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公開番号
2025110203
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-28
出願番号
2024004004
出願日
2024-01-15
発明の名称
グレビティヒンジ
出願人
株式会社ベスト
代理人
個人
,
個人
主分類
E05F
1/06 20060101AFI20250718BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約
【課題】 従来のグレビティヒンジに代わる新たな構造のグレビティヒンジを提供する。
【解決手段】 本願のグレビティヒンジは、開口の周縁と当該開口を開閉する扉のいずれか一方に固定される第一部材と、それらの他方に固定される第二部材と、第一部材と第二部材の双方に挿入されて両者を上下動可能かつ水平回転可能に支持する軸部材を備えたグレビティヒンジであって、第一部材に軸部材が収まる空間に連通する収容部が設けられ、収容部に係止体が設けられ、軸部材に係止体が収まる係止凹部が設けられ、係止体が扉の開閉に伴って係止凹部に係止する位置又は当該係止凹部から外れる位置に移動するように構成されたものである。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
開口の周縁と当該開口を開閉する扉のいずれか一方に固定される第一部材と、それらの他方に固定される第二部材と、第一部材と第二部材の双方に挿入されて両者を上下動可能かつ水平回転可能に支持する軸部材を備えたグレビティヒンジにおいて、
前記第一部材に、前記軸部材が収まる空間に連通する収容部が設けられ、
前記収容部に、係止体が設けられ、
前記軸部材に、前記係止体が収まる係止凹部が設けられ、
前記係止体は、前記扉の開閉に伴って前記係止凹部に係止する位置又は当該係止凹部から外れる位置に移動する、
ことを特徴とするグレビティヒンジ。
続きを表示(約 600 文字)
【請求項2】
請求項1記載のグレビティヒンジにおいて、
第一部材は、第一基体と第一カム部材を備え、
前記第一基体に、収容部の一部を構成する第一貫通部が設けられ、
前記第一カム部材に、収容部の一部を構成する第二貫通部が設けられた、
ことを特徴とするグレビティヒンジ。
【請求項3】
請求項1又は請求項2記載のグレビティヒンジにおいて、
第二部材は、第二基体と第二カム部材を備え、
前記第二カム部材の内面に、突出し部が設けられ、
軸部材の外面に、前記突出し部が収まる切欠き部が設けられた、
ことを特徴とするグレビティヒンジ。
【請求項4】
請求項1又は請求項2記載のグレビティヒンジにおいて、
収容部に、係止体を軸部材の係止凹部側に向けて押圧する弾性体が設けられた、
ことを特徴とするグレビティヒンジ。
【請求項5】
請求項1又は請求項2記載のグレビティヒンジにおいて、
係止凹部は、軸部材の外周に軸方向に沿って形成された溝である、
ことを特徴とするグレビティヒンジ。
【請求項6】
請求項1又は請求項2記載のグレビティヒンジにおいて、
係止体は、係止凹部に係止可能な大きさの球体である、
ことを特徴とするグレビティヒンジ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本願は、グレビティヒンジに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
浴室などで使用される扉(例えば、ガラス扉)の保持には、グレビティヒンジと呼ばれるヒンジ部材が用いられる。グレビティヒンジの一例として、本件出願人が過去に開発し、特許を取得したもの(特許文献1)がある。
【0003】
前記特許文献1のグレビティヒンジは、扉に引込み力が生じても扉が不用意に開かないようにすることを解決課題とするものであり、扉枠に固定されるベース側部材、扉に固定される扉側部材、ベース側部材と扉側部材の双方に差し込まれる軸部材、扉を保持する扉保持部材を備えている。
【0004】
ベース側部材にはベース側カム部材が、扉側部材には扉側カム部材が設けられている。両カム部材の夫々の上面にはなだらかな四つの傾斜面が設けられ、各傾斜面に勾配が急な傾斜面(急勾配部)が設けられている。
【0005】
このグレビティヒンジでは、急勾配部によって扉の引込み方向への回転が規制されるようにしてあるため、扉に引込み力が生じても扉が不用意に開かず、扉が不用意に開くことに起因する不都合も生じにくい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2020-29647号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところで、近年は扉の大型化や高重量化が進んでおり、耐久性の高いグレビティヒンジが求められている。前記特許文献1のグレビティヒンジでも大型化や高重量化に耐えうるものの、構造上、急勾配部に掛かる荷重が大きくなり、当該部分の摩耗が早まる可能性がある。
【0008】
本発明は係る事情に鑑みてなされたものであり、その解決課題は、従来のグレビティヒンジに代わる新たな構造のグレビティヒンジを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本願のグレビティヒンジは、開口の周縁と当該開口を開閉する扉のいずれか一方に固定される第一部材と、それらの他方に固定される第二部材と、第一部材と第二部材の双方に挿入されて両者を上下動可能かつ水平回転可能に支持する軸部材を備えたグレビティヒンジであって、第一部材に軸部材が収まる空間に連通する収容部が設けられ、収容部に係止体が設けられ、軸部材に係止体が収まる係止凹部が設けられ、係止体が扉の開閉に伴って係止凹部に係止する位置又は当該係止凹部から外れる位置に移動するように構成されたものである。
【0010】
本願のグレビティヒンジでは、第一部材を第一基体と第一カム部材を備えたものとし、第一基体に収容部の一部を構成する第一貫通部が設けられ、第一カム部材に収容部の一部を構成する第二貫通部が設けられたものとすることもできる。
(【0011】以降は省略されています)
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