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公開番号2025072140
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-09
出願番号2023182693
出願日2023-10-24
発明の名称ドアハンドル装置
出願人株式会社ユーシン
代理人個人,個人
主分類E05B 85/10 20140101AFI20250430BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】
ドアハンドル装置におけるエマージェンシ操作の操作性を向上する。
【解決手段】
ドアハンドル装置1は、ドアパネル2aの開口2bに臨む凹部3を画定するベース4と、開口2bに隣接してドアパネル2aの外側に配置され、ベース4に回動可能に支持され、外側への回動操作によってラッチ機構8を開放状態に切り換え可能なハンドル7とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
前記車両ドアのドアパネルに形成された開口に臨む凹部を確定するように、前記ドアパネルの内側に配置されたベースと、
前記凹部内に配置され、前記車両ドアを車体に対して開放可能に閉鎖状態で保持するラッチ機構を電動で開放するためのユーザの操作を検出するドア開放操作検出部と、
前記開口に隣接して前記ドアパネルの外側に配置され、前記ベースに回動可能に支持され、前記ラッチ機構と牽引部材を介して接続され、外側への回動操作によって前記牽引部材を介して前記ラッチ機構を開放状態に切り換え可能なハンドルと
を備える、ドアハンドル装置。
続きを表示(約 770 文字)【請求項2】
前記ハンドルは前記開口の開口縁に沿って隣接するように配置され、中央に前記凹部に連通する開口が設けられたベゼル型ハンドルである、請求項1に記載のドアハンドル装置。
【請求項3】
前記ベゼル型ハンドルの一端側が前記ベースに回動可能に支持され、前記ベゼル型ハンドルの他端側は前記外側への回動操作が可能である、請求項2に記載のドアハンドル装置。
【請求項4】
前記ベゼル型ハンドルに係合し前記ベゼル型ハンドルを回動不可に保持するロック位置と、前記ベゼル型ハンドルを回動可能とするアンロック位置とに手動操作で移動可能なロック部材を備える、請求項3に記載のドアハンドル装置。
【請求項5】
前記ロック部材は前記凹部内に配置されている、請求項4に記載のドアハンドル装置。
【請求項6】
前記ベゼル型ハンドルは、前記ドアパネルの外側に沿って配置された初期位置と、前記他端が前記ドアパネルの外側から浮き上がったポップアップ位置と、前記ポップアップ位置からさらに回動して前記牽引部材を介して前記ラッチ機構を開放操作する操作位置とに回動可能であり、
前記ロック部材が前記ロック位置から前記アンロック位置に移動すると、前記ベゼル型ハンドルを前記初期位置から前記ポップアップ位置へ移動させる付勢部と、
前記ベゼル型ハンドルを前記ポップアップ位置で保持する係止部と
をさらに備える、請求項4又は5に記載のドアハンドル装置。
【請求項7】
前記付勢部は、前記ベゼル型ハンドルを前記初期位置から前記ポップアップ位置に向けて弾性的に付勢するばねであり、
前記係止部は前記牽引部材が接続されたケーブルレバーである、請求項6に記載のドアハンドル装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ドアハンドル装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車両ドアのアウターパネルに形成された凹部を備えるボウル型のドアハンドル装置が開示されている。ドアの開放時、ユーザは凹部に指を入れてドアハンドル装置を操作する。
【0003】
このドアハンドル装置の凹部内には、ユーザが指で押し上げ操作する操作部材、ラッチ機構を電動で開放するための検出スイッチ、及び車載バッテリの電力不足により電動でドアを開放できない場合(緊急時)に機械的にラッチ機構を開放するためのエマージェンシ機構(レバーとケーブルを含む)が設けられている。通常時には、操作部材が上方に少し押し上げられると検出スイッチがオン状態となり、その結果、ラッチ解除用モータが作動してラッチ機構が電動で開放される。一方、緊急時には、操作部材を上方に大きく押し上げるとエマージェンシ機構のレバーが回転する。レバーはケーブルを介してラッチ機構に接続されているので、レバーの回転によりラッチ機構が開放される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-151800号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1のドアハンドル装置では、操作部材が凹部内に配置されているので、緊急時の押し上げ操作、つまりエマージェンシ操作に必要な操作荷重が高い場合には操作しづらく、操作性に改善の余地がある。
【0006】
本発明はドアハンドル装置におけるエマージェンシ操作の操作性を向上することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様は、前記車両ドアのドアパネルに形成された開口に臨む凹部を確定するように、前記ドアパネルの内側に配置されたベースと、前記凹部内に配置され、前記車両ドアを車体に対して開放可能に閉鎖状態で保持するラッチ機構を電動で開放するためのユーザの操作を検出するドア開放操作検出部と、前記開口に隣接して前記ドアパネルの外側に配置され、前記ベースに回動可能に支持され、前記ラッチ機構と牽引部材を介して接続され、外側への回動操作によって前記牽引部材を介して前記ラッチ機構を開放状態に切り換え可能なハンドルとを備える、ドアハンドル装置を提供する。
【0008】
ハンドルは、ドア開放操作部が配置された凹部が臨むドアパネルの開口に隣接するように、ドアパネルの外側に配置されている。つまり、ハンドルは凹部内に配置されているのではなく、ドアパネルの外側に配置されている。そのため、エマージェンシ操作時、ユーザは容易にハンドルにアクセスすることができる。また、エマージェンシ操作は、ハンドルの外側への回動操作によってなされるので、開放操作がし易い。これらの理由から、エマージェンシ操作の操作性が向上する。
【0009】
前記ハンドルは前記開口の開口縁に沿って隣接するように配置され、中央に前記凹部に連通する開口が設けられたベゼル型ハンドルであってもよい。
【0010】
エマージェンシ操作で車両ドアを開放する機会は少ないので、エマージェンシ操作専用のハンドルを設けることは、部品点数の増加、ドアハンドル装置の大型化、並びにそれらに伴うコスト増加となる。エマージェンシ操作のためのハンドルをベゼル型ハンドルとすること、つまり加飾部品であるベゼルをエマージェンシ操作のハンドルとしても利用することで、部品点数の増加とドアハンドル装置の大型化を抑制し、コスト低減を図ることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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