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公開番号
2025103994
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-09
出願番号
2023221799
出願日
2023-12-27
発明の名称
電子制御装置
出願人
株式会社アイシン
,
トヨタ自動車東日本株式会社
代理人
個人
主分類
B60R
16/02 20060101AFI20250702BHJP(車両一般)
要約
【課題】防水性を維持しながら、組付けの際の作業性を向上させることが可能な電子制御装置を提供する。
【解決手段】この電子制御装置1は、配線80が接続されるコネクタ5を含む制御ユニット2と、車両100のドアに取り付けられ、制御ユニット2を収容するとともに、コネクタ5の接続端子を露出させる開口30が形成された筐体3と、筐体3の少なくともドア側と反対側の面34を覆うとともに、開口30側の端部を超えて延びるように設けられ、筐体3のコネクタ5から離れる方向に折り曲げ可能な先端側の折曲カバー部分41を含むカバー部材4と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
配線が接続されるコネクタを含む制御ユニットと、
車両のドアに取り付けられ、前記制御ユニットを収容するとともに、前記コネクタの接続端子を露出させる開口が形成された筐体と、
前記筐体の少なくとも前記ドア側と反対側の面を覆うとともに、前記開口側の端部を超えて延びるように設けられ、前記筐体の前記コネクタから離れる方向に折り曲げ可能な先端側の折曲カバー部分を含むカバー部材と、を備える、電子制御装置。
続きを表示(約 500 文字)
【請求項2】
前記制御ユニットは、前記車両のバックドアに設けられ、
前記カバー部材は、前記折曲カバー部分に加えて、前記先端側とは反対側に設けられ、前記筐体に固定される固定カバー部分と、前記固定カバー部分と前記折曲カバー部分との境界部分に設けられ、前記折曲カバー部分を前記筐体の前記コネクタから離れる方向に折り曲げ可能な折曲支点とを含む、請求項1に記載の電子制御装置。
【請求項3】
前記折曲支点は、前記車両の幅方向に延びるとともに、前記バックドアが閉じられた閉状態において水平方向に対して傾斜する溝状の切欠きを含む、請求項2に記載の電子制御装置。
【請求項4】
前記カバー部材は、前記折曲カバー部分および前記固定カバー部分に加えて、前記固定カバー部分における前記折曲カバー部分とは反対側において接合され、前記筐体の前記ドア側の面を覆うとともに、前記開口側の端部を超えて延びるように設けられた接合側カバー部分を含み、
前記接合側カバー部分は、前記折曲カバー部分および前記固定カバー部分よりも硬い材料により形成されている、請求項2に記載の電子制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子制御装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、電子制御装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
【0003】
上記特許文献1には、制御ユニットと、制御ユニットを収容する筐体と、筐体の上面を覆うシート(カバー部材)とを備える電子制御装置が開示されている。電子制御装置は、運転席と助手席との間に配置されるコンソールボックスの内部に配置されている。制御ユニットは、配線が接続されるコネクタを含む。筐体は、制御ユニットのコネクタを露出させる開口が設けられた側面と、上記側面の上縁と接する上面を含む。シートは、本体部と、庇部とを含む。本体部は、筐体の上面の全域を覆う。庇部は、本体部から連続することで上縁より突出してコネクタを覆う。シートは、非透水性を有する合成樹脂により形成されている。筐体の開口の上方から滴下した水滴は、庇部上に滴下されるとともに、開口から離れた庇部の縁部から下方に滴下される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-157917号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記特許文献1には明記されていないが、作業者により、車両に組み付けられた電子制御装置においてシートの庇部に覆われたコネクタに配線が接続されると考えられる。このとき、筐体の側面の開口から露出するコネクタは、筐体の上縁から突出して形成されているシートの庇部と、筐体が取り付けられた車両部材とに挟まれるように配置されているとともに、シートの庇部の先端から離れて配置されている。すなわち、コネクタは、シート(カバー部材)の庇部と車両部材とに挟まれた領域において庇部の先端から離れた奥側に位置しているため、作業者は、配線をコネクタに接続する際にコネクタにアクセスしにくいという問題がある。そこで、防水性を維持しながら、組付けの際の作業性を向上させることが望まれている。
【0006】
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、防水性を維持しながら、組付けの際の作業性を向上させることが可能な電子制御装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、この発明の一の局面における電子制御装置は、配線が接続されるコネクタを含む制御ユニットと、車両のドアに取り付けられ、制御ユニットを収容するとともに、コネクタの接続端子を露出させる開口が形成された筐体と、筐体の少なくともドア側と反対側の面を覆うとともに、開口側の端部を超えて延びるように設けられ、筐体のコネクタから離れる方向に折り曲げ可能な先端側の折曲カバー部分を含むカバー部材と、を備える。
【0008】
この発明の一の局面における電子制御装置では、上記のように、筐体の少なくともドア側と反対側の面を覆うとともに、開口側の端部を超えて延びるように設けられ、筐体のコネクタから離れる方向に折り曲げ可能な先端側の折曲カバー部分を含むカバー部材を備える。これにより、コネクタがカバー部材とドアとに挟まれた領域においてカバー部材の先端から離れた奥側に位置している場合であっても、カバー部材の先端側の折曲カバー部分を筐体のコネクタから離れる方向に折り曲げることができるため、作業者は配線をコネクタに接続する際に容易にコネクタにアクセスすることができる。そのため、防水性を維持しながら、組付けの際の作業性を向上させることができる。
【0009】
上記一の局面における電子制御装置において、好ましくは、制御ユニットは、車両のバックドアに設けられ、カバー部材は、折曲カバー部分に加えて、先端側とは反対側に設けられ、筐体に固定される固定カバー部分と、固定カバー部分と折曲カバー部分との境界部分に設けられ、折曲カバー部分を筐体のコネクタから離れる方向に折り曲げ可能な折曲支点とを含む。
【0010】
ここで、車両のバックドアに設けられた電子制御装置における制御ユニットのコネクタに配線が接続される際、車両に対してバックドアが全開された開状態で作業者によりコネクタに配線が接続される。開状態において、カバー部材の固定カバー部分は、筐体のドア側の上側面と反対側の下側面を覆っている。上記折曲支点を含むように構成すれば、折曲カバー部分は、筐体に固定される固定カバー部分に対して、折曲支点を介して筐体のコネクタから離れる下方向に容易に折り曲げられる。そのため、作業者は、より容易にコネクタにアクセスすることができる。その結果、防水性を維持しながら、組付けの際の作業性をより向上させることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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