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公開番号
2025154143
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-10
出願番号
2024056992
出願日
2024-03-29
発明の名称
ドア支持装置
出願人
株式会社アイシン
代理人
個人
,
個人
主分類
E05B
83/40 20140101AFI20251002BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約
【課題】スライドドアの開閉作動時にリリースケーブルに負荷が掛かることを抑制できるドア支持装置を提供する。
【解決手段】ドア支持装置40は、ロアレール51に対して転動するガイドローラ122,123と、スライドドア30に固定されるドアブラケット110と、ガイドローラ122,123を回転可能に支持するとともにドアブラケット110に対して回転可能に連結される可動アーム121と、を有するロアヒンジユニット61と、可動アーム121に固定され、スライドドア30が全開位置に配置されるときに、スライドドア30をストライカに拘束するロック機構130と、を備える。ロック機構130は、スライドドア30のストライカに対する拘束を解除するリリースケーブル150と、リリースケーブル150を保持するケーブルガイド137と、を有する。ケーブルガイド137は、可動アーム121に対して回転可能である。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
ドア開口部を側面に有する車体に、前記ドア開口部を開閉するスライドドアを支持させるドア支持装置であって、
前記車体の前後方向が長手方向となるように前記車体に固定されるガイドレールと、
前記ガイドレールに対して転動することにより前記ガイドレールに沿って移動するガイドローラと、前記スライドドアに固定されるドアブラケットと、前記ガイドローラを回転可能に支持するとともに前記ドアブラケットに対して回転可能に連結される可動アームと、を有するヒンジユニットと、
前記可動アームに固定され、前記スライドドアが前記ドア開口部を全開する全開位置に配置されるときに、前記スライドドアを前記車体のストライカに拘束するロック機構と、を備え、
前記ロック機構は、
牽引されることにより、前記ロック機構による前記スライドドアの前記ストライカに対する拘束を解除するリリースケーブルと、
前記リリースケーブルを保持するケーブルガイドと、を有し、
前記ケーブルガイドは、前記可動アームに対して回転可能である
ドア支持装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記ドアブラケットと前記可動アームの回転軸線との前記車体の幅方向における距離は、前記スライドドアが前記ドア開口部を全閉する全閉位置に配置される場合の方が、前記スライドドアが前記全開位置に配置される場合よりも短くなる
請求項1に記載のドア支持装置。
【請求項3】
前記スライドドアの閉作動に伴う前記ケーブルガイドの回転方向を第1方向とし、前記第1方向の逆方向を第2方向としたとき、
前記ロック機構は、前記第2方向に、前記ケーブルガイドを付勢するガイドスプリングを有する
請求項2に記載のドア支持装置。
【請求項4】
前記ロック機構は、
前記ストライカに係止可能なフルラッチ位置と前記ストライカに係止不能なアンラッチ位置との間を回転するように構成されるラッチと、
前記フルラッチ位置に位置する前記ラッチに係止することにより前記ラッチの前記アンラッチ位置に向かう回転を規制する規制位置と、前記ラッチから退避することにより前記ラッチの前記アンラッチ位置に向かう回転を許容する退避位置と、の間を回転するように構成されるポールと、
前記スライドドアが前記全開位置に配置される場合に、前記ケーブルガイドを位置決めする位置決め部と、を有する
請求項3に記載のドア支持装置。
【請求項5】
前記ロック機構は、
前記ストライカに係止可能なフルラッチ位置と前記ストライカに係止不能なアンラッチ位置との間を回転するように構成されるラッチと、
前記フルラッチ位置に位置する前記ラッチに係止することにより前記ラッチの前記アンラッチ位置に向かう回転を規制する規制位置と、前記ラッチから退避することにより前記ラッチの前記アンラッチ位置に向かう回転を許容する退避位置と、の間を回転するように構成されるポールと、
前記ラッチを回転可能に支持するラッチ支持軸と、
前記ポールを回転可能に支持するポール支持軸と、を有し、
前記リリースケーブルは、前記ポールに接続され、牽引されることにより前記ポールを前記退避位置に向かって回転させるものであり、
前記ケーブルガイドは、前記ラッチ支持軸又は前記ポール支持軸に回転可能に支持される
請求項2~請求項4の何れか一項に記載のドア支持装置。
【請求項6】
前記ロック機構は、前記ラッチ支持軸及び前記ポール支持軸が固定されるベースを有し、
前記ベースが前記可動アームに固定されることにより、前記ロック機構が前記可動アームに固定される
