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公開番号
2025065710
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-22
出願番号
2023175097
出願日
2023-10-10
発明の名称
変速機
出願人
株式会社アイシン
代理人
弁理士法人R&C
主分類
F16H
3/48 20060101AFI20250415BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】複数の変速段を有し、小型化を図り易い変速機を提供する。
【解決手段】遊星歯車装置1は、駆動力源Dに駆動連結される第1入力要素11、出力部材Oに駆動連結される第1出力要素12、及びリングギヤである第1反力要素13を含む少なくとも3つの回転要素を備える。第1係合装置4は、第1反力要素13と一体的に回転する第1連動ギヤ21に噛み合う第1伝達ギヤ31を非回転部材9に対して選択的に固定する第1ブレーキB1と、第1伝達ギヤ31と第1対象回転要素T1との間の動力伝達を断接する第1クラッチC1と、を備え、第2係合装置5は、第1連動ギヤ21又は第2連動ギヤに噛み合う第2伝達ギヤ32を非回転部材9に対して選択的に固定する第2ブレーキと、第2伝達ギヤ32と第2対象回転要素T2との間の動力伝達を断接する第2クラッチC2と、の少なくとも一方を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
駆動力源に駆動連結される第1入力要素、出力部材に駆動連結される第1出力要素、及びリングギヤである第1反力要素を含む少なくとも3つの回転要素を備えた遊星歯車装置と、
前記第1反力要素と一体的に回転する外歯の第1連動ギヤと、
前記第1連動ギヤに噛み合う第1伝達ギヤと、
第2伝達ギヤと、
第1係合装置と、
第2係合装置と、を備え、
前記第2伝達ギヤは、前記第1連動ギヤに噛み合い、又は、前記遊星歯車装置が前記第1反力要素とは異なるリングギヤである第2反力要素を備える場合には前記第2反力要素と一体的に回転する外歯の第2連動ギヤに噛み合うように構成され、
前記第1係合装置は、
前記第1伝達ギヤと同軸上に配置され、前記第1伝達ギヤを非回転部材に対して選択的に固定する第1ブレーキと、
前記第1伝達ギヤと同軸上に配置され、前記第1伝達ギヤと、前記遊星歯車装置における前記第1反力要素以外の1つの前記回転要素である第1対象回転要素との間の動力伝達を断接する第1クラッチと、を備え、
前記第2係合装置は、
前記第2伝達ギヤと同軸上に配置され、前記第2伝達ギヤを前記非回転部材に対して選択的に固定する第2ブレーキと、
前記第1連動ギヤ及び前記第2連動ギヤのうちの前記第2伝達ギヤが噛み合っている方を対象連動ギヤとして、前記第2伝達ギヤと同軸上に配置され、前記第2伝達ギヤと、前記遊星歯車装置における前記対象連動ギヤと一体的に回転する前記回転要素以外の1つの前記回転要素である第2対象回転要素との間の動力伝達を断接する第2クラッチと、の少なくとも一方を備える、変速機。
続きを表示(約 870 文字)
【請求項2】
前記第1入力要素に連動して回転する第3連動ギヤと、
前記第1伝達ギヤと同軸上に配置され、前記第3連動ギヤに噛み合う第3伝達ギヤと、を更に備え、
前記第1対象回転要素は、前記第1入力要素であり、
前記第1クラッチは、前記第1伝達ギヤと前記第3伝達ギヤとの間の動力伝達を断接するように構成されている、請求項1に記載の変速機。
【請求項3】
前記遊星歯車装置は、
サンギヤである前記第1入力要素、キャリヤである前記第1出力要素、及び前記第1反力要素を備えた第1遊星歯車機構と、
サンギヤである第2入力要素、キャリヤである第2出力要素、及び前記第2反力要素を備えた第2遊星歯車機構と、を備え、
前記第1入力要素と前記第2入力要素とは、一体的に回転するように連結され、
前記第1出力要素と前記第2出力要素とは、一体的に回転するように連結され、
前記第1遊星歯車機構及び前記第2遊星歯車機構の少なくとも一方が、ダブルピニオン型の遊星歯車機構である、請求項1又は2に記載の変速機。
【請求項4】
前記第1伝達ギヤの回転軸心に沿う方向を軸方向とし、前記回転軸心に直交する方向を径方向として、
前記第1ブレーキは、第1摩擦部材を備え、
前記第1クラッチは、第2摩擦部材を備え、
前記第1係合装置は、前記第1ブレーキ及び前記第1クラッチを駆動する駆動装置を更に備え、
