態でも前記膨張室(A)に前記燃焼ガス(G)が導入されるように構成される。
【選択図】図3

特許請求の範囲【請求項1】
膨張室(A)が設けられたマフラ(34)と、該マフラ(34)から燃焼ガス(G)を排出する排出排気管(55)と、開閉式の排気バルブ(42)で燃焼ガス(G)の流量を調整する排気バルブ機構(40)とを有する排気装置(30)において、
前記排出排気管(55)が、前記膨張室(A)に連結されており、
前記排気バルブ(42)が、前記膨張室(A)に前記燃焼ガス(G)を導入する上流側排気管(50)に設けられている、排気装置。
続きを表示(約 460 文字)【請求項2】
前記排気バルブ(42)が閉じた状態でも前記膨張室(A)に前記燃焼ガス(G)が導入されるように構成される、請求項1に記載の排気装置。
【請求項3】
前記排気装置(30)が、乗員が足を乗せるステップバー(19)を支持するステップホルダ(20)を有する車両(1)に取り付けられており、
前記排気バルブ機構(40)の少なくとも一部が、前記車両(1)の車体側面視で、前記ステップホルダ(20)と前後方向でオーバーラップしている、請求項1または2に記載の排気装置。
【請求項4】
前記上流側排気管(50)を収納する円筒状の外殻部材(60)が、前記車両(1)の平面視において、車体前方側より車体後方側の方が車幅方向外側に位置するように傾斜している、請求項1ないし3のいずれかに記載の排気装置。
【請求項5】
前記燃焼ガス(G)の流路の上流側から見た際に、前記上流側排気管(50)と前記排出排気管(55)とが少なくとも一部重なる、請求項1または2に記載の排気装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、排気装置に係り、特に、開閉式の排気バルブで燃焼ガスの流量を調整する排気バルブ機構を備える排気装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、内燃機関の燃焼ガスを浄化および消音して排出する排気装置において、バタフライバルブ等の排気バルブで燃焼ガスの流量を調整する排気バルブ機構を備える構成が知られている。
【0003】
特許文献1には、燃焼ガスの膨張室を有するマフラの上流側に連結される連結パイプに排気バルブ機構が取り付けられた排気装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-85954号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献1の構成では、排気バルブを開いた際に、燃焼ガスがマフラ内の膨張室を介することなくストレートパイプを通じてマフラの外側に排出される構成とされているので、高回転領域等での出力が向上しやすいものの、排気音が大きくなりやすいという課題があった。
【0006】
本発明の目的は、上記従来技術の課題を解決し、排気バルブを開いた際の出力向上および消音効果の両立を図ることができる排気装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記目的を達成するために、本発明は、膨張室(A)が設けられたマフラ(34)と、該マフラ(34)から燃焼ガス(G)を排出する排出排気管(55)と、開閉式の排気バルブ(42)で燃焼ガス(G)の流量を調整する排気バルブ機構(40)とを有する排気装置(30)において、前記排出排気管(55)が、前記膨張室(A)に連結されており、前記排気バルブ(42)が、前記膨張室(A)に前記燃焼ガス(G)を導入する上流側排気管(50)に設けられている点に第1の特徴がある。
【0008】
また、前記排気バルブ(42)が閉じた状態でも前記膨張室(A)に前記燃焼ガス(G)が導入されるように構成される点に第2の特徴がある。
【0009】
また、前記排気装置(30)が、乗員が足を乗せるステップバー(19)を支持するステップホルダ(20)を有する車両(1)に取り付けられており、前記排気バルブ機構(40)の少なくとも一部が、前記車両(1)の車体側面視で、前記ステップホルダ(20)と前後方向でオーバーラップしている点に第3の特徴がある。
【0010】
また、前記上流側排気管(50)を収納する円筒状の外殻部材(60)が、前記車両(1)の平面視において、車体前方側より車体後方側の方が車幅方向外側に位置するように傾斜している点に第4の特徴がある。
(【0011】以降は省略されています)

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