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公開番号
2025122291
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-21
出願番号
2024017630
出願日
2024-02-08
発明の名称
ドア装置
出願人
ミネベアショウワ株式会社
代理人
個人
主分類
E05B
13/00 20060101AFI20250814BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約
【課題】サムターンの操作性を向上する。
【解決手段】ドア装置10では、リンク機構40がクローレバー36に連結されている。インナハンドル14又はアウタハンドル16からの操作力がリンク機構40に伝達されることで、リンク機構40が作動して、クローレバー36がロック位置からアンロック位置へ回転して、ラッチ装置30がラッチ解除状態に切替わる。また、サムターン装置70のクラッチ機構80は、サムターン72の回転操作に応じて、インナハンドル14又はアウタハンドル16からの操作力をリンク機構40へ伝達可能な伝達状態又は伝達不能な非伝達状態に切替わる。このため、サムターン72によって、クローレバー36を、直接的に操作して、ラッチ装置30をラッチ状態からラッチ解除状態に切替える構成と比べて、サムターン72の操作力を低くすることができる。したがって、サムターン72の操作性を向上することができる。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
幅方向一端部が建造物のドア枠に回転自在に連結されたドアと、
前記ドアに設けられ、室内側へ回転操作可能に露出しているサムターンと、
前記ドアの厚み方向両側に設けられ、操作可能に前記ドアに取付けられたドアハンドルと、
基端部が前記ドア枠に固定され、上下方向に延在された係合部を先端部に有するストライカと、
上下方向を軸方向として前記ドアに回転可能に設けられ、前記係合部と係合されるラッチ位置と、前記係合部との係合が解除されるアンラッチ位置と、の間で回転されるフォークレバーと、
前記ラッチ位置の前記フォークレバーと係合して前記フォークレバーの前記アンラッチ位置への回転を阻止するクローレバーと、
前記クローレバーと連結され、前記ドアハンドルからの操作力が伝達されて作動することで前記クローレバーと前記フォークレバーとの係合状態を解除するリンク機構と、
前記サムターンの回転操作に応じて前記ドアハンドルからの操作力を前記リンク機構へ伝達可能な伝達状態又は前記操作力を前記リンク機構へ伝達不能な非伝達状態に切替わるクラッチ機構と、
を備えたドア装置。
続きを表示(約 610 文字)
【請求項2】
前記クラッチ機構は、
前記サムターンの回転操作に連動して上下方向に移動するクラッチ軸と、
前記クラッチ軸の下端部に上下方向に一体移動可能に且つ前記ドアの厚み方向に相対移動可能に連結され、前記ドアハンドルの操作に連動して前記ドアの厚み方向一方側へ移動するクラッチ部材と、
を含んで構成され、
前記クラッチ部材は、前記サムターンの回転操作によって、伝達位置と非伝達位置との間を上下方向に移動し、
前記リンク機構の一端部が、前記クラッチ部材に対して前記ドアの厚み方向一方側に位置しており、
前記伝達位置の前記クラッチ部材における前記ドアの厚み方向一方側への移動時には、前記クラッチ部材が前記リンク機構の一端部に当接して前記クラッチ部材によって前記ドアハンドルからの操作力が前記一端部に伝達され、
前記非伝達位置の前記クラッチ部材における前記ドアの厚み方向一方側への移動時には、前記クラッチ部材が前記リンク機構の一端部に当接しない請求項1に記載のドア装置。
【請求項3】
前記ドアには、ラッチハブが設けられ、前記ラッチハブは、前記ドアハンドルの操作に連動して前記ドアの厚み方向一方側へ移動し、
前記クラッチ部材は、前記ドアの厚み方向に一体移動可能に且つ上下方向に相対移動可能に前記ラッチハブに連結されている請求項2に記載のドア装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ドア装置に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1に記載のラッチ装置を備えたドア装置では、アクチュエータの駆動によって、ハブが回転することで、ラッチ装置が施錠状態又は解錠状態に切替わる。また、サムターンや鍵部を操作する場合には、サムターン及び鍵部の空回転後に、ハブが鍵部のシリンダに係合して、ラッチ装置が施錠状態又は解錠状態に切替わる。これにより、ラッチ装置を電動及び手動で施錠状態又は解錠状態に切替えることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018―112042号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記ドア装置では、以下に示す点において改善の余地がある。すなわち、例えば、ラッチ装置を施錠状態から解錠状態に切替えるときには、ハブを回転させて、ラッチ部材(ラッチボルト及びラッチヘッド)を付勢バネの付勢力に抗して、スライドさせる必要がある。すなわち、サムターンによって、ストライカに係合されるラッチ部材を直接的に操作して、ラッチ部材をスライドさせる必要がある。このため、サムターンを操作するときの操作力が比較的高くなり、サムターンに対する操作性が低下する可能性がある。
