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公開番号
2025037290
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-18
出願番号
2023144102
出願日
2023-09-06
発明の名称
窓ロック装置
出願人
サンユウテック株式会社
代理人
個人
主分類
E05C
1/06 20060101AFI20250311BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約
【課題】既設の引き違い窓や片引き窓に取り付けることができ、構成が簡単で安価であり、簡単な操作で確実な施錠が可能な窓ロック装置を実現する。
【解決手段】窓ロック装置6は、ロック機構10と、その係止杆11が係脱可能な受け金具12を備えており、ロック機構10は、作動杆40、係止杆11、操作部材42、作動杆支持軸41、圧縮コイルばね43及びばね装着軸44を備え、作動杆支持軸41は、ケース本体15の外壁18と内壁19の間に架設され、操作部材42は、作動杆40に回転可能に取り付けられた梃子部53とハンドル杆部54を一体に備え、ケース本体15の内面に当接する曲面状凸部56を有し、ばね装着軸44は、その外端は作動杆40に固定され、その内端はケース本体15の内壁19に支持され、圧縮コイルばね43は、作動杆40とケース本体15の内壁19の間に設けられている。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
開閉可能な窓の一方の窓枠に取り付けられ、ケース内に装架され係止杆を有するロック機構と、他方の窓枠にとりつけられ係止杆が係脱可能な受け金具と、を備えた窓を施錠する窓ロック装置であって、
ロック機構は、作動杆と、係止杆と、操作部材と、作動杆支持軸と、圧縮コイルばねと、を備えており、
作動杆の上部には、係止杆が固定されているとともに、突起軸が側方に突出するように固定され、作動杆の下部には長孔が形成され、作動杆の下端の縁部はケースの内面に当接されており、
作動杆支持軸は、作動杆の長孔を貫通しケース内に架設されており、
操作部材は、梃子部とハンドル杆部を一体に備え、梃子部は、作動杆の突起部に回転可能に取り付けられているとともに、ケースの内面に当接する曲面状凸部が形成されており、ハンドル杆部は、ケースから下方に向けて延び出るように設けられており、
圧縮コイルばねは、作動杆とケースの間に設けられ作動杆を付勢する構成であることを特徴とする窓ロック装置。
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【請求項2】
開閉可能な窓の一方の窓枠に取り付けられ、ケース内に装架され係止杆を有するロック機構と、他方の窓枠に取り付けられ係止杆が係脱可能な受け金具と、を備えた、窓を施錠する窓ロック装置であって、
ロック機構は、作動杆と、係止杆と、操作部材と、作動杆支持軸と、圧縮コイルばねと、ばね装着軸と、を備えており、
作動杆は、その上端側に作動杆に直交して係止杆が固定されており、作動杆の上部の内側面には突起軸が側方に突出するように固定されており、作動杆の下部には長孔が形成されており、作動杆の下端の縁部はケースの内面に当接されており、
作動杆支持軸は、作動杆の長孔を貫通しケース内に架設されており、
操作部材は、上側の梃子部と下側のハンドル杆部を一体に備え、梃子部の上端は作動杆の突起部に回転可能に取り付けられ、梃子部の下部の外面にはケースの内面に当接する曲面状凸部が形成されており、ハンドル杆部は、ケースから下方に向けて延び出るように設けられており、
ばね装着軸は、その一端は作動杆に固定され、その他端はケースに支持されており、
圧縮コイルばねは、作動杆とケースの内面の間において、ばね装着軸の外周側に巻き付けられて設けられ作動杆を付勢する構成であることを特徴とする窓ロック装置。
【請求項3】
ケースは、ケース本体とケース蓋体を備え、ケース本体は、右側壁、外壁、内壁及び底壁を一体で備え、水平断面が凹形の構成であり、
ケース蓋体は、ケース本体に被せるものであり、左側壁、外壁、内壁及び頂壁を一体で備え、水平断面が凹形の構成であることを特徴とする請求項2に記載の窓ロック装置。
【請求項4】
ケース蓋の外側壁面には、内側取付片と外側取付片を備えた窓枠への取付部材が当接して固定されており、内側取付片と外側取付片は、それぞれ水平断面がL字形に形成され、その一方に水平な長孔が形成され、他方には丸孔が形成され、互いに一部が重ねられた状態で、長孔及び丸孔にボルトを挿通しケース蓋の外側面にネジ込むことで、内側取付片と外側取付片の間隔が調整可能にケース蓋に固定されている構成であることを特徴とする請求項3に記載の窓ロック装置。
【請求項5】
ケース蓋外側壁にはロック防止孔が形成されており、このロック防止孔に挿入可能なロック防止杆が挿入されると、ロック防止杆は作動杆の移動経路に位置し、作動杆及び係止杆は移動できなくなる構成であることを特徴とする請求項3又は4に記載の窓ロック装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、幼児が勝手に窓の引き違い窓を開いて、窓から乗り出して転落する事故を防止するための幼児転落防止用の窓ロック装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、幼児がマンションのロックを外して窓の引き違い窓を勝手に開いて、窓から乗り出して転落する痛ましい事故が発生している。
【0003】
従来、窓をロックする手段として、引き違い窓の窓枠内面に付設した受け金具に、三日月形の回転掛け金具を係合する構成のクレセント錠は周知である。
【0004】
クレセント錠において、受金具を帯状とし、長手方向に間隔をおいて2か所に被係止爪を設けた構成とし、この受金具を外側窓サッシの縦枠部に取り付け、窓側ガラスの内側に沿って外側窓サッシの縦サッシ枠部から延在されるように設けた構成が知られている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平10-331501号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
幼児が引き違い窓を勝手に開けないように引き違い窓をロックする手段として、従来周知であるクレセント錠は、ある程度は有効である。
【0007】
しかしながら、幼児は大人が考えている以上、創造力が豊かであり、いろいろと工夫する能力を備えているものであり、室内にある椅子等を利用し、クレセント錠に手を掛けて操作し、開錠することも想定する必要がある。
【0008】
そのために、引き違い窓にクレセント錠を取り付けても、さらに引き違い窓をロックする装置が必要である。そのために、補助的なクレセント錠をさらに設けてもよいが、同じ構成では、意味がない。
【0009】
幼児が引き違い窓を勝手に開けないように、後付けで補助的にするロック装置としては、少なくとも、次の要件が必要である。
(1)幼児が椅子などを利用しても、ロック装置の手に届かない位置に、簡単かつ強度をもって、取り付け可能な構成である。
(2)補助的に取り付けられるロック装置として、構造が簡単で、容易に製作でき、低価格で提供、取得できる。
(3)既存の引き違い戸に、誰でも、容易に後付けで簡単に折り付け可能な構成である。
(4)幼児を除く利用者が簡単に操作でき、自動的にロックすることが可能な構成である。
【0010】
ところで、特許文献1に示す従来のクレセント錠は、受金具を帯状とし、長手方向に間隔をおいて2か所に被係止爪を設ける構成とすることで、引き戸を開いて維持する開き具合の調整できるが、基本的には、従来のクレセント錠の改良に過ぎない。
(【0011】以降は省略されています)
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