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公開番号
2025099767
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2023216684
出願日
2023-12-22
発明の名称
ペロブスカイト太陽電池
出願人
株式会社アイシン
代理人
弁理士法人R&C
主分類
H10K
30/50 20230101AFI20250626BHJP()
要約
【課題】性能の低下が抑制されるペロブスカイト太陽電池を提供する。
【解決手段】ペロブスカイト太陽電池100は、基板1上に配置される導電性の導電層2と、導電層2上に配置される太陽電池素子3と、太陽電池素子3上に配置される電極4と、太陽電池素子3を封止する封止層7と、封止層7と導電層2とを接着する接着層6と、電極4と接着層6との間に配置される絶縁性の非接着層5と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
基板上に配置される導電性の導電層と、
前記導電層上に配置される太陽電池素子と、
前記太陽電池素子上に配置される電極と、
前記太陽電池素子を封止する封止層と、
前記封止層と前記導電層とを接着する接着層と、
前記電極と前記接着層との間に配置される絶縁性の非接着層と、を有するペロブスカイト太陽電池。
続きを表示(約 270 文字)
【請求項2】
前記非接着層は、前記封止層と前記導電層とを前記接着層を介して接着する際の温度よりも高い融点を有する請求項1に記載のペロブスカイト太陽電池。
【請求項3】
前記非接着層は、前記基板から前記導電層へ向かう第1方向において、前記電極の全領域と重複している請求項1又は2に記載のペロブスカイト太陽電池。
【請求項4】
前記第1方向に沿って視たときに、前記接着層は、前記非接着層よりも外側へ延在する延在部を有し、
前記延在部は、前記導電層と接着している請求項3に記載のペロブスカイト太陽電池。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ペロブスカイト太陽電池に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
太陽の光エネルギーを電気エネルギーに変換する太陽電池の一種であるペロブスカイト太陽電池は、他の太陽電池と比較して、エネルギー変換効率が高いこと、軽量であること等を理由として注目されている。しかしながら、ペロブスカイト太陽電池は、酸素、水等によって劣化し易いという課題があり、これらの課題に対する様々な技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1には、支持体と、支持体上に設けられた太陽電池素子と、太陽電池素子全体を覆う接着剤層と、接着剤層の全体を覆い、太陽電池素子に水などが進入することを防止するための封止剤層とを含むペロブスカイト太陽電池が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-42617号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示のペロブスカイト太陽電池では、太陽電池素子全体を接着剤層が覆う。このため、例えば、太陽電池素子上に電極が配置される構成では、電極が接着層と接着し、例えば、衝撃が与えられる等によりペロブスカイト太陽電池が振動して、接着層と電極との相対位置が変化すると、太陽電池素子上から電極が剥離して、ペロブスカイト太陽電池の性能が低下するおそれがある。
【0006】
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、性能の低下が抑制されるペロブスカイト太陽電池を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記に鑑みたペロブスカイト太陽電池の特徴構成は、基板上に配置される導電性の導電層と、前記導電層上に配置される太陽電池素子と、前記太陽電池素子上に配置される電極と、前記太陽電池素子を封止する封止層と、前記封止層と前記導電層とを接着する接着層と、前記電極と前記接着層との間に配置される絶縁性の非接着層と、を有する点にある。
【0008】
このような特徴構成によれば、電極と接着層との間に非接着層が配置されるため、電極と接着層との接触を回避することができる。これにより、例えば、衝撃が与えられる等によって、接着層と電極との相対位置が変化した場合であっても、太陽電池素子上からの電極の剥離が防止される。この結果、ペロブスカイト太陽電池の性能の低下を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態に係るペロブスカイト太陽電池の構成を示す模式図である。
実施形態に係るペロブスカイト太陽電池の平面模式図である。
実施形態に係るペロブスカイト太陽電池の一部を模式的に示す斜視図である。
実施形態に係る封止シートの接着方法を示す模式図である。
実施形態に係る封止シートの接着方法を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、本発明に係るペロブスカイト太陽電池の実施形態について、図面に基づいて説明する。ただし、以下の実施形態に限定されることなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。
(【0011】以降は省略されています)
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