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公開番号2025103561
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-09
出願番号2023221027
出願日2023-12-27
発明の名称燃焼ガス出力装置
出願人株式会社アイシン
代理人弁理士法人近島国際特許事務所
主分類F02B 43/08 20060101AFI20250702BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約【課題】環境性能の向上を図ること。
【解決手段】燃焼ガス出力装置(1)は、供給された固形燃料(99)が着火されて燃焼される第1区画(21)と、第1区画(21)の内側に配置され、第1区画(21)に連通して固形燃料(99)の燃焼により発生した燃焼ガスを導通する第2区画(22)と、を有する燃焼室(20)を備える。また、燃焼ガス出力装置(1)は、第2区画(22)に連通し、燃焼ガスを貯留する燃焼ガス貯留室(31)と、燃焼ガス貯留室(31)と内燃エンジンの吸気ポートとの間を開閉する第1バルブ(VL1)と、を備える。燃焼ガス出力装置(1)は、第1バルブ(VL1)を開放して内燃エンジンの吸気ポートから内燃エンジンの気筒に燃焼ガスを供給することで、内燃エンジンを駆動する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
供給された固形燃料が着火されて燃焼される第1区画と、前記第1区画の内側に配置され、前記第1区画に連通して固形燃料の燃焼により発生した燃焼ガスを導通する第2区画と、を有する燃焼室と、
前記第2区画に連通し、燃焼ガスを貯留する燃焼ガス貯留室と、
前記燃焼ガス貯留室と内燃エンジンの吸気ポートとの間を開閉する第1バルブと、を備え、
前記第1バルブを開放して前記内燃エンジンの吸気ポートから前記内燃エンジンの気筒に燃焼ガスを供給することで、前記内燃エンジンを駆動する、
ことを特徴とする燃焼ガス出力装置。
続きを表示(約 310 文字)【請求項2】
固形燃料は、廃棄物固形燃料である、
ことを特徴とする請求項1に記載の燃焼ガス出力装置。
【請求項3】
前記燃焼ガス貯留室の外側に配置され、前記第1区画に供給する固形燃料を待機させる待機室と、
前記待機室と前記燃焼室の第1区画との間を開閉する第2バルブと、を備えた、
ことを特徴とする請求項1に記載の燃焼ガス出力装置。
【請求項4】
前記燃焼室の第1区画から燃焼した固形燃料の灰を排出する排出通路と、
前記燃焼室の第1区画と前記排出通路との間を開閉する第3バルブと、を備えた、
ことを特徴とする請求項1に記載の燃焼ガス出力装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、内燃エンジンに燃焼ガスを供給する燃焼ガス出力装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、内燃エンジンの燃焼に用いる燃料には、ガソリン、軽油、LPG等の化石燃料を用いているものが一般的である。即ち、内燃エンジンは、例えばガソリン等をシリンダ内で燃焼させ、それによりピストンを駆動してクランクシャフト(出力軸)を回転駆動するように構成されている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-261315号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1のものは、排気ガスをエンジンの吸気側に帰還させるEGRシステムや、燃料タンクから発生した燃料蒸気をキャニスタに一時的に吸着させ、その燃料蒸気を吸気側にパージさせる燃料蒸気パージシステムを備え、燃費の向上を図って、環境性能の向上を図ろうとしている。しかしながら、ガソリン等の化石燃料を用いることに変わりはなく、新たなシステムにより環境性能の向上を図ることが望まれている。
【0005】
そこで本発明は、環境性能の向上を図ることが可能な燃焼ガス出力装置を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は、供給された固形燃料が着火されて燃焼される第1区画と、前記第1区画の内側に配置され、前記第1区画に連通して固形燃料の燃焼により発生した燃焼ガスを導通する第2区画と、を有する燃焼室と、前記第2区画に連通し、燃焼ガスを貯留する燃焼ガス貯留室と、前記燃焼ガス貯留室と内燃エンジンの吸気ポートとの間を開閉する第1バルブと、を備え、前記第1バルブを開放して前記内燃エンジンの吸気ポートから前記内燃エンジンの気筒に燃焼ガスを供給することで、前記内燃エンジンを駆動する、ことを特徴とする燃焼ガス出力装置である。
【発明の効果】
【0007】
本発明によると、環境性能の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態に係る燃焼ガス出力装置を適用することが可能なエンジンの一例を示す断面図である。
(a)は本実施形態に係る燃焼ガス出力装置を示す模式斜視図、(b)は本実施形態に係る燃焼ガス出力装置を示す模式断面図、(c)は第1ロータリバルブの構成を示す模式図である。
(a)は燃焼ガス出力装置が吸気状態である場合を示す模式斜視図、(b)は燃焼ガス出力装置が燃料供給状態である場合を示す模式斜視図、(c)は燃焼ガス出力装置が排気状態である場合を示す模式斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本実施形態について図1乃至図3を用いて説明する。
【0010】
[内燃エンジンの概略構成]
まず、本実施形態に係る燃焼ガス出力装置1を適用することが可能な内燃エンジン100の構成について説明する。図1は本実施形態に係る燃焼ガス出力装置を適用することが可能なエンジンの一例を示す断面図である。
(【0011】以降は省略されています)

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