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公開番号2025091522
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-19
出願番号2023206762
出願日2023-12-07
発明の名称引戸用引手
出願人株式会社WEST inx
代理人個人
主分類E05B 1/06 20060101AFI20250612BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】一対の引手をコンパクト化しても、問題なく連結部材で引手同士を連結できる引戸用引手を提供する。
【解決手段】一対の引手本体2a、2bを有し、前記一対の引手本体が連結されてなる引戸用引手1において、前記引手本体の背面側62a、62bから対向する前記引手本体2a、2bの方向に突出する複数の係合片を有し、前記係合片には係合部があり、一方の引手本体2aに設けられた係合片の係合部と、他方の引手本体2bに設けられた係合片の係合部が係合して一対の引手本体2a、2bが連結される引戸用引手。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
一対の引手本体を有し、前記一対の引手本体が連結されてなる引戸用引手において、前記引手本体の背面側から対向する前記引手本体の方向に突出する複数の係合片を有し、前記係合片には係合部があり、
一方の引手本体に設けられた係合片の係合部と、他方の引手本体に設けられた係合片の係合部が係合して一対の引手本体が連結されることを特徴とする引戸用引手。
続きを表示(約 770 文字)【請求項2】
前記突出片の少なくとも一つは、当該係合片の外側側面に前記係合部が設けられた外向き係合片であり、当該係合片の少なくとも一つは当該係合片の内側側面に前記係合部が設けられた内向き係合片であり、前記外向き係合片と、前記内向き係合片が係合する請求項1に記載の引戸用引手。
【請求項3】
一方の引手本体には、幅方向に二つの突出片が対となって配置されており、当該対となった突出片は、いずれも外向き係合片であり、
他方の引手本体には、幅方向に二つの突出片が対となって配置されており、当該対となった突出片は、いずれも内向き係合片である請求項2に記載の引戸用引手。
【請求項4】
前記係合部は、微小な凹凸が、前記一対の引手本体の近接・離反方向に複数並べられている請求項3に記載の引戸用引手。
【請求項5】
前記引戸用引手は連結部材を有し、当該連結部材は、引手本体の背面側に取り付けられ、当該連結部材に前記係合片が設けられている請求項1に記載の引戸用引手。
【請求項6】
少なくとも前記内向き係合片が引手本体の外側に変位することを防ぐあて部材が設けられた請求項4に記載の引戸用引手。
【請求項7】
前記外向き係合片又は内向き係合片の先端側が入る開口部があり、当該開口部の一部が前記あて部材として機能している請求項6に記載の引戸用引手。
【請求項8】
前記微小な凹凸が剛性を有する請求項4に記載の引戸用引手。
【請求項9】
前記引手本体は、正面側から見たときに凹部となっている手入れ部があり、当該手入れ部は、底板を有し、前記連結部材は、前記手入れ部の背面側にあって、前記底板と係合して固定された請求項1に記載の引戸用引手。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、引戸用引手に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
引戸には、開閉操作を行うための凹みである引手が設けられているものがある。この引手は、引戸の両側の表面に設けられている。引戸の両側に設けられた引手は、特許文献1に開示されているように、連結部材によって連結されている。そして、引手に人が手を掛け、さらに開閉方向に力を入れることにより、引戸の開閉が行われる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-77272号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、従来の引戸の引手の連結部材は、各引手に取り付けられた分割片が組み合わされた構造を有している。そして、各分割片が結合することにより、引戸に各引手を固定している。当該連結部材はすなわち、連結部材は、分割構造を有しており、構造が複雑である。また、個々の引手に固定した分割片同士を結合するため、分割片同士の位置合わせが必要である。
【0005】
特許文献1では、連結部材の構造を簡素化できたが、連結部材と係合する係合部を有し、前記係合部と係合する第一被係合部と、他方の引手本体の係合部と係合する第二被係合部を有するなど部品点数が多く、複雑な構造は残っていた。前記係合部は引手本体のフランジに装着されていた。当該接合部を引手本体背面のフランジの上下部に装着するために、引手本体のフランジを小さくできなく、引手本体をより簡素化するという課題も残っていた。本発明は、引手をよりコンパクト化し、引手をコンパクト化した場合でも、問題なく連結できる引き戸用引手を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するための本発明の第1の様相は、一対の引手本体を有し、前記一対の引手本体が連結されてなる引戸用引手において、前記引手本体の背面側から対向する前記引手本体の方向に突出する複数の係合片を有し、前記係合片には係合部があり、一方の引手本体に設けられた係合片の係合部と、他方の引手本体に設けられた係合片の係合部が係合して一対の引手本体が連結される引戸用引手である。
【0007】
本態様においては、一対の引手本体を有し、前記一対の引手本体が連結されてなる引戸用引手において、前記引手本体の背面側から対向する前記引手本体の方向に突出する複数の係合片を有し、前記係合片には係合部があり、一方の引手本体に設けられた係合片の係合部と、他方の引手本体に設けられた係合片の係合部が係合して一対の引手本体が連結される引戸用引手であることから、少なくとも対向する係合部が係合して引手本体が連結されるので、引手本体の背面側全体を連結に利用でき、フランジに接合部を設ける必要がなくなるので、フランジを小さくでき、ひいては引手本体のコンパクト化につながる。
【0008】
本態様は、前記突出片の少なくとも一つが、当該係合片の外側側面に前記係合部が設けられた外向き係合片であり、当該係合片の少なくとも一つは当該係合片の内側側面に前記係合部が設けられた内向き係合片であり、前記外向き係合片と、前記内向き係合片が係合する引戸用引手である。
【0009】
本実施形態によると、前記突出片の少なくとも一つが、当該係合片の外側側面に前記係合部が設けられた外向き係合片で、当該係合片の少なくとも一つは当該係合片の内側側面に前記係合部が設けられた内向き係合片であって、前記外向き係合片と、前記内向き係合片が係合する引戸用引手であることから、引手をコンパクト化しても強固に係合できる。
【0010】
本態様は、一方の引手本体には、幅方向に二つの突出片が対となって配置されており、当該対となった突出片は、いずれも外向き係合片であり、他方の引手本体には、幅方向に二つの突出片が対となって配置されており、当該対となった突出片は、いずれも内向き係合片である引戸用引手である。
(【0011】以降は省略されています)

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