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公開番号
2025062649
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-15
出願番号
2023171815
出願日
2023-10-03
発明の名称
アクチュエータ
出願人
株式会社アイシン
代理人
個人
主分類
B60G
17/052 20060101AFI20250408BHJP(車両一般)
要約
【課題】簡略な構成を備えつつコンパクトなアクチュエータを提供する。
【解決手段】ステータM2およびロータM1を備えたモータMと、モータMに隣接配置された少なくとも一つのシリンダSと、駆動軸3に取り付けられ、シリンダSの内部に設けられたピストンPと、を備え、ロータM1が中空構造であって、駆動軸3は、駆動軸3の一部とロータM1の一部とが軸心Xを一致させつつ螺合する状態にロータM1の内部に収容され、ロータM1の回転に伴って、駆動軸3が軸心Xに沿って往復移動するアクチュエータA。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
ステータおよびロータを備えたモータと、
前記モータに隣接配置された少なくとも一つのシリンダと、
駆動軸に取り付けられ、前記シリンダの内部に設けられたピストンと、を備え、
前記ロータが中空構造であって、前記駆動軸は、前記駆動軸の一部と前記ロータの一部とが軸心を一致させつつ螺合する状態に前記ロータの内部に収容され、
前記ロータの回転に伴って、前記駆動軸が前記軸心に沿って往復移動するアクチュエータ。
続きを表示(約 600 文字)
【請求項2】
前記シリンダと前記ピストンによって形成された二つの空間を備えている請求項1に記載のアクチュエータ。
【請求項3】
前記シリンダとして単一のシリンダが設けられると共に、前記ピストンが前記シリンダの内部を第1室と第2室とに仕切る状態に配置され、
前記駆動軸の一部に形成された雄ねじ部と、前記ロータの内面の一部に形成された雌ねじ部とが螺合し、
前記雌ねじ部が、前記ロータの前記軸心に沿った両端部のうち前記シリンダから遠い側の端部に設けられている請求項1に記載のアクチュエータ。
【請求項4】
前記シリンダとして、共にカップ状の第1シリンダおよび第2シリンダが、前記モータを挟みつつ前記モータに向けて開口する状態に設けられ、
前記駆動軸が前記ロータを貫通すると共に、前記駆動軸の両端部に、前記第1シリンダに内装された第1ピストンおよび前記第2シリンダに内装された第2ピストンが夫々接続されている請求項1に記載のアクチュエータ。
【請求項5】
前記螺合にボールねじが用いられ、前記駆動軸が前記軸心の周りの回転を規制されている請求項1に記載のアクチュエータ。
【請求項6】
前記二つの空間が、車両の各車輪に配置された二つのエアサスペンション装置のチャンバに夫々接続されている請求項2に記載のアクチュエータ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ピストンを内装したシリンダとモータとを備え、モータの回転駆動によってピストンを往復駆動させるアクチュエータに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、このようなアクチュエータとしては例えば特許文献1に示すものがある(〔0011〕~〔0015〕,〔0026〕図1参照)。
【0003】
このアクチュエータも車両のエアサスペンション装置に関するものである。この装置では、一対のエアばね2と連通するシリンダ5を備えており、シリンダ5の内部はピストン6によって二つの室R1,R2に仕切られている。このピストン6を変位させることでエアばね2の容積が変化する。駆動源はモータ7aであり、モータ7aの回転運動が運動変換機構7bを介してピストン6に伝達される。
【0004】
このアクチュエータは、外部から圧縮エアを給排して車高調整するのではなく、各エアばね2に連通されたシリンダ5のピストン6を変位させることで車体の姿勢制御が行われる。よって、圧縮エアを給排する際のエアの圧縮性の影響を受け難い。
【0005】
また、コンプレッサ等を用いず、エアばね2から圧縮エアが大気開放されないためエネルギ損失が少ない。しかも、例えば左右のエアばね2の圧力を同時に調節するため応答性の高い車体姿勢制御が可能である。
【0006】
さらに、大容量のコンプレッサを設ける必要が無く、大容量の圧縮エアをエアばね2に給排する必要も無いので、エアサスペンション装置が大型化せず、車両への搭載性を損ねる危惧も無いとのことである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2009-298170号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
上記従来のアクチュエータにあっては、モータ7aの回転運動が運動変換機構7bを介してピストン6の直動運動に変換される。運動変換機構7bとしては、たとえば、ロッド6aの一端外周に設けた螺子軸と、この螺子軸に螺合するようモータ7aに連結されるナットの組み合わせや、ロッド6aの一端に形成したラックと、このラックに歯合してモータ7aに連結されるウォームギアとの組み合わせ等が用いられる。
【0009】
しかし、これらの構成は、何れもモータ7aに別の歯車等を接続し、さらにこの歯車の回転駆動をピストン6のロッド6aに伝達するものである。よって、これら部材の配置に所定のスペースが必要となる。また、モータ7aの回転軸とロッド6aとの歯合伝達を確実に行うためには、両者の正確な位置決め等が必要となり、接続部の構造設計や部材加工の負荷が増大する。
【0010】
このように、従来のアクチュエータでは、特にモータの回転駆動をピストンの直線駆動に変化する機構について種々の解決すべき課題を有しており、簡略な構成を備えつつコンパクトなアクチュエータが求められていた。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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