【0005】
本発明は、上記事実を考慮して、サムターンの操作性を向上することができるドア装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の1又はそれ以上の実施形態は、幅方向一端部が建造物のドア枠に回転自在に連結されたドアと、前記ドアに設けられ、室内側へ回転操作可能に露出しているサムターンと、前記ドアの厚み方向両側に設けられ、操作可能に前記ドアに取付けられたドアハンドルと、基端部が前記ドア枠に固定され、上下方向に延在された係合部を先端部に有するストライカと、上下方向を軸方向として前記ドアに回転可能に設けられ、前記係合部と係合されるラッチ位置と、前記係合部との係合が解除されるアンラッチ位置と、の間で回転されるフォークレバーと、前記ラッチ位置の前記フォークレバーと係合して前記フォークレバーの前記アンラッチ位置への回転を阻止するクローレバーと、前記クローレバーと連結され、前記ドアハンドルからの操作力が伝達されて作動することで前記クローレバーと前記フォークレバーとの係合状態を解除するリンク機構と、前記サムターンの回転操作に応じて前記ドアハンドルからの操作力を前記リンク機構へ伝達可能な伝達状態又は前記操作力を前記リンク機構へ伝達不能な非伝達状態に切替わるクラッチ機構と、を備えたドア装置である。
【発明の効果】
【0007】
本発明の1又はそれ以上の実施形態によれば、サムターンの操作性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本実施の形態に係るドア装置を示す室内側から見た正面図である。
図1に示されるインナハンドルの周辺を拡大して示す正面図である。
図2に示されるインナハンドルの周辺におけるドア内部を示す上側から見た断面図(図2の3-3線断面図)である。
図3に示されるストライカの周辺を拡大して示す断面図である。
図3に示されるラッチ装置及びサムターン装置を示す室内側から見た正面図である。
(A)は、図5に示されるサムターン装置の右側から見た断面図(図5の6A-6A線断面図)であり、(B)は、(A)に示されるクラッチ部材とラッチハブとの連結状態を示す上側から見た断面図(図6(A)の6B-6B線断面図)である。
図6(A)のクラッチ部材が下降して伝達位置に配置された状態を示す図6に対応する断面図である。
(A)は、図4に示されるクローレバーがアンロック位置に回転した状態を示す断面図であり、(B)は、(A)に示される駆動ホイール及びフォークレバーが回転方向一方側へ回転してアンラッチ位置に配置された状態を示す断面図であり、(C)は、(B)の駆動ホイールが回転方向他方側へ回転して初期位置に配置された状態を示す断面図である。
(A)は、図8(C)に示されるフォークレバーが回転方向他方側へ回転してハーフラッチ位置に配置された状態を示す断面図であり、(B)は、(A)に示されるクローレバーが回転方向他方側へ回転してクローレバーとフォークレバーとが回転方向他方側へ一体回転可能に係合した状態を示す断面図であり、(C)は、(B)に示されるクローレバー及びフォークレバーが回転方向他方側へ回転してラッチ位置に配置された状態を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を用いて、本実施の形態に係るドア装置10について説明する。ドア装置10は、建造物用のドア装置として構成されている。図1及び図5に示されるように、ドア装置10は、建造物のドア枠20(図3参照)に回転可能に連結されたドア12と、ドア12内に設けられたラッチ装置30及びサムターン装置70と、を含んで構成されている。以下、先に、ドア12及びドア枠20について説明し、次いで、ラッチ装置30及びサムターン装置70について説明する。
【0010】
なお、以下の説明では、便宜上、ドア12を閉じた位置(閉位置)に配置した状態で説明する。また、図面において適宜示される、矢印INは室内側を示し、矢印OUTは室外側を示している。以下の説明では、矢印IN及び矢印OUTの方向を、見込み方向という。また、図面において適宜示される、矢印UPは、上側(垂直方向一方側)を示しており、矢印RHは、室外側から見た右側(水平方向一方側)を示している。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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