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公開番号2025054534
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-08
出願番号2023163614
出願日2023-09-26
発明の名称車輪支持装置
出願人株式会社アイシン
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類B62K 25/20 20060101AFI20250331BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】車輪支持装置の大型化を抑制する。
【解決手段】車輪支持装置は、回転中心軸回りに回転可能な第1の回転要素と、回転中心軸回りに回転可能であり第1の回転要素と逆方向に回転する第2の回転要素と、第1の回転要素及び第2の回転要素からの入力に対して反力を発生する反力要素と、を有する遊星歯車機構と、第1の回転要素に結合された第1の基端部と、車両の第1の車輪を回転可能に支持した第1の先端部と、を有し、第1の回転要素と一体に回転中心軸回りに回転する第1のアーム部材と、第2の回転要素に結合された第2の基端部と、車両の第2の車輪を回転可能に支持した第2の先端部と、を有し、第2の回転要素と一体に前記回転中心軸回りに回転する第2のアーム部材と、を備える。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
回転中心軸回りに回転可能な第1の回転要素と、前記回転中心軸回りに回転可能であり前記第1の回転要素と逆方向に回転する第2の回転要素と、前記第1の回転要素及び前記第2の回転要素からの入力に対して反力を発生する反力要素と、を有する遊星歯車機構と、
前記第1の回転要素に結合された第1の基端部と、車両の第1の車輪を回転可能に支持した第1の先端部と、を有し、前記第1の回転要素と一体に前記回転中心軸回りに回転する第1のアーム部材と、
前記第2の回転要素に結合された第2の基端部と、前記車両の第2の車輪を回転可能に支持した第2の先端部と、を有し、前記第2の回転要素と一体に前記回転中心軸回りに回転する第2のアーム部材と、
を備えた車輪支持装置。
続きを表示(約 580 文字)【請求項2】
反力機構を備え、
前記反力要素は、前記第1の回転要素及び前記第2の回転要素の回転に連動して前記回転中心軸回りに回転し、
前記反力機構は、前記反力要素の回転に応じて前記回転中心軸の軸方向に直動する直動部材と、
前記直動部材に直動に応じて反力を発生する弾性部材と、
を有した、
請求項1に記載の車輪支持装置。
【請求項3】
前記第1の回転要素は、サンギヤであり、
前記第2の回転要素は、遊星キャリアである、
請求項1に記載の車輪支持装置。
【請求項4】
前記反力機構は、前記回転中心軸回りの筒状であり、前記反力要素と一体に回転する筒状部材を有し、
前記直動部材は、前記筒状部材を介して前記反力要素に連結され、前記筒状部材及び前記反力要素の回転に応じて前記回転中心軸の軸方向に直動する、
請求項2に記載の車輪支持装置。
【請求項5】
前記弾性部材には、予荷重が設定され、
前記反力要素に入力される回転トルクが閾値未満の場合には、前記直動部材が前記弾性部材の弾性力によって停止しており、前記反力要素に入力される前記回転トルクが閾値以上の場合に、前記直動部材が直動する、
請求項2に記載の車輪支持装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車輪支持装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、車両の左右一対の車輪に連結された一対のアームを互いに逆方向に回転させることにより一対の車輪を逆方向に移動させる車輪支持装置がある。例えば、紐状部材を使って、車両の左右一対の車輪に連結された一対のアームを互いに逆方向に回転させることにより一対の車輪を逆方向に移動させる車輪支持装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2010/092846号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記従来技術では、紐状部材を移動させるための回転中心軸すなわち一対のアーム部材を逆方向に回転させるための機構の回転中心軸と、アーム部材の回転中心軸とが異なるため、車輪支持装置が大型化してしまうという問題がある。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、車輪支持装置の大型化を抑制することを課題の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る車輪支持装置は、回転中心軸回りに回転可能な第1の回転要素と、前記回転中心軸回りに回転可能であり前記第1の回転要素と逆方向に回転する第2の回転要素と、前記第1の回転要素及び前記第2の回転要素からの入力に対して反力を発生する反力要素と、を有する遊星歯車機構と、前記第1の回転要素に結合された第1の基端部と、車両の第1の車輪を回転可能に支持した第1の先端部と、を有し、前記第1の回転要素と一体に前記回転中心軸回りに回転する第1のアーム部材と、前記第2の回転要素に結合された第2の基端部と、前記車両の第2の車輪を回転可能に支持した第2の先端部と、を有し、前記第2の回転要素と一体に前記回転中心軸回りに回転する第2のアーム部材と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係る車輪支持装置によれば、車輪支持装置の大型化を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、第1の実施形態の車両の概略構成を示す例示的かつ模式的な側面図であって、展開状態を示す図である。
図2は、第1の実施形態の車両の概略構成を示す例示的かつ模式的な側面図であって、折り畳み状態を示す図である。
図3は、第1の実施形態の車両の詳細構成を示す例示的かつ模式的な側面図である。
図4は、第1の実施形態の車両の駆動系を示す例示的かつ模式的な断面図である。
図5は、第1の実施形態の車両の車輪支持装置を示す例示的かつ模式的な断面図である。
図6は、図5のVI-VI断面図である。
図7は、第2の実施形態の車輪支持装置を示す例示的かつ模式的な断面図である。
図8は、第3の実施形態の車輪支持装置を示す例示的かつ模式的な断面図である。
図9は、第4の実施形態の車輪支持装置を示す例示的かつ模式的な断面図である。
図10は、第5の実施形態の車輪支持装置を示す例示的かつ模式的な断面図である。
図11は、第6の実施形態の車輪支持装置を示す例示的かつ模式的な断面図である。
図12は、第6の実施形態の車輪支持装置を示す例示的かつ模式的な断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の実施形態及び変形例を図面に基づいて説明する。以下に記載する実施形態及び変形例の構成、ならびに当該構成によってもたらされる作用及び効果は、あくまで一例であって、以下の記載内容に限られるものではない。
【0010】
なお、図面は模式的なものであり、各要素の寸法の関係、各要素の比率等は、現実と異なる場合がある。また、図面の相互間においても、互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている場合がある。また、本明細書では、序数は、部品や、部材、部位、位置、方向等を区別するためだけに用いられており、順番や優先度を示すものではない。
(【0011】以降は省略されています)

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