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公開番号
2025064465
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-17
出願番号
2023174258
出願日
2023-10-06
発明の名称
電動車用冷却プレート
出願人
株式会社アイシン
,
アート金属工業株式会社
代理人
弁理士法人R&C
主分類
B60K
11/04 20060101AFI20250410BHJP(車両一般)
要約
【課題】低温時におけるオイルの圧損を抑制することができると共に、熱交換性能が高い電動車用冷却プレートを提供する。
【解決手段】電動車において、電子部品が搭載された電動車用冷却プレート50は、電子部品との間で熱交換を行う冷却液が流通する冷却液流路51と、電動車の駆動モータを冷却するオイルが流通するオイル流路56と、を備えており、冷却液とオイルとの間で熱交換が行われる。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
電動車において、電子部品が搭載された電動車用冷却プレートであって、
前記電子部品との間で熱交換を行う冷却液が流通する冷却液流路と、
前記電動車の駆動モータを冷却するオイルが流通するオイル流路と、を備え、
前記冷却液と前記オイルとの間で熱交換が行われる電動車用冷却プレート。
続きを表示(約 310 文字)
【請求項2】
平面視において、前記オイル流路は中央領域に配置され、
前記冷却液流路は、前記中央領域の周囲である外周領域に配置された第1流路を有している請求項1に記載の電動車用冷却プレート。
【請求項3】
前記冷却液流路は、平面視で前記第1流路及び前記オイル流路と重なる第2流路を更に有しており、
前記第1流路と前記第2流路とは連通している請求項2に記載の電動車用冷却プレート。
【請求項4】
平面視において、前記冷却液流路における前記冷却液の流通方向と、前記オイル流路における前記オイルの流通方向とが逆である請求項1から3のいずれか一項に記載の電動車用冷却プレート。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電動車用冷却プレートに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、走行駆動源としてモータを備えた自動車(ハイブリッド車(HEV:Hybrid Electric Vehicle)、プラグインハイブリッド車(PHEV:Plug-in Hybrid Electric Vehicle)、バッテリ車(BEV:Battery Electric Vehicle)、燃料電池車(FCEV:Fuel Cell Electric Vehicle)等)が普及している。以下、これらの自動車を電動車と総称する。電動車では、モータ(エンジン等の内燃機関を含む)、バッテリ、エアコン、ECU等、冷却が必要なデバイスが多いので、冷却液、冷媒、オイルを循環させる冷却回路を構成してこれらを冷却している。
【0003】
特許文献1には、走行駆動源としてのモータを含むモータユニットが開示されている。このモータユニットは、モータとギア部とインバータユニットとをハウジングに収容して一体化することにより小型化を図っている。このモータユニットは、ハウジングの下部にオイルクーラを備えている。オイルクーラでは、モータを冷却するオイルとインバータユニットを冷却する冷却液との間で熱交換が行われることにより、オイルが冷却される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-178485号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
一般に、オイルクーラは、効率よく熱交換が行えるように、オイルと冷却液との対向面積が大きくなるように構成されている。具体的には、オイルが流通するオイル流路の流路面積と冷却液が流通する冷却液流路の流路面積を小さくして、流路の外周の総面積を大きくしている。しかし、低温時には、オイルの粘性が大きくなるために、流路面積の小さいオイル流路をオイルが流通する際には圧損が増加してしまい、オイル流路を流通するオイルの流量が低下していた。
【0006】
そこで、低温時におけるオイルの圧損を抑制することができると共に、熱交換性能が高い電動車用冷却プレートが望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る電動車用冷却プレートの一つの実施形態は、電動車において、電子部品が搭載された電動車用冷却プレートであって、前記電子部品との間で熱交換を行う冷却液が流通する冷却液流路と、前記電動車の駆動モータを冷却するオイルが流通するオイル流路と、を備え、前記冷却液と前記オイルとの間で熱交換が行われる。
【0008】
本実施形態によると、冷却プレートにオイル流路を形成したため、外付けのオイルクーラと比較して、オイル流路の流路面積を大きくすることができる。そのため、オイルの粘性が大きい低温時であっても、圧損を最小限に抑えてオイルを流通させることができる。さらに、冷却プレートにおいて、オイル流路を流通するオイルと冷却液流路を流通する冷却液との間で熱交換を行うように構成したので、オイルが低温であっても、電子部品の発熱により加熱された冷却液から熱をもらうことができる。それにより、短時間でオイルの温度を上昇させることができる。また、オイルが高温のときには、冷却液流路を流通する冷却液によりオイルの温度を短時間で低下させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1実施形態に係る電動車用冷却プレートを有する電力変換モジュールを含む冷却システムの回路構成図である。
第1実施形態に係る電動車用冷却プレートを有する電力変換モジュールの分解斜視図である。
電力変換モジュールの縦断面図である。
図3のIV-IV線矢視断面図である。
図3のV-V線矢視断面図である。
図4のVI-VI線矢視断面図である。
第2実施形態に係る電動車用冷却プレートのオイル流路の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明に係る電動車用冷却プレートの実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に記載される実施形態は、本発明を説明するための例示であり、本発明をこれらの実施形態にのみ限定するものではない。したがって、本発明は、その要旨を逸脱しない限り、様々な形態で実施することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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