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公開番号
2025112746
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-01
出願番号
2024007176
出願日
2024-01-22
発明の名称
経路案内システム
出願人
株式会社アイシン
代理人
Knowledge Partners弁理士法人
主分類
G01C
21/34 20060101AFI20250725BHJP(測定;試験)
要約
【課題】車椅子利用者の利便性を向上させる技術の提供。
【解決手段】車椅子での移動の出発地と目的地を取得する出発地目的地取得部と、車椅子の利用者が自操で移動する場合の探索条件に基づいて前記出発地から前記目的地までの移動経路である第1経路を探索する第1経路探索部と、前記利用者が介助者の介助を得て移動する場合の探索条件に基づいて前記出発地から前記目的地までの移動経路である第2経路を探索する第2経路探索部と、前記第1経路の探索結果と前記第2経路の探索結果とを比較可能に表示させる探索結果表示部と、を備える経路案内システムを構成する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車椅子での移動の出発地と目的地を取得する出発地目的地取得部と、
車椅子の利用者が自操で移動する場合の探索条件に基づいて前記出発地から前記目的地までの移動経路である第1経路を探索する第1経路探索部と、
前記利用者が介助者の介助を得て移動する場合の探索条件に基づいて前記出発地から前記目的地までの移動経路である第2経路を探索する第2経路探索部と、
前記第1経路の探索結果と前記第2経路の探索結果とを比較可能に表示させる探索結果表示部と、
を備える経路案内システム。
続きを表示(約 390 文字)
【請求項2】
前記探索結果表示部は、前記第1経路および前記第2経路のそれぞれについて、所要時間と、経路長と、経路を示す地図と、の少なくともいずれかを表示させる、
請求項1に記載の経路案内システム。
【請求項3】
前記探索結果表示部は、前記第2経路について介助地点を表示させる、
請求項2に記載の経路案内システム。
【請求項4】
自操で移動する場合の探索条件は、第1基準値より急な勾配の道路区間を通過しないことと、1以上の段差を有する道路区間を通過しないことを含み、
介助を得て移動する場合の探索条件は、前記第1基準値より急であることを示す第2基準値より急な勾配の道路区間を通過しないことと、連続する2以上の段差を有する道路区間を通過しないことを含む、
請求項1~請求項3のいずれか一項に記載の経路案内システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、経路案内システムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、車椅子利用者のための支援マップを表示するシステムが知られている(例えば特許文献1)。特許文献2には、個々の車椅子利用者に合わせた最適な通行経路を表示する手法が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-112579号公報
特開2019-124587号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
目的地までの経路探索において、車椅子の利用者が自ら車椅子を手動操作して移動する場合の最適な経路と、車椅子の利用者が他者の介助を得て移動する場合の最適な経路は異なりうる。例えば、車椅子利用者が自操では通過できないような段差や勾配がある区間も介助があれば通過できる場合があるためである。車椅子利用者がこれら両方の経路を比較することができれば、移動経路や同行者への依頼の有無等を検討することができ、車椅子利用者の移動の際の利便性が向上する。
本発明は、上記課題にかんがみてなされたもので、車椅子利用者の利便性を向上させる技術の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の目的を達成するため、経路案内システムは、車椅子での移動の出発地と目的地を取得する出発地目的地取得部と、車椅子の利用者が自操で移動する場合の探索条件に基づいて出発地から目的地までの移動経路である第1経路を探索する第1経路探索部と、利用者が介助者の介助を得て移動する場合の探索条件に基づいて出発地から目的地までの移動経路である第2経路を探索する第2経路探索部と、第1経路の探索結果と第2経路の探索結果とを比較可能に表示させる探索結果表示部と、を備える。
【0006】
すなわち、経路案内システムでは、出発地から目的地までの経路を探索するにあたり、車椅子の利用者が自操で移動する場合の移動経路と、利用者が介助者の介助を得て移動する場合の移動経路を探索し、双方の探索結果を比較可能に表示させる。そのため、車椅子の利用者が、双方の経路を比較して、移動経路や、同行者への依頼の有無等、を検討することができる。その結果、車椅子利用者の利便性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
経路案内システムの構成を示すブロック図。
探索結果の表示例を示す図。
経路案内処理のフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0008】
ここでは、下記の順序に従って本発明の実施の形態について説明する。
(1)全体構成:
(1-1)ユーザ端末の構成:
(1-2)経路案内システムの構成:
(2)経路案内処理:
(3)他の実施形態:
【0009】
(1)全体構成:
図1は、本発明にかかる経路案内システム10を含む全体の構成を示すブロック図である。本実施形態において、経路案内システム10は、車椅子利用者が移動可能な経路であって、利用者が自ら車椅子を手動操作して移動する経路と、利用者が介助者の介助を得ることができる場合の移動経路とを探索し、両者を比較可能に表示させる機能を有する。車椅子の利用者が自らの手動操作によって車椅子で移動することを本明細書では自操と呼ぶ。ユーザ端末100は、経路案内システム10の機能を利用するために、車椅子の利用者が使用する端末である。
【0010】
(1-1)ユーザ端末の構成:
ユーザ端末100は、本実施形態においては、スマートフォンやタブレット等の可搬型の端末である。ユーザ端末100は、通信部140と、GNSS受信部141と、UI部142と、制御部120を備えている。通信部140は、他の装置と通信するための回路を含む。ユーザ端末100は、通信部140により経路案内システム10と通信することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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