特許ウォッチ

公開番号2025169096
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-12
出願番号2024074113
出願日2024-04-30
発明の名称電子錠、電気錠装置
出願人株式会社セリュール
代理人
主分類E05B 65/10 20060101AFI20251105BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】火災が発生時、避難や救援の為に、施錠された電子錠もしくは電気錠を解錠する必要性がある。
【解決手段】
デッドボルトが取り付けられているベースプレート・アセンブリは、火災時の高温で回転するのを抑えている形状記憶合金製プレートが変形することによりホルダーピンを軸に回動し、デッドボルトが、玄関ドア枠凸部から外れて解錠となる。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項１】
形状記憶合金製の部品を用い、火災時の高温で内部メカ構造の取り付けが回転し、施錠状態を解錠する機能を有する電子錠装置、もしくは電気錠装置。
続きを表示（約 96 文字）【請求項２】
温度センサーなど高温検出部品を用い、火災時の高温で温度センサーが反応すると、デッドボルトを回転させ施錠状態を解錠する機能を有する電子錠装置、もしくは電気錠装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、電子錠もしくは電気錠の動作に関する。
続きを表示（約 1,100 文字）【背景技術】
【０００２】
玄関ドアに設置される電子錠もしくは電気錠に於いて、扉が閉まった際にオートで施錠されるのが基本であるが、火災などの緊急の場合においても鍵が施錠されているので、緊急避難もしくは救援の際に扉の施錠を解錠する必要がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２１ー１７９１４０号公報。
特開２０１６ー１４５４８０号公報。
“REMOCK”、［online］、有限会社山本商事（YAMAMOTO SHOJI Corporation）、［令和２年５月１日検索］。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
火災が発生時、避難や救援の為に、施錠された電子錠もしくは電気錠を解錠する必要性がある。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
ドア枠にデッドボルトが引っかかりドアが施錠状態だったのが、火災時に玄関内温度が高温になると、ベースプレートが回転移動するのを抑えている形状記憶合金製のプレートが変形しベースプレートが回転し、解錠されることを特徴とする電子錠、もしくは電気錠装置。
【発明の効果】
【０００６】
本発明の電子錠の設置で、扉に大掛かりな工事を必要とせず火災緊急時に対応できる。
【０００７】
本発明の電気錠の設置で、扉に大掛かりな工事を必要とせず火災緊急時に対応できる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
本発明の実施形態に於ける電子錠の外観斜視図。
玄関ドアに設置された本発明の電子錠の室内側から見た正面図。
図２での本発明の電子錠周囲の拡大図。
図２での断面A-A図。
図４での詳細“B”の拡大図。
玄関ドアの外側から見た斜視図。
本発明の電子錠の施錠時の平面図。
本発明の電子錠の解錠時の平面図。
本発明の電子錠の上カバーと下ケースを外した時の斜視図。
フレームと保持プレートの関係斜視図。
火災時のデースプレート・アセンブリの回転による解錠構成斜視図。
【０００９】
本説明において、電池を使って駆動する電子錠を、電子錠と定義し、電子錠と表記する。
【００１０】
本説明における電子錠とは、扉に穴加工やネジ止め加工を行い簡易に取り外しや移設ができないものや、以下の構造説明で表示される扉に穴加工やネジ止め加工を不要とし簡易に取り外しや移設ができるもの、両方をいう。
（【００１１】以降は省略されています）

関連特許