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公開番号2025064043
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-17
出願番号2023173445
出願日2023-10-05
発明の名称粉体の定量フィーダ装置
出願人株式会社アイシンナノテクノロジーズ
代理人個人
主分類B65G 65/40 20060101AFI20250410BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】 収容容器に収容された粉体の流動不良を抑制するために加える衝撃力を調整することが可能な粉体の定量フィーダ装置を提供する。
【解決手段】 粉体を投入し、中心下方から排出する収容容器と2、その収容容器2から排出された粉体を定量移送する定量部と、収容容器2に所定の衝撃を与える衝撃付与装置15とを有し、衝撃付与装置15は、収容容器2に装着された衝撃器100と、該衝撃器100と離間して配置されこの衝撃器100に風圧を与えるエアノズル装置200とからなり、衝撃器100はエアノズル装置200からの風圧を受けて揺動し収容容器2を打撃する構成の定量フィーダ装置とした。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
粉体を投入し、中心下方から排出する収容容器と、その収容容器から排出された粉体を定量移送する定量部と、前記収容容器に所定の衝撃を与える衝撃付与装置とを有し、
前記衝撃付与装置は、前記収容容器に設けられた取付部に回動軸を介して揺動自在に固定された衝撃器と、該衝撃器と離間して配置されこの衝撃器に風圧を与えるエアノズル装置とからなり、
前記衝撃器は、
長尺状の支持体と、該支持体の中間部に設けて前記取付部に固定される軸支部と、前記支持体の下部に形成された打撃部と、前記支持体の上部に形成された風受け部とを有し、
前記エアノズル装置からの風圧を風受け部に受けることで揺動し、前記打撃部が前記収容容器を打撃することを特徴とする粉体の定量フィーダ装置。
続きを表示(約 500 文字)【請求項2】
前記支持体は剛性を有する棒状体であり、前記取付部材には前記収容容器から離間した位置に軸受け部が形成され、前記軸支部と前記軸受け部とは回動軸により回動自在に固定され、
静止状態における前記支持体の仮想中心軸は、前記収容容器の中心軸と平行な仮想線に対して平行であるか前記打撃部が前記収容容器に接した状態の位置までの間の何れかにあり、
前記エアノズル装置からの風圧が存する状態で前記風受け部が前記収容容器側に回動し、前記エアノズル装置からの風圧が途切れた際に前記打撃部の質量または前記風受け部の質量または前記打撃部の質量および前記風受け部の質量による振り子運動により前記打撃部が前記収容容器を打撃することを特徴とする請求項1の粉体の定量フィーダ装置。
【請求項3】
前記エアノズル装置は、ノズルの仮想中心軸と前記支持体の仮想中心軸との交点における前記支持体の先端側の角度が90°以上の角度であり、かつ前記ノズルの仮想中心軸は前記収容容器の中心軸に直交する水平軸に対して仰角になっていることを特徴とする請求項1または2の粉体の定量フィーダ装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、粉粒体を定量供給するための定量フィーダ装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、粉粒体を微量域で定量供給することは、その粉粒体の物性、例えば、比重、粒子、粒度の相違、水分や静電気に起因する付着性や凝集性に影響を受け、非常に困難な作業となっている。
【0003】
このような課題に対し、出願人は、特許文献1に示すような粉粒体の定量フィーダ装置を開発した。この装置の基本構造は、供給手段、供給盤および強制排出盤から構成されている。供給盤および強制排出盤は同じ高さに設置され、供給手段は、それよりも1段高い位置に配されている。供給手段、供給盤および強制排出盤はすべて回転するように構成されている。
【0004】
供給手段は、複数の羽根体を有しており、羽根体の先端が供給盤の上面と摺接する。供給盤および強制排出盤は、歯車状の円盤に形成されており、周縁に歯が等間隔に形成されている。供給盤および強制排出盤は、互いの歯が噛み合うように配置されている。
【0005】
回転する供給手段の羽根体によって送られた粉粒体は、逐次、回転する供給盤の計量溝内に送られ、計量溝が粉粒体で埋められていく。強制排出盤の突歯が、供給盤の計量溝と噛合する位置の下には、排出シュートが設けられており、供給盤の計量溝に埋められた粉粒体が、強制排出盤の突歯により強制的に排出シュートへ排出される。
【0006】
また、より正確に供給量を設定する必要がある場合、供給手段を秤の上に載置するか、あるいは排出側の容器を秤の上に載置して排出量を計測し、これをフィードバックするか排出量を監視して高精度に供給量を調整できる定量フィーダ装置も提供されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2012-41106号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
このような、定量フィーダ装置は、収容容器(ホッパー)の容量が限られているため収容容器の容量を増やすべく、その上部に大容量の増設容器を設ける場合がある。増設容器は容量を増やすため下方に従って径が小さくなるようなコーン状となっているものが多い。
【0009】
しかし、増設容器を設けた場合、構造上増設容器内部の粉体を攪拌棒で攪拌することが困難である。一方、粉体の沈下を自然な流動で行わせようとすると、排出口の真上の粉体だけが先に排出される所謂ファネルフロー現象や、増設容器の排出口で粉体の粒子同士がアーチ構造を形成して閉塞してしまう所謂ブリッジ現象等の流動不良が生じる虞があった。特にコーン状の容器では上記不具合が生じやすい。
【0010】
これらの現象に対処するための定法として、エアーノッカーを用いることも考えられるが、一般のエアーノッカーの構造では、増設容器やその周囲に与える衝撃が強すぎてしまい、高精度の秤やその他の機器が正常に動作できないという問題があった。
(【0011】以降は省略されています)

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