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公開番号2025064878
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-17
出願番号2024044014
出願日2024-03-19
発明の名称ドア支持装置
出願人株式会社アイシン
代理人個人,個人
主分類E05B 83/40 20140101AFI20250410BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】ドア支持装置に起因して、車両の幅方向における空間が狭くなることを抑制できるドア支持装置を提供する。
【解決手段】ドア支持装置40は、車体に設けられるストライカユニット70と、スライドドア30から幅方向における内方に延びるドアブラケット110と、ドアブラケット110に支持されるロック機構120と、を備える。ストライカユニット70は、格納位置及び展開位置の間を変位するストライカ210を有する。ロック機構120は、スライドドアが全開位置に位置するときに、展開位置に位置するストライカ210に係止することにより、スライドドア30を車体に拘束する。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
幅方向における側面にドア開口部を有する車体と、前記ドア開口部を開閉するスライドドアと、を有する車両に適用されるドア支持装置であって、
前記スライドドアは、前記ドア開口部を全閉する全閉位置と、前記全閉位置に対して前記幅方向における外方及び前後方向にずれた位置であって前記ドア開口部を全開する全開位置と、の間を移動することにより前記ドア開口部を開閉するものであり、
前記車体に設けられるストライカユニットと、
前記スライドドアから前記幅方向における内方に延びるドアブラケットと、
前記ドアブラケットに支持されるロック機構と、を備え、
前記ストライカユニットは、前記車体に対して格納される格納位置と前記格納位置よりも前記幅方向における外方に展開する展開位置との間を変位し、前記スライドドアが前記全閉位置に位置するときに前記格納位置に配置され、前記スライドドアが前記全開位置に位置するときに前記展開位置に配置されるストライカを有し、
前記ロック機構は、前記スライドドアが前記全開位置に位置するときに、前記展開位置に位置する前記ストライカに係止することにより、前記スライドドアを前記車体に拘束する
ドア支持装置。
続きを表示(約 850 文字)【請求項2】
前記ストライカユニットは、前記ストライカを回転可能に支持するストライカ支持部を有し、
前記ストライカは、前記展開位置及び前記格納位置の間を回転する
請求項1に記載のドア支持装置。
【請求項3】
前記ドアブラケットに支持され、前記スライドドアが前記ドア開口部を開閉するときに、前記車体に設置されるガイドレールに沿って移動するガイド機構を備え、
前記ストライカユニットは、前記ストライカを前記展開位置から前記格納位置に向けて付勢する付勢部材を有し、
前記ガイド機構は、前記スライドドアが前記スライドドアの開方向に移動するときに、前記ストライカを前記開方向に押すことで、前記ストライカを前記格納位置から前記展開位置まで回転させる押圧部を有する
請求項2に記載のドア支持装置。
【請求項4】
前記ストライカは、前記スライドドアが前記開方向に移動するときに、前記押圧部に押される受け部を含み、
前記受け部は、前記ストライカの回転軸線と同じ方向に延びる軸線回りに回転可能である
請求項3に記載のドア支持装置。
【請求項5】
前記ストライカ支持部は、前記ストライカを回転可能に支持する支持軸を有し、
前記付勢部材は、コイル部に前記支持軸が挿通されるトーションばねである
請求項3又は請求項4に記載のドア支持装置。
【請求項6】
前記スライドドアが前記全閉位置に位置するとともに、前記ストライカが前記格納位置に位置する場合、前記ストライカは、前記スライドドアから離れている
請求項1又は請求項2に記載のドア支持装置。
【請求項7】
前記ドアブラケットは、前記スライドドアの下部から延び、
前記ストライカユニットは、前記車体において、前記ロック機構と同じ高さに配置される
請求項1又は請求項2に記載のドア支持装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ドア支持装置に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ドア開口部を有する車体と、ドア開口部を開閉するスライドドアと、を備える車両が記載されている。車体は、ドア開口部の下端付近かつ後端付近に配置されるストライカシャフトを有する。スライドドアは、ドア本体と、ドア本体の下端付近かつ前端付近から幅方向における内方に向かって延びるロアアームと、ロアアームの先端部に配置されるロック機構と、を有する。スライドドアがドア開口部を全開する全開位置に配置される場合、ロック機構はストライカシャフトに係止する。