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公開番号
2025171650
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-20
出願番号
2024077210
出願日
2024-05-10
発明の名称
車両
出願人
株式会社アイシン
代理人
弁理士法人R&C
主分類
B60F
3/00 20060101AFI20251113BHJP(車両一般)
要約
【課題】フレームの高剛性化及び軽量化の少なくとも一方を図り易い車両を実現する。
【解決手段】車両1は、フレーム2と、一対の駆動輪4と、入力部材5と、動力伝達機構Tと、を備える。フレーム2は、底部21と、第1側壁部22と、第2側壁部23と、を備える。動力伝達機構Tは、入力部材5を支持する入力支持部材71と、一対の駆動輪4のうちの一方を支持する第1支持部材72と、一対の駆動輪4のうちの他方を支持する第2支持部材73と、入力支持部材71と第1支持部材72と第2支持部材73とを互いに連結する連結部材74と、を備える。第1支持部材72は、第1側壁部22に固定される。第2支持部材73は、第2側壁部23に固定される。入力支持部材71は、第1支持部材72及び第2支持部材73に対して長さ方向Lに離間した位置で底部21に固定されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
フレームと、
前記フレームに対して回転自在に支持された一対の駆動輪と、
駆動力が入力される入力部材と、
前記入力部材に入力された駆動力を一対の前記駆動輪に伝達する動力伝達機構と、
を備えた車両であって、
前記駆動輪が転動する方向に沿う方向を長さ方向とし、上下方向視で前記長さ方向に直交する方向を幅方向とし、前記幅方向の一方側を幅方向第1側とし、前記幅方向の他方側を幅方向第2側として、
前記フレームは、底部と、前記底部から上側に向けて立ち上がるように設けられた第1側壁部と、前記第1側壁部に対して前記幅方向第2側に離間して配置されていると共に前記底部から上側に向けて立ち上がるように設けられた第2側壁部と、を備え、
一対の前記駆動輪は、前記幅方向に沿う駆動軸心上に配置され、
一対の前記駆動輪の一方である第1駆動輪は、前記第1側壁部に対して前記幅方向第1側に配置され、
一対の前記駆動輪の他方である第2駆動輪は、前記第2側壁部に対して前記幅方向第2側に配置され、
前記動力伝達機構は、前記入力部材を支持する入力支持部材と、前記第1駆動輪を支持する第1支持部材と、前記第2駆動輪を支持する第2支持部材と、前記入力支持部材と前記第1支持部材と前記第2支持部材とを互いに連結する連結部材と、を備え、
前記第1支持部材が前記第1側壁部に固定され、
前記第2支持部材が前記第2側壁部に固定され、
前記入力支持部材が、前記第1支持部材及び前記第2支持部材に対して前記長さ方向に離間した位置で前記底部に固定されている、車両。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記動力伝達機構は、前記入力部材に入力された駆動力を一対の前記駆動輪に伝達するための複数の回転部材と、前記第1側壁部と前記第2側壁部との前記幅方向の間に配置され、複数の前記回転部材の少なくとも一部を覆うハウジング部材と、を備え、
前記連結部材は、前記ハウジング部材を用いて構成され、
前記第1支持部材の少なくとも一部は、前記第1側壁部に対して前記幅方向第1側に配置され、
前記第2支持部材の少なくとも一部は、前記第2側壁部に対して前記幅方向第2側に配置され、
前記第1支持部材と前記ハウジング部材とは、前記第1側壁部を前記幅方向に挟んだ状態で互いに締結固定され、
前記第2支持部材と前記ハウジング部材とは、前記第2側壁部を前記幅方向に挟んだ状態で互いに締結固定されている、請求項1に記載の車両。
【請求項3】
複数の前記回転部材には、
上下方向視で前記長さ方向に沿うように配置されていると共に、上下方向視で前記長さ方向に沿う基準軸心回りに回転自在に支持された第1伝動軸と、
前記駆動軸心上に配置されていると共に、前記駆動軸心回りに回転自在に支持された第2伝動軸及び第3伝動軸と、
が含まれ、
前記第1伝動軸は、前記入力部材に入力された駆動力によって回転し、
前記第2伝動軸は、前記第1伝動軸に対して前記幅方向第1側に配置されて前記第1伝動軸の回転を前記第1駆動輪に伝達し、
前記第3伝動軸は、前記第1伝動軸に対して前記幅方向第2側に配置されて前記第1伝動軸の回転を前記第2駆動輪に伝達し、
前記ハウジング部材は、前記入力支持部材に連結されていると共に、前記第1伝動軸、前記第2伝動軸、及び、前記第3伝動軸を覆うように形成されている、請求項2に記載の車両。
【請求項4】
