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公開番号2025080859
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-27
出願番号2023194202
出願日2023-11-15
発明の名称引戸用鎌錠
出願人マツ六株式会社
代理人個人,個人
主分類E05B 65/08 20060101AFI20250520BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】操作を簡単にできるとともに、操作部と鎌との連動機構を簡易に構成することができ、かつ、引戸の両側の面から開閉操作を行うことができるようにした引戸用鎌錠を提供すること。
【解決手段】引戸Dの両側の面に設けられる上下方向に操作される操作部1A、1Bと、操作部1A、1Bを上下方向に可動に取り付けるようにした取付部2A、2Bと、操作部1A、1Bの上下動作を揺動動作に変換する連動機構3及び連動機構3により揺動動作される鎌4を設けたケース5とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
引戸の両側の面から開閉操作を行うことができるようにした引戸用鎌錠であって、引戸の両側の面に設けられる上下方向に操作される操作部と、操作部の上下動作を揺動動作に変換する連動機構と、連動機構により揺動動作される鎌とを備えてなることを特徴とする引戸用鎌錠。
続きを表示（約 170 文字）【請求項２】
前記操作部が、引戸の開閉操作をするための引手を兼ねるようにしてなることを特徴とする請求項１に記載の引戸用鎌錠。
【請求項３】
前記操作部間に架け渡した軸を連動機構を貫通するように設けることで、操作部の上下動作を連動機構に伝達するようにしてなることを特徴とする請求項１又は２に記載の引戸用鎌錠。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、引戸用鎌錠に関し、特に、引戸の両側の面から開閉操作を行うことができるようにした引戸用鎌錠に関するものである。
続きを表示（約 1,000 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、引戸用鎌錠として、鎌を揺動動作するために、操作部として、サムターンを回転操作するもの（例えば、特許文献１参照。）や、２つのボタン面を選択的に押し操作するシーソースイッチからなるもの（例えば、特許文献２参照。）が提案され、実用化されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２００６－２２５９０４号公報
特開２０１０－２２９７１８号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
上記従来の引戸用鎌錠のうち、特許文献１に開示されたサムターンを回転操作するものは、サムターンを回転操作することが高齢者や子供等には困難な場合があるという問題があった。
【０００５】
また、特許文献２に開示されたシーソースイッチからなるものは、シーソースイッチによって得られる小さな動作をカム機構を用いて拡大して鎌を揺動動作させる必要があり、そのための連動機構が複雑になるという問題があった。
【０００６】
そして、いずれの場合も、引戸の両側の面から開閉操作を行うことができるようにしたものではなく、また、鎌を揺動動作する操作部と引戸の開閉操作をするための引手は、それぞれ個別に設けられているため、操作性の点で問題があった。
【０００７】
本発明は、上記従来の引戸用鎌錠の有する問題点に鑑み、操作を簡単にできるとともに、操作部と鎌との連動機構を簡易に構成することができ、かつ、引戸の両側の面から開閉操作を行うことができるようにした引戸用鎌錠を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００８】
上記目的を達成するため、本発明の引戸用鎌錠は、引戸の両側の面から開閉操作を行うことができるようにした引戸用鎌錠であって、引戸の両側の面に設けられる上下方向に操作される操作部と、操作部の上下動作を揺動動作に変換する連動機構と、連動機構により揺動動作される鎌とを備えてなることを特徴とする。
【０００９】
この場合において、前記操作部が、引戸の開閉操作をするための引手を兼ねるようにしてなるようにすることができる。
【００１０】
また、前記操作部間に架け渡した軸を連動機構を貫通するように設けることで、操作部の上下動作を連動機構に伝達するようにしてなるようにすることができる。
【発明の効果】
（【００１１】以降は省略されています）

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