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公開番号2025149416
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-08
出願番号2024050059
出願日2024-03-26
発明の名称超音波センサ
出願人株式会社アイシン
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類H04R 17/00 20060101AFI20251001BHJP(電気通信技術)
要約【課題】複数の共振周波数を得ることができる超音波センサを提供する。
【解決手段】超音波センサは、第1の壁部と、第1の壁部から第1の壁部の厚さ方向に沿う第1の方向に延びた筒部と、を有したケースと、ケース内で第1の壁部の内面に重ねられた圧電素子と、ケース内に設けられ、圧電素子を覆った封止部と、を備える。筒部は、第1の方向と交差する第2の方向に間隔をあけて位置し互いに対向する一対の側壁部を有する。一対の側壁部のそれぞれに、側壁部を第2の方向に貫通した第1の貫通孔と、第1の貫通孔に対して第1の方向側に位置し第1の貫通孔と第1の方向に並び、側壁部を第2の方向に貫通した第2の貫通孔と、が設けられている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
第1の壁部と、前記第1の壁部から前記第1の壁部の厚さ方向に沿う第1の方向に延びた筒部と、を有したケースと、
前記ケース内で前記第1の壁部の内面に重ねられた圧電素子と、
前記ケース内に設けられ、前記圧電素子を覆った封止部と、
を備え、
前記筒部は、前記第1の方向と交差する第2の方向に間隔をあけて位置し互いに対向する一対の側壁部を有し、
前記一対の側壁部のそれぞれに、
前記側壁部を前記第2の方向に貫通した第1の貫通孔と、
前記第1の貫通孔に対して前記第1の方向側に位置し前記第1の貫通孔と前記第1の方向に並び、前記側壁部を前記第2の方向に貫通した第2の貫通孔と、
が設けられた、
超音波センサ。
続きを表示(約 380 文字)【請求項2】
前記第1の貫通孔における前記第1の方向とは反対方向側の端部は、前記第1の壁部の厚さ方向と直交する方向で前記第1の壁部の前記内面と並んだ、
請求項1に記載の超音波センサ。
【請求項3】
第1の壁部と、前記第1の壁部から前記第1の壁部の厚さ方向に沿う第1の方向に延びた筒部と、を有したケースと、
前記ケース内で前記第1の壁部の内面に重ねられた圧電素子と、
前記ケース内に設けられ、前記圧電素子を覆った封止部と、
を備え、
前記筒部は、前記第1の方向と交差する第2の方向に間隔をあけて位置し互いに対向する一対の側壁部を有し、
前記一対の側壁部のそれぞれに、前記側壁部を前記第2の方向に貫通し、前記第1の方向を高さ方向とする台形状の貫通孔が設けられた、
超音波センサ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、超音波センサに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、超音波トランスデューサーの側壁部に設けられた孔により、超音波トランスデューサーとその周りに成型された樹脂ケースとの嵌合性を強め、振動減衰性能の向上と送信波の出力の向上とを図る超音波センサが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-232294号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来技術の超音波センサでは、超音波センサの共振周波数が一つである。この種の超音波センサに対して、複数の共振周波数を有する構成が望まれている。
【0005】
そこで、本発明の実施形態は、複数の共振周波数を得ることができる超音波センサを提供することを課題の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の実施形態の超音波センサは、第1の壁部と、前記第1の壁部から前記第1の壁部の厚さ方向に沿う第1の方向に延びた筒部と、を有したケースと、前記ケース内で前記第1の壁部の内面に重ねられた圧電素子と、前記ケース内に設けられ、前記圧電素子を覆った封止部と、を備え、前記筒部は、前記第1の方向と交差する第2の方向に間隔をあけて位置し互いに対向する一対の側壁部を有し、前記一対の側壁部のそれぞれに、前記側壁部を前記第2の方向に貫通した第1の貫通孔と、前記第1の貫通孔に対して前記第1の方向側に位置し前記第1の貫通孔と前記第1の方向に並び、前記側壁部を前記第2の方向に貫通した第2の貫通孔と、が設けられている。
【0007】
本発明の実施形態の超音波センサは、第1の壁部と、前記第1の壁部から前記第1の壁部の厚さ方向に沿う第1の方向に延びた筒部と、を有したケースと、前記ケース内で前記第1の壁部の内面に重ねられた圧電素子と、前記ケース内に設けられ、前記圧電素子を覆った封止部と、を備え、前記筒部は、前記第1の方向と交差する第2の方向に間隔をあけて位置し互いに対向する一対の側壁部を有し、前記一対の側壁部のそれぞれに、前記側壁部を前記第2の方向に貫通し、前記第1の方向を高さ方向とする台形状の貫通孔が設けられている。
【発明の効果】
【0008】
本発明の実施形態の超音波センサによれば、複数の共振周波数を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、第1の実施形態の超音波センサの模式的かつ例示的な斜視図である。
図2は、第1の実施形態の超音波センサの模式的かつ例示的な断面図である。
図3は、第1の実施形態の超音波センサの模式的かつ例示的な断面図である。
図4は、第1の実施形態の超音波センサの一部の模式的かつ例示的な斜視図である。
図5は、第1の実施形態の超音波センサの一部の模式的かつ例示的な側面図である。
図6は、第1の実施形態の超音波センサにおける周波数とインピーダンスとの関係の一例を示す図である。
図7は、比較例の超音波センサの模式的かつ例示的な断面図である。
図8は、比較例の超音波センサにおける周波数とインピーダンスとの関係の一例を示す図である。
図9は、第2の実施形態の超音波センサの模式的かつ例示的な斜視図である。
図10は、第2の実施形態の超音波センサの模式的かつ例示的な断面図である。
図11は、第2の実施形態の超音波センサの模式的かつ例示的な断面図である。
図12は、第2の実施形態の超音波センサの一部の模式的かつ例示的な斜視図である。
図13は、第2の実施形態の超音波センサの一部の模式的かつ例示的な側面図である。
図14は、第2の実施形態の超音波センサにおける周波数とインピーダンスとの関係の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して、実施形態について説明する。なお、以下の例示的な複数の実施形態には、同様の構成要素が含まれている。よって、以下では、同様の構成要素には共通の符号が付されるとともに、重複する説明が省略される。
(【0011】以降は省略されています)

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