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公開番号
2025091239
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-18
出願番号
2023206397
出願日
2023-12-06
発明の名称
流路部材
出願人
株式会社アイシン
代理人
個人
,
個人
主分類
F16K
27/10 20060101AFI20250611BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】シール部材を用いなくても、複数の積層体にわたる内部流路を構成できる流路部材を提供する。
【解決手段】バルブ装置30は、複数のバルブ60と、複数のバルブ60に積層される状態で複数のバルブ60に溶着されるケース80と、ケース80に積層される状態でケース80に溶着されるトップカバー140と、を備える。ケース80は、レーザ光を透過するとともに複数のバルブ60と溶着される底部111と、レーザ光を吸収するとともにトップカバー140と溶着される側部120と、を有する。複数のバルブ60において、ケース80の底部111と溶着される部分はレーザ光を吸収するように構成される。トップカバー140において、ケース80の側部120と溶着される部分はレーザ光を透過するように構成される。
【選択図】図11
特許請求の範囲
【請求項1】
内部流路が設けられる流路部材であって、
第1積層体と、
前記第1積層体に積層される状態で前記第1積層体に溶着される第2積層体と、
前記第2積層体に積層される状態で前記第2積層体に溶着される第3積層体と、を備え、
前記内部流路は、前記第1積層体、前記第2積層体及び前記第3積層体にわたって設けられ、
前記第2積層体は、レーザ光を透過する透過部であって、前記第1積層体と溶着される前記透過部と、レーザ光を吸収する吸収部であって、前記第3積層体と溶着される前記吸収部と、を有し、
前記第1積層体において、少なくとも前記第2積層体の前記透過部と溶着される部分はレーザ光を吸収するように構成され、
前記第3積層体において、少なくとも前記第2積層体の前記吸収部と溶着される部分はレーザ光を透過するように構成される
流路部材。
続きを表示(約 480 文字)
【請求項2】
前記内部流路は、前記第1積層体に設けられる第1流路と、前記第1流路に接続し、前記第2積層体及び前記第3積層体との間に構成される第2流路と、を有し、
前記第2積層体は、流体が流入する流入部と、流体を流出させる流出部と、を有し、
前記第2流路は、前記流入部と前記第1流路の上流端とを接続する流入流路と、前記第1流路の下流端と前記流出部とを接続する流出流路と、を含み、
前記第1積層体は、前記第1流路を開閉する弁体を有するソレノイドバルブである
請求項1に記載の流路部材。
【請求項3】
前記第1積層体は、前記第1流路の開口の周囲を囲む環状リブであって、前記第2積層体に向かって延びる前記環状リブを有し、
前記第2積層体は、前記第1積層体の前記環状リブに溶着されている
請求項2に記載の流路部材。
【請求項4】
前記第1積層体は、前記第1流路の開口と前記環状リブとの間において、前記環状リブの突出方向とは逆方向に凹む凹溝を有する
請求項3に記載の流路部材。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、流路部材に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、流路部材の一例として、空気の供給源であるポンプと空気の供給対象である空気袋との間に配置されるバルブアセンブリが記載されている。バルブアセンブリには、空気の流れる内部流路が設けられている。そして、バルブアセンブリは、内部流路を開閉することにより、ポンプから空気袋に対する空気の供給態様を調整することを可能としている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
欧州特許出願公開第2461046号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のようなバルブアセンブリにおいて、内部流路は、部分流路を有する複数の積層体が積層されることによって構成されている。このため、バルブアセンブリは、積層される2つの積層体の間であって、2つの積層体の部分流路が接続される部分において、空気の漏れを防止するためのシール部材を必要とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決する流路部材は、内部流路が設けられる流路部材であって、第1積層体と、前記第1積層体に積層される状態で前記第1積層体に溶着される第2積層体と、前記第2積層体に積層される状態で前記第2積層体に溶着される第3積層体と、を備え、前記内部流路は、前記第1積層体、前記第2積層体及び前記第3積層体にわたって設けられ、前記第2積層体は、レーザ光を透過する透過部であって、前記第1積層体と溶着される前記透過部と、レーザ光を吸収する吸収部であって、前記第3積層体と溶着される前記吸収部と、を有し、前記第1積層体において、少なくとも前記第2積層体の前記透過部と溶着される部分はレーザ光を吸収するように構成され、前記第3積層体において、少なくとも前記第2積層体の前記吸収部と溶着される部分はレーザ光を透過するように構成される。
【発明の効果】
【0006】
流路部材は、シール部材を用いなくても、複数の積層体にわたる内部流路を構成できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、空気圧システムを備えるシートの斜視図である。
図2は、空気圧システムの構成を示す概略図である。
図3は、バルブ装置の斜視図である。
図4は、バルブ装置の分解斜視図である。
図5は、バルブ装置のバルブの断面を示す斜視図である。
図6は、バルブ装置のケースの断面を示す斜視図である。
図7は、バルブ装置のケースの断面を示す斜視図である。
図8は、バルブ装置の部分平面図である。
図9は、図8の9-9線矢視断面図である。
図10は、図8の10-10線矢視断面図である。
図11は、図9の拡大図である。
図12は、バルブ装置の製造時の工程を示す断面図である。
図13は、バルブ装置の製造時の工程を示す断面図である。
図14は、バルブ装置の製造時の工程を示す断面図である。
図15は、変更例に係るバルブ装置の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、流路部材をバルブ装置に具体化した一実施形態について説明する。
<本実施形態の構成>
図1に示すように、シート10は、シートクッション11と、シートバック12と、空気圧システム20と、を備える。シート10は、例えば、車両の運転席、助手席及び後部座席などに相当する。シート10は、家庭及び施設などで使用されるマッサージシートであってもよい。
【0009】
<シートクッション11及びシートバック12>
図1に示すように、シートクッション11は、ユーザの臀部及び大腿部を支持する。シートバック12は、ユーザの背中を支持する。図示を省略するが、シートクッション11は、骨格を構成するシートフレームと、シートフレームに支持されるクッションスプリングと、クッションスプリングに取り付けられるクッションパッドと、クッションパッドを覆う表皮と、を含む。シートバック12も同様である。
【0010】
<空気圧システム20>
図1及び図2に示すように、空気圧システム20は、ポンプ21と、複数の空気袋22と、給気チューブ23と、複数の接続チューブ24と、操作部25と、制御装置26と、バルブ装置30と、を備える。以降の説明では、空気の流れる方向に従って上流及び下流をいう。
(【0011】以降は省略されています)
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