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公開番号
2025154782
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-10
出願番号
2024057972
出願日
2024-03-29
発明の名称
ガス検出装置
出願人
株式会社アイシン
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
G01N
27/18 20060101AFI20251002BHJP(測定;試験)
要約
【課題】ガスセンサの応答速度を高めることができる。
【解決手段】ガス検出装置は、第1の開口部が設けられた筐体と、筐体内に設置され、第1の開口部と重なる位置に第2の開口部を有する収容部と、収容部内に設置され、所定のガスを検出可能なガスセンサと、第2の開口部を覆い、所定のガスが通過可能なフィルタと、を備え、フィルタの端部は、収容部が第2の開口部の周囲に有するインサート部で固定されており、収容部の内壁は、上面から見たときに、インサート部で固定されたフィルタの端部よりも内側に位置している。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
第1の開口部が設けられた筐体と、
前記筐体内に設置され、前記第1の開口部と重なる位置に第2の開口部を有する収容部と、
前記収容部内に設置され、所定のガスを検出可能なガスセンサと、
前記第2の開口部を覆い、前記所定のガスが通過可能なフィルタと、を備え、
前記フィルタの端部は、
前記収容部が前記第2の開口部の周囲に有するインサート部で固定されており、
前記収容部の内壁は、
上面から見たときに、前記インサート部で固定された前記フィルタの端部よりも内側に位置している、
ガス検出装置。
続きを表示(約 560 文字)
【請求項2】
前記第2の開口部は、
上面から見たときに円形の形状を有しており、
前記ガスセンサの本体部分は、
上面から見た外形において角部と端辺とを有して、前記第2の開口部の外縁部より内側に配置されており、
前記収容部の前記内壁において、
前記本体部分の前記角部または前記端辺と対向する部分が前記本体部分へ向かって迫り出している、
請求項1に記載のガス検出装置。
【請求項3】
前記収容部の前記内壁において、
前記本体部分へと向かって迫り出した部分は、上面から見て前記第2の開口部の外縁部と重なる位置まで迫り出している、
請求項2に記載のガス検出装置。
【請求項4】
前記ガスセンサの本体部分は、
上面から見た外形において複数の端辺を有し、
前記収容部の前記内壁において、
前記ガスセンサの前記本体部分の前記複数の端辺のうち1つの端辺と対向する部分が前記本体部分から後退しており、
前記ガスセンサは、
前記内壁が前記本体部分から後退した部分に対向する前記1つの端辺に、前記収容部の後退した前記内壁へと向かって延びるリードを有している、
請求項2に記載のガス検出装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、ガス検出装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
燃料電池を駆動源とする車両等においては、例えば水素ガスの漏洩を検出するためのガス検出装置が設けられている。例えば特許文献1には、ガスセンサの周囲を仕切り壁で囲うことが開示されている。これにより、ガスセンサ周囲の空気を迅速に入れ替えることができ、ガスセンサの応答速度を向上させることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-027499号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述の特許文献1の技術では、仕切り壁で囲われたキャビティの内形は、キャビティ内の雰囲気を入れ替えるためのフィルタの面積よりも広く構成されている。これでは、ガスセンサの応答速度を充分に高めることができない。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ガスセンサの応答速度を高めることができるガス検出装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態のガス検出装置は、第1の開口部が設けられた筐体と、前記筐体内に設置され、前記第1の開口部と重なる位置に第2の開口部を有する収容部と、前記収容部内に設置され、所定のガスを検出可能なガスセンサと、前記第2の開口部を覆い、前記所定のガスが通過可能なフィルタと、を備え、前記フィルタの端部は、前記収容部が前記第2の開口部の周囲に有するインサート部で固定されており、前記収容部の内壁は、上面から見たときに、前記インサート部で固定された前記フィルタの端部よりも内側に位置している。
【0007】
実施形態のガス検出装置は、ガスセンサの応答速度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態にかかるガス検出装置の構成の一例を示す斜視図である。
図2は、実施形態にかかるガス検出装置の構成の一例を示す斜視図である。
図3は、実施形態にかかるガス検出装置が備える収容部を含む上面図である。
図4は、実施形態にかかるガス検出装置が備える収容部を含む上面図である。
図5は、実施形態にかかるガス検出装置が備える収容部を含む断面図である。
図6は、比較例にかかるガス検出装置が備える収容部を含む断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の例示的な実施形態が開示される。以下に示される実施形態の構成、並びに当該構成によりもたらされる作用、結果、及び効果は、一例である。本発明は、以下の実施形態に開示される構成以外によりも実現可能であるとともに、基本的な構成に基づく種々の効果や派生的な効果のうち、少なくとも1つを得ることが可能である。
【0010】
(ガス検出装置の構成例)
図1及び図2は、実施形態にかかるガス検出装置1の構成の一例を示す斜視図である。より詳細には、図1は、ガス検出装置1の上方側の斜視図であり、筐体10の一部を分解して示す。図2は、ガス検出装置1の下方側の斜視図である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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