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公開番号
2025101921
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-08
出願番号
2023219021
出願日
2023-12-26
発明の名称
電力変換装置
出願人
株式会社アイシン
代理人
弁理士法人R&C
主分類
B60K
1/00 20060101AFI20250701BHJP(車両一般)
要約
【課題】車両の仕様に対応した電圧変換部の利用を可能にする電力変換装置を提供する。
【解決手段】バッテリから高圧電力が供給されて走行用モータ4を駆動させるインバータ6を少なくとも収容する第1ハウジングHmと、バッテリの高圧電力を低圧電力に変換する電圧変換部を収容する第2ハウジングHa,Hbと、を備え、第1ハウジングHmには、第2ハウジングHa,Hbを着脱可能に支持する着脱部7が形成されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
バッテリから高圧電力が供給されて走行用モータを駆動させるインバータを少なくとも収容する第1ハウジングと、
前記バッテリの前記高圧電力を低圧電力に変換する電圧変換部を収容する第2ハウジングと、を備え、
前記第1ハウジングには、前記第2ハウジングを着脱可能に支持する着脱部が形成されている電力変換装置。
続きを表示(約 320 文字)
【請求項2】
前記第1ハウジングは、前記走行用モータと前記走行用モータの駆動力を減速するギヤ減速機構とを更に収容している請求項1に記載の電力変換装置。
【請求項3】
前記第2ハウジングが前記第1ハウジングに装着された状態で電気的な接続状態に達することにより、前記第1ハウジングから供給される前記高圧電力を前記第2ハウジングの前記電圧変換部に供給する接続部を備えている請求項2に記載の電力変換装置。
【請求項4】
前記第1ハウジングのうち前記着脱部が形成された切欠面には、冷却流体の供給により前記インバータを冷却する冷却プレートが露出状態で固定されている請求項1~3の何れか一項に記載の電力変換装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電力変換装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、パワー素子基板、このパワー素子基板に導通する複数の端子を配列したフレーム構造体、電力系統プリント基板の夫々を備え、フレーム構造体が被固定体に対し着脱自在に構成されるブロック型電力モジュールとして構成されており、このブロック型電力モジュールを複数組み込んだ電力変換装置が記載されている。
【0003】
この特許文献1の電力変換装置は、車載用装置として構成されるものであり、機能毎に独立したモジュール(制御基板、PFC回路のブロック型電力モジュール、DC-DCコンバータのブロック型電力モジュール)が各々着脱自在に構成されている。これにより、故障、不具合が発生した場合、故障等が生じたモジュールの交換により対応を可能にするものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-23635号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
バッテリの電力によって走行可能な車両として、バッテリ車(BEV:Battery Electric Vehicle)、ハイブリッド車(HEV:Hybrid Electric Vehicle)、プラグインハイブリッド車(PHEV:Plug-in Hybrid Electric Vehicle)等が存在する。これらの車両では、バッテリとして、800Vや600V等の高電圧のものが用いられている。
【0006】
また、バッテリの電力で走行可能な車両では、走行用モータと、走行用モータの駆動力を減速して車輪に伝える減速ギヤとをハウジングに収容し、バッテリの電力から走行用モータに供給される電力を制御するインバータ等の電力変換装置を備えた車両駆動装置の開発が進められている。
【0007】
バッテリの電力によって走行可能な車両では、エアコンディショナ等の空調機器、システム用のバッテリ、オーディオシステム、カーナビゲーション等、車載の機器の電源電圧がバッテリの電圧より低圧であることが一般的である。
【0008】
車載の機器の搭載の有無は、車両の仕様によって決まるものであり、例えば、多くの車種の仕様に対応できるように車両駆動装置においてバッテリから供給される電圧を降圧するDCDCコンバータ等の電圧変換部を車両駆動装置に備える開発も検討されている。しかしながら、このように複数の仕様に対応した電圧に変換する電圧変換部を備えるものでは、複数種の車両駆動装置が必要となる。
【0009】
例えば、車体後部に車両駆動装置を配置し、キャビンの前部に空調機器を配置する仕様の車両を設計する場合、車両駆動装置の電圧変換部で降圧された電力をキャビンの前部の空調機器に供給するための電力ケーブルを、車体後部の車両駆動装置から車体前部に亘る領域に配置することになる。
【0010】
特に、車両駆動装置に複数の電圧変換部を備えた構成では、複数の仕様に対応して決まった構成の車両駆動装置の利用が可能となるものの、仕様によっては必要としない電圧変換部を備えることになり、結果として、車両駆動装置の重量化を招き、コスト上昇を招くことになる。
(【0011】以降は省略されています)
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