こうして、スライドドアは、全開位置で車体に対して拘束される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-102862号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような車両において、車体は、スライドドアがドア開口部を開閉するときに、ロアアーム及びロック機構との干渉を避けるための空間を有する。このため、上記のような車両は、上記の空間を設けるために、車両の内部空間及び車両の床下の空間などが幅方向に狭くなるおそれがある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するドア支持装置は、幅方向における側面にドア開口部を有する車体と、前記ドア開口部を開閉するスライドドアと、を有する車両に適用されるドア支持装置であって、前記スライドドアは、前記ドア開口部を全閉する全閉位置と、前記全閉位置に対して前記幅方向における外方及び前後方向にずれた位置であって前記ドア開口部を全開する全開位置と、の間を移動することにより前記ドア開口部を開閉するものであり、前記車体に設けられるストライカユニットと、前記スライドドアから前記幅方向における内方に延びるドアブラケットと、前記ドアブラケットに支持されるロック機構と、を備え、前記ストライカユニットは、前記車体に対して格納される格納位置と前記格納位置よりも前記幅方向における外方に展開する展開位置との間を変位し、前記スライドドアが前記全閉位置に位置するときに前記格納位置に配置され、前記スライドドアが前記全開位置に位置するときに前記展開位置に配置されるストライカを有し、前記ロック機構は、前記スライドドアが前記全開位置に位置するときに、前記展開位置に位置する前記ストライカに係止することにより、前記スライドドアを前記車体に拘束する。
【発明の効果】
【0006】
ドア支持装置は、当該装置に起因して、車両の幅方向における空間が狭くなることを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、第1実施形態のドア支持装置を備える車両の模式図である。
図2は、第1実施形態のロアレールとロアヒンジユニットとストライカユニットとを示す平面図である。
図3は、第1実施形態のロアレールとロアヒンジユニットとの分解斜視図である。
図4は、第1実施形態のロアヒンジユニットの分解斜視図である。
図5は、第1実施形態において、一部の構成部品を省略したロック機構の平面図である。
図6は、第1実施形態のストライカユニットの斜視図である。
図7は、第1実施形態のストライカユニットの斜視図である。
図8は、第1実施形態のドア支持装置の作用を説明する平面図である。
図9は、第1実施形態のドア支持装置の作用を説明する平面図である。
図10は、第1実施形態のドア支持装置の作用を説明する平面図である。
図11は、第1実施形態のドア支持装置の作用を説明する平面図である。
図12は、第1実施形態のドア支持装置の作用を説明する平面図である。
図13は、第2実施形態のロアレールとロアヒンジユニットとストライカユニットとを示す平面図である。
図14は、第2実施形態のロアヒンジユニットの分解斜視図である。
図15は、第2実施形態のストライカユニットの斜視図である。
図16は、第2実施形態のストライカユニットの斜視図である。
図17は、第2実施形態のドア支持装置の作用を説明する平面図である。
図18は、第2実施形態のドア支持装置の作用を説明する平面図である。
図19は、第2実施形態のドア支持装置の作用を説明する平面図である。
図20は、第2実施形態のドア支持装置の作用を説明する平面図である。
図21は、第2実施形態のドア支持装置の作用を説明する平面図である。
図22は、第2実施形態のドア支持装置の作用を説明する平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
(第1実施形態)
以下、ドア支持装置を備える車両の第1実施形態について説明する。第1実施形態の車両は、床下に大型のバッテリを備えるBEV(Battery Electric Vehicle)である。
【0009】
<第1実施形態の構成>
図1に示すように、車両10は、車体20と、スライドドア30と、ドア支持装置40と、ドア駆動装置80と、を備える。
【0010】
以降の説明では、車両10の幅方向、車両10の前後方向及び車両10の上下方向をそれぞれ幅方向、前後方向及び上下方向という。図中において、前後方向はX軸の延びる方向であり、幅方向はY軸の延びる方向であり、上下方向はZ軸の延びる方向である。また、幅方向において、車両10の中心に向かう方向を内方といい、車両10の中心から離れる方向を外方という。
(【0011】以降は省略されています)

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