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公開番号2025070249
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-02
出願番号2023180422
出願日2023-10-19
発明の名称圧力センサ診断装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人
主分類F01N 3/023 20060101AFI20250424BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約【課題】診断精度の低下が抑制された圧力センサ診断装置を提供することを課題とする。
【解決手段】エンジンの排気管に圧力導入管を介して接続された圧力センサの異常診断を実行する圧力センサ診断装置において、前記圧力導入管が氷結により閉塞しているか否かを判定する氷結判定部と、前記氷結判定部により肯定判定がなされた場合に、前記圧力導入管内の氷結が融解したか否かを判定する氷結融解判定部と、前記氷結判定部により肯定判定がなされ前記氷結融解判定部により否定判定がなされた場合に、前記異常診断を停止する停止部と、を備えた圧力センサ診断装置。
【選択図】図3

特許請求の範囲【請求項1】
エンジンの排気管に圧力導入管を介して接続された圧力センサの異常診断を実行する圧力センサ診断装置において、
前記圧力導入管が氷結により閉塞しているか否かを判定する氷結判定部と、
前記氷結判定部により肯定判定がなされた場合に、前記圧力導入管内の氷結が融解したか否かを判定する氷結融解判定部と、
前記氷結判定部により肯定判定がなされ前記氷結融解判定部により否定判定がなされた場合に、前記異常診断を停止する停止部と、を備えた圧力センサ診断装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、圧力センサ診断装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
圧力センサがエンジンの排気管に圧力導入管を介して接続されており、この圧力導入管の氷結による閉塞を解消する技術がある(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-039013号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
圧力導入管が氷結により閉塞した場合に圧力センサの異常診断が実行されると、診断精度が低下するおそれがある。
【0005】
そこで、診断精度の低下が抑制された圧力センサ診断装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的は、エンジンの排気管に圧力導入管を介して接続された圧力センサの異常診断を実行する圧力センサ診断装置において、前記圧力導入管が氷結により閉塞しているか否かを判定する氷結判定部と、前記氷結判定部により肯定判定がなされた場合に、前記圧力導入管内の氷結が融解したか否かを判定する氷結融解判定部と、前記氷結判定部により肯定判定がなされ前記氷結融解判定部により否定判定がなされた場合に、前記異常診断を停止する停止部と、を備えた圧力センサ診断装置により達成できる。
【発明の効果】
【0007】
診断精度の低下が抑制された圧力センサ診断装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
車両の概略構成図である。
ECUが実行する圧力センサの異常診断の実行可否決定制御を例示したフローチャートである。
ECUが実行する圧力センサの異常診断の実行可否決定制御を例示したタイミングチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[車両の概略構成]
図1は、車両1の概略構成図である。車両1には、エンジン10、駆動輪15、及びECU(Electric Control Unit)50が設けられている。エンジン10は車両1の走行動力源である。車両1は、エンジン10を備えたエンジン車両であるが、これに限定されず、例えばエンジン10に加えてモータを備えたハイブリッド車両であってもよい。エンジン10のクランクシャフト12の回転動力は、駆動輪15に伝達される。エンジン10は、例えば複数気筒を有したガソリンエンジンであるが、ディーゼルエンジンであってもよい。エンジン10には、吸気管20及び排気管30が接続されている。吸気管20には、吸気温センサ21及びエアフロメータ22が設けられている。吸気温センサ21は、吸気温度を検出する。エアフロメータ22は、吸入空気量を検出する。排気管30には、上流側から順に触媒31とGPF(Gasoline Particulate Filter)32とが設けられている。GPF32の上流側の排気管30には、圧力導入管33が設けられている。圧力導入管33の先端には圧力センサ34が設けられている。圧力センサ34は、圧力導入管33を介して排気管30内の圧力を検出する。
【0010】
ECU50は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、及びフラッシュメモリ等の記憶装置等を備え、ROMや記憶装置に記憶されたプログラムを実行することにより各種制御を行う。ECU50は、運転者により操作されるアクセルペダルの操作量に応じて、エンジン10の回転数や負荷を制御する。ECU50には、吸気温センサ21、エアフロメータ22、及び圧力センサ34が検出する吸気温度、吸入空気量、及び圧力が入力される。また、ECU50には車速センサ16が検出する車速が入力される。
(【0011】以降は省略されています)

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