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公開番号
2025167137
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-07
出願番号
2024071481
出願日
2024-04-25
発明の名称
キックセンサ
出願人
株式会社アイシン
代理人
弁理士法人R&C
主分類
E05F
15/73 20150101AFI20251030BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約
【課題】誤検知を防止可能なキックセンサを提供する。
【解決手段】車両に設けられ、車両のドアの制御のトリガとなる人の脚の動作を検出するキックセンサ1は、車両のドアの少なくとも側方からの電波を受信する第1アンテナ10と、車両のドアの少なくとも下方からの電波を受信する第2アンテナ20と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
車両に設けられ、前記車両のドアの制御のトリガとなる人の脚の動作を検出するキックセンサであって、
前記車両のドアの少なくとも側方からの電波を受信する第1アンテナと、
前記車両のドアの少なくとも下方からの電波を受信する第2アンテナと、
を備えるキックセンサ。
続きを表示(約 730 文字)
【請求項2】
前記第1アンテナは、前記側方からの前記電波に対して指向性を有する請求項1に記載のキックセンサ。
【請求項3】
前記第2アンテナは、前記下方からの前記電波に対して指向性を有する請求項1又は2に記載のキックセンサ。
【請求項4】
前記第1アンテナ及び前記第2アンテナは、単一の基板に形成されたパターンで構成されている請求項1又は2に記載のキックセンサ。
【請求項5】
前記基板は、当該基板における前記第1アンテナ及び前記第2アンテナが形成された面が前記車両の進行方向後側を向く状態で、前記車両における後端の側に設けられている請求項4に記載のキックセンサ。
【請求項6】
前記第1アンテナは、垂直偏波の電波及び水平偏波の電波を送受信可能である請求項1又は2に記載のキックセンサ。
【請求項7】
前記第1アンテナは、前記側方へ電波を送信可能であり、
前記第2アンテナは、前記下方へ電波を送信可能である請求項1又は2に記載のキックセンサ。
【請求項8】
前記第1アンテナ及び前記第2アンテナの状態を、前記第1アンテナ及び前記第2アンテナのうちの一方が前記電波を送信する第1状態と、前記第1アンテナ及び前記第2アンテナのうちの他方が前記電波を送信する第2状態とに交互に切り換える制御部を更に備える請求項1又は2に記載のキックセンサ。
【請求項9】
前記第1アンテナが受信した前記電波の強度と前記第2アンテナが受信した前記電波の強度との比率に基づいて、前記人の脚の動作が行われたか否かを判断する請求項1又は2に記載のキックセンサ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両に設けられ、当該車両のドアの制御のトリガとなる人の脚の動作を検出するキックセンサに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、車両のドアロックの施解錠や、ドアの開閉を自動的に行う機能を備えたドア開閉装置が利用されてきた。このようなドア開閉装置には、例えば下記に出典を示す特許文献1に記載のものがある。
【0003】
特許文献1に記載のドア開閉装置は、車両のドアの近傍に位置する使用者の存在を検知し、車両のドアをロック状態からアンロック状態にした後、開状態にするための非接触の検知ユニットを備えている。この検知ユニットは、ドアの近傍に取り付けられ、ドアの下方に位置する検知対象物を検知する検知センサを備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-116824号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載のドア開閉装置は、検知センサがドアの下方に位置する検知対象物を検知するように構成されている。このため、検知センサの検知範囲内において、例えば猫等や、ドアを開状態にする意図がない人(人の脚)を検知した場合であっても、誤ってドアが開状態になる可能性がある。
【0006】
そこで、誤検知を防止可能なキックセンサが求められる。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係るキックセンサの特徴構成は、車両に設けられ、前記車両のドアの制御のトリガとなる人の脚の動作を検出するキックセンサであって、前記車両のドアの少なくとも側方からの電波を受信する第1アンテナと、前記車両のドアの少なくとも下方からの電波を受信する第2アンテナと、を備えている点にある。
【0008】
このような特徴構成とすれば、第1アンテナによる側方からの電波の受信と、第2アンテナによる下方からの電波の受信とを条件として、車両のドアの状態を開扉状態及び閉扉状態のうちの一方から他方に切り換えたり、ドアロックをロック状態及びアンロック状態のうちの一方から他方に切り換えたりすることができる。したがって、側方からの電波の受信、及び、下方からの電波の受信のうちのいずれか一方のみを条件として、車両のドアの状態を開扉状態及び閉扉状態のうちの一方から他方に切り換えたり、ドアロックをロック状態及びアンロック状態のうちの一方から他方に切り換えたりする構成に比べて、例えばキックセンサ付近を動物が通過した場合や、車両のドアやドアロックの状態を切り換える意思を有しない人の通過や移動があったりした場合における誤検知を防止することができる。このようにキックセンサによれば、人の脚の動作(動き)を検知して車両のドアやドアロックの状態を適切に切り換えることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
キックセンサが搭載された車両を示す図である。
キックセンサの平面図である。
第1アンテナの指向特性を示す図である。
第2アンテナの指向特性を示す図である。
人の脚による開閉指令の入力形態を示す図である。
その他の実施形態のキックセンサの平面図である。
その他の実施形態のキックセンサの平面図である。
その他の実施形態のキックセンサの平面図である。
第1状態及び第2状態の切り換えを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明に係るキックセンサは、車両のドアやドアロックの状態を切り換えるための操作指令を検出することが可能である。以下、本実施形態のキックセンサ1について説明する。ただし、キックセンサ1は、以下の実施形態に限定されることなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。
(【0011】以降は省略されています)
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