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公開番号
2025054972
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-08
出願番号
2023164233
出願日
2023-09-27
発明の名称
バッテリケース
出願人
株式会社アイシン
代理人
弁理士法人R&C
主分類
H02M
3/28 20060101AFI20250401BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】ノイズの影響を受け難く、小型化、且つ、コスト低減に適したバッテリケースを提供する。
【解決手段】バッテリケース1は、バッテリ2を収容するケース本体10と、外部からの交流電力を、バッテリ2を充電可能な直流電力に変換する直流電力変換部、及びバッテリからの直流電力を、商用電源として利用可能な周波数の交流電力に変換する交流電力変換部が設けられた単一の基板20と、を備え、基板20が、ケース本体10に収容されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
バッテリを収容するケース本体と、
外部からの交流電力を、前記バッテリを充電可能な直流電力に変換する直流電力変換部、及び前記バッテリからの直流電力を、商用電源として利用可能な周波数の交流電力に変換する交流電力変換部が設けられた単一の基板と、を備え、
前記基板が、前記ケース本体に収容されているバッテリケース。
続きを表示(約 320 文字)
【請求項2】
前記基板は、一方の面に、前記直流電力変換部及び前記交流電力変換部を構成する電子部品が実装されている請求項1に記載のバッテリケース。
【請求項3】
前記ケース本体には、前記バッテリを冷却する冷却流体が内部に流通する冷却プレートが更に収容され、
前記基板は、他方の面に、前記冷却プレートが接する状態で、前記ケース本体に収容されている請求項2に記載のバッテリケース。
【請求項4】
前記基板は、当該基板と前記バッテリとで前記冷却プレートを挟む状態、又は、前記基板と前記バッテリとが前記冷却プレートに載置された状態で、前記ケース本体に収容されている請求項3に記載のバッテリケース。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、バッテリが収容されたバッテリケースに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、走行駆動源としてモータを備えた自動車(ハイブリッド車(HEV:Hybrid Electric Vehicle)、プラグインハイブリッド車(PHEV:Plug-in Hybrid Electric Vehicle)、バッテリ車(BEV:Battery Electric Vehicle)、燃料電池車(FCEV:Fuel Cell Electric Vehicle)等)が普及している。これらの自動車(以下、「電動車」と総称する)には、モータを駆動させるためのバッテリ(以下、単にバッテリともいう)が搭載される。このようなバッテリは外部から供給される電力に基づいて、基板に実装された充電回路により充電可能に構成される。
【0003】
このような基板として、例えば特許文献1に記載される基板を用いることが考えられる。この基板は、工場出荷時は1枚の基板であるが、利用者側で2枚以上に分割可能に構成されている。分割された基板は、互いにケーブル等により電気的に接続して利用される。
【0004】
また、特許文献2には電池パックについて記載されている。この電池パックは、蓄電モジュールと、筐体と、回路基板と、冷却機構とを備えている。回路基板は、ケースに収容されている。
【0005】
更に、特許文献3にも電池パックについて記載されている。この電池パックは、ケース内に二次電池と、電池管理回路を構成した回路基板とを収容し、放熱を促す送風ファンを一体的に組み込んで構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2013-149641号公報
特開2022-139475号公報
特開2005-209367号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1に記載されるように、複数の基板を用いた場合には、夫々の基板をケーブル等により電気的に接続して利用する必要がある。このようなケーブルは、外乱ノイズの影響を受け易いため、当該影響を低減するための対策が必要となり、コストアップの要因となる。また、ケーブル自体を用意する必要があることから、この点においてもコストアップの要因となる。また、特許文献2に記載の電池パックでは、蓄電モジュールの蓄電に利用する回路基板がケースに収容されているが、蓄電モジュールに蓄電された電力の使用(放電)に利用する回路基板についてまで想定されていない。更に、特許文献3に記載の電池パックは、二次電池の充放電制御や電池保護制御などを行う電池管理回路が構成された回路基板がケースに収容されているが、実際に充電を行う回路はケースに収容されていない。このため、充電を行う回路を別途、設ける必要があり、大型化の原因となる。このように特許文献1-3に記載の技術は、ノイズの低減、コストの削減、及び小型化の観点から改良の余地がある。
【0008】
そこで、ノイズの影響を受け難く、小型化、且つ、コスト低減に適したバッテリケースが求められる。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明に係るバッテリケースの特徴構成は、バッテリを収容するケース本体と、外部からの交流電力を、前記バッテリを充電可能な直流電力に変換する直流電力変換部、及び前記バッテリからの直流電力を、商用電源として利用可能な周波数の交流電力に変換する交流電力変換部が設けられた単一の基板と、を備え、前記基板が、前記ケース本体に収容されている点にある。
【0010】
このような特徴構成とすれば、直流電力変換部及び交流電力変換部を単一の基板に設けているので、ケーブルやバスバーを使用する数を低減できる。したがって、小型化及びコストダウンを行うことが可能となる。また、ケーブルやバスバーを使用する数を低減できるので、ノイズの影響を受け難くすることが可能となる。更に、バッテリと共に、直流電力変換部及び交流電力変換部が設けられた基板をケース本体に収容しているので、バッテリの充電に利用する直流電力変換部や、バッテリからの電力供給に利用する交流電力変換部をバッテリの近傍に設けることができる。したがって、基板とバッテリとを電気的に接続するケーブルの長さを短くできるので、ノイズの影響を受け難くすることができると共に、ケーブルにおける電力消費を低減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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