前記長さ方向の一方側を長さ方向前側、前記長さ方向の他方側を長さ方向後側として、
前記フレームは、前記底部から上側に向けて立ち上がるように設けられて前記第1側壁部と前記第2側壁部とを前記幅方向に接続する前壁部と、前記前壁部に対して前記長さ方向後側に離間して配置されていると共に前記底部から上側に向けて立ち上がるように設けられて前記第1側壁部と前記第2側壁部とを前記幅方向に接続する後壁部と、を備えた箱状に形成され、
一対の前記駆動輪に、水面での推進力を得るための複数の羽根体が取り付けられている、請求項1から3の何れか一項に記載の車両。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、入力部材に入力された駆動力を利用して進む車両に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
このような車両の一例が、下記の特許文献1に開示されている。以下、この背景技術の説明では、特許文献1における符号及び名称を括弧内に引用する。
【0003】
特許文献1に開示されている車両(水陸両用車両20)は、フレーム(本体)と、フレーム(本体)に対して回転自在に支持された駆動輪(ホイール4及びタイヤ5)と、駆動力が入力される入力部材(エンジンから駆動力が入力されるプロペラシャフト2)と、この駆動力を駆動輪(ホイール4及びタイヤ5)に伝達する動力伝達機構(推進装置1)と、を備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2007-125960号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の車両(水陸両用車両20)は、駆動輪(ホイール4及びタイヤ5)、入力部材(プロペラシャフト2)、及び、動力伝達機構(推進装置1)をフレーム(本体)によって支持する構造であるが、フレーム(本体)の剛性を高めるための構造等は開示されておらず、フレーム(本体)の剛性の向上や軽量化のために改善の余地があった。
【0006】
そこで、フレームの高剛性化及び軽量化の少なくとも一方を図り易い車両の実現が望まれる。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示に係る車両は、フレームと、前記フレームに対して回転自在に支持された一対の駆動輪と、駆動力が入力される入力部材と、前記入力部材に入力された駆動力を一対の前記駆動輪に伝達する動力伝達機構と、を備えた車両であって、前記駆動輪が転動する方向に沿う方向を長さ方向とし、上下方向視で前記長さ方向に直交する方向を幅方向とし、前記幅方向の一方側を幅方向第1側とし、前記幅方向の他方側を幅方向第2側として、前記フレームは、底部と、前記底部から上側に向けて立ち上がるように設けられた第1側壁部と、前記第1側壁部に対して前記幅方向第2側に離間して配置されていると共に前記底部から上側に向けて立ち上がるように設けられた第2側壁部と、を備え、一対の前記駆動輪は、前記幅方向に沿う駆動軸心上に配置され、一対の前記駆動輪の一方である第1駆動輪は、前記第1側壁部に対して前記幅方向第1側に配置され、一対の前記駆動輪の他方である第2駆動輪は、前記第2側壁部に対して前記幅方向第2側に配置され、前記動力伝達機構は、前記入力部材を支持する入力支持部材と、前記第1駆動輪を支持する第1支持部材と、前記第2駆動輪を支持する第2支持部材と、前記入力支持部材と前記第1支持部材と前記第2支持部材とを互いに連結する連結部材と、を備え、前記第1支持部材が前記第1側壁部に固定され、前記第2支持部材が前記第2側壁部に固定され、前記入力支持部材が、前記第1支持部材及び前記第2支持部材に対して前記長さ方向に離間した位置で前記底部に固定されている。
【0008】
本構成によれば、フレームの第1側壁部と第2側壁部と底部とが、動力伝達機構の入力支持部材と第1支持部材と第2支持部材とこれらを連結する連結部材とに連結されているため、フレームの剛性を高め易い。また、本構成によれば、動力伝達機構を利用してフレームの剛性を高めることができるため、専用の補強部材を用いる場合に比べて、車両の軽量化を図り易い。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態の車両の側面図
図1に示す動力伝達機構の断面図
図2に示すIII―III断面を示す図
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、実施形態の車両1について図面を参照して説明する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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