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公開番号
2025148680
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-08
出願番号
2024048931
出願日
2024-03-26
発明の名称
ロータ
出願人
株式会社アイシン
代理人
Knowledge Partners弁理士法人
主分類
H02K
3/18 20060101AFI20251001BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】スロット部内におけるコイルの占積率を向上させる技術の提供。
【解決手段】複数の突出部と、前記突出部の間に設けられたスロット部と、を有するロータコアと、前記突出部に巻回されたロータコイルと、を備え、前記ロータコイルの断面は、円弧部と、フラット部と、を含み、前記ロータコイルは、前記スロット部内において複数の前記フラット部が規則的に整列するように、前記スロット部内に配列される、ロータが構成される。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の突出部と、前記突出部の間に設けられたスロット部と、を有するロータコアと、
前記突出部に巻回されたロータコイルと、を備え、
前記ロータコイルの断面は、円弧部と、フラット部と、を含み、
前記ロータコイルは、前記スロット部内において複数の前記フラット部が規則的に整列するように、前記スロット部内に配列される、
ロータ。
続きを表示(約 560 文字)
【請求項2】
前記ロータコイルは、前記フラット部同士が対向するように、前記スロット部内に配列される、
請求項1に記載のロータ。
【請求項3】
前記スロット部には、前記ロータコアの周方向において前記突出部を挟む第1スロット部および第2スロット部が含まれ、
前記ロータコイルは、前記第1スロット部に存在する部位である第1スロット収容部と、前記第2スロット部に存在する部位である第2スロット収容部と、前記スロット部の外部において前記第1スロット収容部と前記第2スロット収容部とを接続する部位であるコイルエンド部と、を有し、
前記突出部に対する前記フラット部および前記円弧部の向きが、前記第1スロット収容部と前記第2スロット収容部とにおいて同一である場合、当該第1スロット収容部と当該第2スロット収容部とを接続する前記コイルエンド部のすくなくとも一部がねじれている、
請求項1または請求項2に記載のロータ。
【請求項4】
前記突出部は、前記ロータコアの周方向において前記突出部を挟む2つの側壁を有し、
前記フラット部が前記側壁に平行に向いて整列するように、前記ロータコイルが規則的に配列される、
請求項1または請求項2に記載のロータ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ロータに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、突極型回転子の製造工程において、エナメル丸線を回転子に巻回する際に張力を変動させる張力可変装置と、張力可変装置を制御する張力制御装置が開示されている。これにより、エナメル巻線を繰り出すノズルがエナメル被膜に与えるストレスを減少させ、品質を安定させることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-264968号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の技術においては、ノズルからエナメル線を引き出して巻回するという工法上、張力を調整したとしてもコイルの変形が避けられない。従来の技術において、変形したコイルがロータの突出部に対して巻回される際に、変形した形状にあわせたコイルの位置や向きの調整は行われていない。従って、変形したコイルがスロット部内で乱雑に配置され、スロット内の空間を有効に利用できないため、スロット部におけるコイルの占積率を向上させることが困難であった。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、スロット部内におけるコイルの占積率を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の目的を達成するため、ロータは、複数の突出部と、前記突出部の間に設けられたスロット部と、を有するロータコアと、前記突出部に巻回されたロータコイルと、を備え、前記ロータコイルの断面は、円弧部と、フラット部と、を含み、前記ロータコイルは、前記スロット部内において複数の前記フラット部が規則的に整列するように、前記スロット部内に配列される。
【0007】
以上の構成において、ロータコイルは、断面に円弧部とフラット部とを含む。断面が円形の場合、コイルを詰めて配置することで密な配列にすることは容易であるが、円弧部とフラット部とを含む場合、意図的に配置を調整しない場合には、フラット部が乱雑な向きとなり、密に配置することができない。そこで、フラット部が規則的に整列するようにロータコイルが配列される構成とすれば、フラット部が乱雑な向きを向くことによる空間利用効率の低下を防止することができる。この結果、スロット部内におけるコイルの占積率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
ロータの斜視図である。
ロータコアの概略断面図である。
図3Aは、本実施形態に係るロータコイルの概略断面図であり、図3B,図3Cは、ロータコイルの巻回時にロータコイルを繰り出すノズルを示す図であり、図3Dは、ねじれを示す図である。
スロット部におけるロータコイルの配列状態を示す図である。
従来例を示す図である。
図6A及び図6Bは、ロータコイルの巻回方法の説明図である。
図7A~図7Dは、ロータコイルの巻回方法の説明図である。
図8A~図8Bは、ロータコイルの巻回方法の説明図である。
図9A~図9Dは、ロータコイルの巻回方法の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
ここでは、下記の順序にしたがって、実施形態について説明する。
(1)ロータの構成
(2)他の実施形態等
【0010】
(1)ロータの構成
図1は、ロータ1の斜視図である。ロータ1は、回転軸Axを中心に回転する部材である。本明細書においては、ロータ1の回転軸Axに沿った方向を「軸方向」と称する。また、回転軸Axに垂直な方向を「径方向」と称する。さらに、径方向における回転軸Ax側を「径方向内側」と称する。径方向における回転軸Axと反対側(回転軸Axから離れる側)を「径方向外側」と称する。さらに、回転軸Axを中心とした円の周に沿った方向を「周方向」と称する。
(【0011】以降は省略されています)
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