請求項5に記載のドア支持装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ドア支持装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ドア開口部を有する車体と、ドア開口部を開閉するスライドドアと、を備える車両が記載されている。車体は、ドア開口部の下端付近かつ後端付近に配置されるストライカシャフトを有する。スライドドアは、ドア本体と、ドア本体の下端部に固定されるドアブラケットと、ドアブラケットに対して回転可能に連結される可動アームと、可動アームに配置されるロック機構と、を有する。スライドドアが開閉作動する場合には、可動アームがドアブラケットに対して回転することで、ドア本体が車体に対する姿勢を維持した状態で前後方向及び幅方向に移動する。また、スライドドアがドア開口部を全開する全開位置に配置される場合には、ロック機構はストライカシャフトに係止する係止状態となる。こうして、スライドドアは、全開位置で車体に対して拘束される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-121576号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
スライドドアを全開位置から閉作動させる場合には、ロック機構の係止状態を解除する必要がある。このため、上記のようなロック機構には、ロック機構の係止状態を解除するための動力を伝達するリリースケーブルが接続されることが一般的である。ただし、上記のような車両において、スライドドアが開閉作動される場合には、ロック機構の設置される可動アームが回転する。したがって、上記のような車両において、スライドドアが開閉作動される場合には、可動アームの回転に伴い、リリースケーブルに曲げ荷重が作用するおそれがある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するドア支持装置は、ドア開口部を側面に有する車体に、前記ドア開口部を開閉するスライドドアを支持させるドア支持装置であって、前記車体の前後方向が長手方向となるように前記車体に固定されるガイドレールと、前記ガイドレールに対して転動することにより前記ガイドレールに沿って移動するガイドローラと、前記スライドドアに固定されるドアブラケットと、前記ガイドローラを回転可能に支持するとともに前記ドアブラケットに対して回転可能に連結される可動アームと、を有するヒンジユニットと、前記可動アームに固定され、前記スライドドアが前記ドア開口部を全開する全開位置に配置されるときに、前記スライドドアを前記車体のストライカに拘束するロック機構と、を備え、前記ロック機構は、牽引されることにより、前記ロック機構による前記スライドドアの前記ストライカに対する拘束を解除するリリースケーブルと、前記リリースケーブルを保持するケーブルガイドと、を有し、前記ケーブルガイドは、前記可動アームに対して回転可能であることが好ましい。
【発明の効果】
【0006】
ドア支持装置は、スライドドアの開閉作動時にリリースケーブルに負荷が掛かることを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、ドア支持装置を備える車両の模式図である。
図2は、図1のドア支持装置のロアレールとロアヒンジユニットとの平面図である。
図3は、図1のドア支持装置のロアヒンジユニットの分解斜視図である。
図4は、図3のロアヒンジユニットのロック機構の分解斜視図である。
図5は、図3のロアヒンジユニットのロック機構の平面図である。
図6は、図1のドア支持装置の作用を説明する平面図である。
図7は、図1のドア支持装置の作用を説明する平面図である。
図8は、図1のドア支持装置の作用を説明する平面図である。
図9は、別の実施形態のドア支持装置の作用を説明する平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、ドア支持装置を備える車両の一実施形態について説明する。本実施形態の車両は、例えば、床下の空間に大型のバッテリを備える電気自動車又はハイブリッド自動車である。
【0009】
<本実施形態の構成>
図1及び図2に示すように、車両10は、車体20と、スライドドア30と、ドア支持装置40と、リモコン80と、ドア駆動装置90と、を備える。
【0010】
以降の説明では、車両10の幅方向、車両10の前後方向及び車両10の上下方向をそれぞれ幅方向、前後方向及び上下方向という。図中において、前後方向はX軸の延びる方向であり、幅方向はY軸の延びる方向であり、上下方向はZ軸の延びる方向である。また、幅方向において、車両10の中心に向かう方向を内方といい、車両10の中心から離れる方向を外方という。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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