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公開番号2025076990
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-16
出願番号2024130617
出願日2024-08-07
発明の名称引戸の引手部材
出願人マツ六株式会社
代理人個人,個人
主分類E05B 1/06 20060101AFI20250509BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】引手部材を引戸に固定するためのねじ及びねじ穴が、目立つ箇所に露出しないようにしながら、引手部材を引戸にガタつくことなくしっかりと固定できるようにした引戸の引手部材を提供すること。
【解決手段】引戸Dの木口部を切り欠いて形成した切欠部に取り付けられ、前面板部11、仕切り面板部12及び後面板部13からなる引手本体1と、引手本体1の下端縁部が嵌入する溝21及び後面板部13の背面側に位置する立ち上がり片22を備えた下部部材2と、引手本体1の上端縁部が嵌入する溝31a、31bを備え、仕切り面板部12の上端縁部を両側から挟持する分割して形成した上部部材3A、3Bとからなり、下部部材2の立ち上がり片22及び上部部材3A、3Bにねじ穴23、32a、32bを形成してなる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
引戸の木口部を切り欠いて形成した切欠部に取り付けられる引手部材において、前面板部、仕切り面板部及び後面板部からなる引手本体と、引手本体の下端縁部が嵌入する溝及び後面板部の背面側に位置する立ち上がり片を備えた下部部材と、引手本体の上端縁部が嵌入する溝を備え、仕切り面板部の上端縁部を両側から挟持する分割して形成した上部部材とからなり、下部部材の立ち上がり片及び上部部材にねじ穴を形成してなることを特徴とする引戸の引手部材。
続きを表示(約 320 文字)【請求項2】
前記引手本体を金属製とし、下部部材及び上部部材を合成樹脂製とするようにしてなることを特徴とする請求項1に記載の引戸の引手部材。
【請求項3】
前記仕切り面板部と後面板部の境界の上端部にねじ穴を形成してなることを特徴とする請求項1又は2に記載の引戸の引手部材。
【請求項4】
前記上部部材の上面に、引戸の切欠部の下面に当接して上部部材の高さ方向の固定位置を定めるための突条を形成してなることを特徴とする請求項1又は2に記載の引戸の引手部材。
【請求項5】
前記突条が、上部部材の幅方向に延び、断面形状が三角形に形成されてなることを特徴とする請求項4に記載の引戸の引手部材。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、引戸の引手部材に関し、特に、引戸の木口部を切り欠いて形成した切欠部に取り付けられる引手部材に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、引戸の引手部材として、引戸の木口部の近傍位置を刳り抜いて取り付けるようにしたもののほか、引戸の木口部を切り欠いて形成した切欠部に取り付けるようにしたもの(例えば、特許文献1~2参照。)がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-23924号公報
特開2019-116768号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、引戸の木口部を切り欠いて形成した切欠部に取り付けるようにした特許文献1に開示された引手部材においては、引戸の木口部を、引戸の厚さ方向の中心部が残存するように、引戸の両側の面から厚さ方向に一部切り欠き、その切欠部に引手部材を取り付けるようにしていた。
このため、引戸の厚さ方向の寸法にかかわらず共通の引手部材を用いることができるという利点を有する反面、引手部材を取り付けるための引戸の切欠部を形成するのに手数と熟練を要するという問題があった。
【0005】
一方、木口側が開口し、引戸の厚さ方向に貫通する引手空間を形成する、引戸の厚さ方向で分割して構成した第1枠部材及び第2枠部材と、前記引手空間を引戸の厚さ方向の所定位置で仕切る仕切り面板部及び該仕切り面板部の木口側に一体に形成した引手空間の木口側を閉じる木口面板部を備えた仕切り部材とからなるようにした特許文献2に開示された引手部材においては、特許文献1に開示された引手部材の問題点を解消し、引手部材を取り付けるための引戸の切欠部を簡単な形状とすることで切欠部を容易に形成することができるものであった。
【0006】
しかしながら、特許文献2に開示された引手部材は、第1枠部材及び第2枠部材を引戸に固定するためのねじ及びねじ穴が、目立つ箇所に露出するという問題があった。
【0007】
本発明は、上記従来の引戸の木口部を切り欠いて形成した切欠部に取り付けるようにした特許文献2に開示された引手部材の有する問題点に鑑み、引手部材を引戸に固定するためのねじ及びねじ穴が、目立つ箇所に露出しないようにしながら、引手部材を引戸にガタつくことなくしっかりと固定できるようにした引戸の引手部材を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するため、本発明の引戸の引手部材は、引戸の木口部を切り欠いて形成した切欠部に取り付けられる引手部材において、前面板部、仕切り面板部及び後面板部からなる引手本体と、引手本体の下端縁部が嵌入する溝及び後面板部の背面側に位置する立ち上がり片を備えた下部部材と、引手本体の上端縁部が嵌入する溝を備え、仕切り面板部の上端縁部を両側から挟持する分割して形成した上部部材とからなり、下部部材の立ち上
がり片及び上部部材にねじ穴を形成してなることを特徴とする。
【0009】
この場合において、前記引手本体を金属製とし、下部部材及び上部部材を合成樹脂製とするようにしてなるようにすることができる。
【0010】
また、前記仕切り面板部と後面板部の境界の上端部にねじ穴を形成してなるようにすることができる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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