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公開番号2025066310
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-23
出願番号2023175802
出願日2023-10-11
発明の名称スライドドア装置
出願人株式会社アイシン,トヨタ自動車株式会社,トヨタ車体株式会社
代理人弁理士法人アイテック国際特許事務所
主分類B60J 5/00 20060101AFI20250416BHJP(車両一般)
要約【課題】スライドドアの車内側から車外側への変位をより確実に防止する。
【解決手段】スライドドア装置は、車体の側面に形成されたドア開口を車体前後方向にスライドして開閉するスライドドアを含み、ドア開口の開口縁部に固定されたストライカと、スライドドアの全閉時において開口縁部に対向するスライドドアの端部に固定されスライドドアが全閉する際にストライカに押圧されて回動しストライカの脚部と車内側から車外側へ向かう方向に係合可能な状態となる第1ラッチと、を備える。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
車体の側面に形成されたドア開口を車体前後方向にスライドして開閉するスライドドアを含むスライドドア装置であって、
前記ドア開口の開口縁部に固定されたストライカと、
前記スライドドアの全閉時において前記開口縁部に対向する前記スライドドアの端部に固定され、前記スライドドアが全閉する際に前記ストライカに押圧されて回動し、前記ストライカの脚部と車内側から車外側へ向かう方向に係合可能な状態となる第1ラッチと、
を備えるスライドドア装置。
続きを表示(約 590 文字)【請求項2】
請求項1に記載のスライドドア装置であって、
前記スライドドアの全開時において前記開口縁部に対向する前記スライドドアの他の端部に固定され、前記ストライカの脚部と係合して前記スライドドアをロック可能な第2ラッチを備え、
前記ストライカは、前記第1ラッチと前記第2ラッチとで共用される、
スライドドア装置。
【請求項3】
請求項1または2に記載のスライドドア装置であって、
前記脚部の側面には、切り欠きが形成され、
前記第1ラッチは、前記脚部の切り欠きに係合可能である、
スライドドア装置。
【請求項4】
請求項1または2に記載のスライドドア装置であって、
前記ストライカは、一対の脚部が車体上下方向に平行に延在すると共に車内側から車外側へ向かう方向に並ぶように配置され、
前記第1ラッチは、車体上下方向に延在する回動軸を支点に回動可能であると共に、前記一対の脚部の間隔よりも広い間隔で延在する一対のフック部を有し、前記スライドドアが全閉する際に前記一対のフック部のうち一方のフック部が前記一対の脚部のうち一方の脚部に押圧されて回動し、他方のフック部が他方の脚部の車内側に回り込むことで、車内側から車外側へ向かう方向に係合可能な状態となる、
スライドドア装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書は、スライドドア装置について開示する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、この種のスライドドア装置としては、ドア開口を開閉するスライドドアを備えるものにおいて、スライドドアの前端面に形成された前端開口部と、係合爪を有すると共にスライドドアの前端部に対して回動自在に取り付けられるフック部材と、スライドドアの車内側に配置され、車外側への変位に伴ってフック部材を回動させて係合爪を前端開口部から突出させる押圧部材と、ドア開口の前方側縁部(ピラーの後端面)に形成された車体側開口部と、車体側開口部に格納されて前端開口部から突出された係合爪が係合される係止部材と、を備えるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この装置では、スライドドアの前端部の車外側への変位を規制し、スライドドアの開放を抑制することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-64369号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述したスライドドア装置では、スライドドアに設けられた押圧部材が車内側から車外側へ変位しなければ、フック部材が係止部材に係止されない。このため、スライドドアが押される場所によっては、フック部材が作動せずに、スライドドアの車内側から車外側への変位を規制できないおそれが生じる。
【0005】
本開示のスライドドア装置は、スライドドアの車内側から車外側への変位をより確実に抑制することができるスライドドア装置を提供することを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のスライドドア装置は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
【0007】
本開示のスライドドア装置は、
車体の側面に形成されたドア開口を車体前後方向にスライドして開閉するスライドドアを含むスライドドア装置であって、
前記ドア開口の開口縁部に固定されたストライカと、
前記スライドドアの全閉時において前記開口縁部に対向する前記スライドドアの端部に固定され、前記スライドドアが全閉する際に前記ストライカに押圧されて回動し、前記ストライカの脚部と車内側から車外側へ向かう方向に係合可能な状態となる第1ラッチと、
ことを要旨とする。
【0008】
この本開示のスライドドア装置では、スライドドアが全閉する際にストライカに押圧されて回動し、ストライカの脚部と車内側から車外側へ向かう方向に係合可能な第1ラッチを備える。スライドドアが全閉する際に第1ラッチが自動的にストライカに係合可能な状態となるから、スライドドアの車内側から車外側への変位(開放)をより確実に抑制することができる。この結果、乗員の安全性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
スライドドア装置を含む車両の概略図である。
車両の上下方向から見た全開時のスライドドア装置の平面図である。
車両の上下方向から見た全閉時のスライドドア装置の平面図である。
図2のスライドドア装置の部分拡大図である。
図3のスライドドア装置の部分拡大図である。
アッパフック装置の上面図である。
アッパフック装置の側面図である。
アッパフック装置に係合されるストライカの部分拡大図である。
アッパフック装置の動作の様子を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本開示を実施するための形態について図面を参照しながら説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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