前記駆動装置は、前記第1摩擦部材及び前記第2摩擦部材を前記軸方向に押圧する押圧部材と、駆動モータと、前記駆動モータの回転駆動力を前記軸方向の駆動力に変換して前記押圧部材に伝達するねじ式の直動変換機構と、を備え、
前記直動変換機構は、前記第1摩擦部材及び前記第2摩擦部材に対して前記径方向の内側であって、前記径方向に沿う径方向視で前記第1摩擦部材及び前記第2摩擦部材の少なくとも一方と重複する位置に配置されている、請求項1又は2に記載の変速機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の変速段を有する変速機に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
このような変速機の一例が、下記の特許文献1に開示されている。以下、背景技術の説明では、特許文献1における符号を括弧内に引用する。
【0003】
特許文献1の変速機は、遊星歯車装置(5)と、係合装置(6)と、を備えている。
【0004】
遊星歯車装置(5)は、互いに一体的に回転する大径ピニオンギヤ(52a)及び小径ピニオンギヤ(52b)を回転自在に支持するキャリヤ(53)と、回転電機(3)のロータ(32)と一体的に回転し、大径ピニオンギヤ(52a)に噛み合うサンギヤ(51)と、大径ピニオンギヤ(52a)に噛み合う第1リングギヤ(54a)と、小径ピニオンギヤ(52b)に噛み合う第2リングギヤ(55a)と、を備えている。
【0005】
係合装置(6)は、第1ブレーキ(61)及び第2ブレーキ(62)を備えている。第1ブレーキ(61)は、第1リングギヤ(54a)を非回転部材としてのケース(2)に対して選択的に固定するように構成されている。また、第2ブレーキ(62)は、第2リングギヤ(55a)を非回転部材としてのケース(2)に対して選択的に固定するように構成されている。
【0006】
上記の変速機では、第1ブレーキ(61)が解放状態、かつ、第2ブレーキ(62)が係合状態となった場合に低速段が形成され、第1ブレーキ(61)が係合状態、かつ、第2ブレーキ(62)が解放状態となった場合に高速段が形成される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2013-200012号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
特許文献1の変速機では、第1ブレーキ(61)と第2ブレーキ(62)とが、遊星歯車装置(5)に対して径方向の外側(特許文献1の図1における上側)に配置されている。そのため、係合装置(6)が大径化し易く、変速機の大型化を招いていた。
【0009】
そこで、複数の変速段を有し、小型化を図り易い変速機の実現が望まれる。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記に鑑みた、変速機の特徴構成は、
駆動力源に駆動連結される第1入力要素、出力部材に駆動連結される第1出力要素、及びリングギヤである第1反力要素を含む少なくとも3つの回転要素を備えた遊星歯車装置と、
前記第1反力要素と一体的に回転する外歯の第1連動ギヤと、
前記第1連動ギヤに噛み合う第1伝達ギヤと、
第2伝達ギヤと、
第1係合装置と、
第2係合装置と、を備え、
前記第2伝達ギヤは、前記第1連動ギヤに噛み合い、又は、前記遊星歯車装置が前記第1反力要素とは異なるリングギヤである第2反力要素を備える場合には前記第2反力要素と一体的に回転する外歯の第2連動ギヤに噛み合うように構成され、
前記第1係合装置は、
前記第1伝達ギヤと同軸上に配置され、前記第1伝達ギヤを非回転部材に対して選択的に固定する第1ブレーキと、
前記第1伝達ギヤと同軸上に配置され、前記第1伝達ギヤと、前記遊星歯車装置における前記第1反力要素以外の1つの前記回転要素である第1対象回転要素との間の動力伝達を断接する第1クラッチと、を備え、
前記第2係合装置は、
前記第2伝達ギヤと同軸上に配置され、前記第2伝達ギヤを前記非回転部材に対して選択的に固定する第2ブレーキと、
前記第1連動ギヤ及び前記第2連動ギヤのうちの前記第2伝達ギヤが噛み合っている方を対象連動ギヤとして、前記第2伝達ギヤと同軸上に配置され、前記第2伝達ギヤと、前記遊星歯車装置における前記対象連動ギヤと一体的に回転する前記回転要素以外の1つの前記回転要素である第2対象回転要素との間の動力伝達を断接する第2クラッチと、の少なくとも一方を備える点にある。
(【0011】以降は省略されています)
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