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公開番号
2025089859
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-16
出願番号
2023204779
出願日
2023-12-04
発明の名称
ラッチ錠
出願人
株式会社ニシムラ
代理人
個人
主分類
E05C
1/00 20060101AFI20250609BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約
【課題】簡易的な構造で、遠心力によるラッチボルトの突出を防止することができるラッチ錠を提供する。
【解決手段】
ラッチ錠1は、ドアを開いているときは退入しており、ドアを閉じたときにストライクとの間の磁力によって突出するラッチボルト5と、ドアが移動する際の遠心力によってラッチボルト5が突出するのを規制する規制部材2,3とを備える。規制部材2,3は、ラッチボルト5を収容するケース8に対して回動可能に設けられた回動部材2と、遠心力が生じた際に転がって回動部材2を回動させる移動部材3とを含む。ラッチボルト5は、遠心力によって回動部材2が回動したとき回動部材2の一部と接触してラッチボルト5が突出するのを防止する受け部5aを含む。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
ドアを開いているときは退入しており、ドアを閉じたときにストライクとの間の磁力によって突出するラッチボルトと、前記ドアが移動する際の遠心力によって前記ラッチボルトが突出するのを規制する規制部材とを備えるラッチ錠であって、
前記規制部材は、
前記ラッチボルトを収容するケースに対して回動可能に設けられた回動部材と、
前記遠心力が生じた際に転がって前記回動部材を回動させる移動部材とを含み、
前記ラッチボルトは、前記遠心力によって前記回動部材が回動したとき前記回動部材の一部と接触して前記ラッチボルトが突出するのを防止する受け部を含むことを特徴とする、ラッチ錠。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記規制部材は、前記遠心力が生じていない状況では、前記受け部との接触位置からは外れていることを特徴とする、請求項1に記載のラッチ錠。
【請求項3】
前記回動部材は、前記遠心力が生じていない状況では、自重によって、前記接触位置から外れていることを特徴とする、請求項2に記載のラッチ錠。
【請求項4】
前記ケースは、前記移動部材を載せておくための傾斜部を有しており、
前記傾斜部は、前記ラッチボルトの基端側に比べて突出側が高くなる傾斜であることを特徴とする、請求項2に記載のラッチ錠。
【請求項5】
前記規制部材は、前記ラッチボルトの下側に設けられており、
前記回動部材は、
前記遠心力が生じていない状況では、自重によって、下方向に回動することで、前記接触位置から外れ、
前記遠心力が生じているときは、前記移動部材によって、上方向に押し上げられて回動することで、前記接触位置に移動することを特徴とする、請求項4に記載のラッチ錠。
【請求項6】
前記規制部材は、前記ラッチボルトの上側に設けられており、
前記回動部材は、
前記遠心力が生じていない状況では、前記移動部材が前記傾斜部の下側に移動することで、上方向に押し上げられて回動することで、前記接触位置から外れ、
前記遠心力が生じているときは、前記回動部材が前記傾斜部の上側に移動することで、自重によって、下方向に回動することで、前記接触位置に移動することを特徴とする、請求項4に記載のラッチ錠。
【請求項7】
前記移動部材は、円筒状又は球体状であることを特徴とする、請求項1に記載のラッチ錠。
【請求項8】
ラッチ錠を具備するドアであって、
前記ラッチ錠は、
前記ドアを開いているときは退入しており、前記ドアを閉じたときにストライクとの間の磁力によって突出するラッチボルトと、
前記ドアが移動する際の遠心力によって前記ラッチボルトが突出するのを規制する規制部材とを備え、
前記規制部材は、
前記ラッチボルトを収容するケースに対して回動可能に設けられた回動部材と、
前記遠心力が生じた際に転がって前記回動部材を回動させる移動部材とを含み、
前記ラッチボルトは、前記遠心力によって前記回動部材が回動したとき前記回動部材の一部と接触して前記ラッチボルトが突出するのを防止する受け部を含むことを特徴とする、ドア。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ドアを開いているときは退入しており、ドアを閉じたときにストライクとの間の磁力によって突出するラッチボルトを有するラッチ錠に関し、より特定的には、ドアが移動する際の遠心力によってラッチボルトが突出しないようにする機構を備えるラッチ錠に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
ドアを開いているときは退入しており、ドアを閉じたときにストライクとの間の磁力によって突出するラッチボルトを有するラッチ錠が広く知られている。
このようなラッチ錠では、ラッチボルトの先端に金属又は磁石が設けられている。そして、ストライクには、磁石又は金属が設けられている。ラッチボルトの先端とストライクとの両方が磁石の場合もある。
【0003】
ストライクとの間の磁力が働かない場合、すなわち、ドアが開いている場合には、ラッチボルトを退入させる付勢力がラッチボルトに働いている。そのため、ドアが開いている間、ラッチボルトは、ドアから突出しないようになっている。
ストライクにラッチボルトが近づくと、ラッチボルトの先端とストライクとの間に生じる磁力によって、ラッチボルトがドアから突出する。
【0004】
このようなラッチ錠においては、ドアが勢いよく閉められた場合に、ラッチボルトを退入している付勢力よりも、ドアが閉まる際に生じる遠心力の方が大きくなると、ラッチボルトが、ドアから突出してしまうという問題があった。ラッチボルトがドアから突出してしまうと、ドアが適切に閉まらなかったり、ドア枠を傷付けてしまったりといった問題が生じる。
【0005】
遠心力によるラッチボルトの突出に関する課題を解決するため、特許文献1~4に記載の発明が提案されている。
【0006】
特許文献1及び特許文献2に記載のラッチ錠では、遠心力によって振子部材(17)(括弧内の符号は特許文献に関するものである。以下同様。)が振れてラッチボルト(13)の突出を制限している。
【0007】
特許文献3に記載のラッチ錠では、遠心力によって振り子(6)が振れて錠杆(1)の突出を制限している。
【0008】
特許文献4に記載のラッチ錠では、ラッチボルトに湾曲面部(73)を有するボルト側溝部(71)を形成し、ボルト側溝部(71)に球体の規制部材(85)を入れておいて、遠心力が生じたときに球体の規制部材(85)が連結溝(87)に入ることで、錠ボルト(11)の突出を制限している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
特開平10-110566号公報
特開平11-93486号公報
特開2001-12125号公報
特開2023-78821号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
特許文献1~3に記載のように、振り子を用いて、ラッチボルトの突出を制限する場合、振り子の下部を重くする必要がある。この場合、振り子の製造コストがアップする。
(【0011】以降は省略されています)
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