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公開番号2025122351
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-21
出願番号2024017758
出願日2024-02-08
発明の名称開閉体支持装置
出願人株式会社アイシン
代理人個人,個人
主分類B60J 5/10 20060101AFI20250814BHJP(車両一般)
要約【課題】車体との連結部位及び開閉体との連結部位に負荷が掛かることを抑制できる開閉体支持装置を提供する。
【解決手段】ドア支持装置50は、内筒90が第1外筒70及び第2外筒80に対して移動することで伸縮する筒体60と、筒体60を伸長させる方向に第2外筒80及び内筒90を付勢するコイルスプリング100と、筒体60の両端部にそれぞれ設けられる第1ボールソケット120及び第2ボールソケット130と、軸方向に延びる軸線回りの相対回転を許容し、第1外筒70と第1ボールソケット120との間に設けられる軸受150と、を備える。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
車体の開口部を開閉する開閉体を支持する開閉体支持装置であって、
外筒及び前記外筒に挿入される内筒を有し、前記内筒が前記外筒に対して軸方向に移動することで伸縮する筒体と、
前記筒体に収容され、前記筒体を伸長させる方向に前記外筒及び前記内筒を付勢するコイルスプリングと、
前記筒体の両端部にそれぞれ設けられる第1連結部及び第2連結部と、
前記軸方向に延びる軸線回りの相対回転を許容し、前記筒体と前記第1連結部との間に設けられる軸受と、を備える
開閉体支持装置。
続きを表示(約 580 文字)【請求項2】
前記筒体と前記コイルスプリングとを前記軸方向に貫通するガススプリングを備え、
前記ガススプリングは、前記ガススプリングの前記軸方向における一端部を構成し、前記第1連結部に固定される第1軸部と、前記ガススプリングの前記軸方向における他端部を構成し、前記第2連結部に固定される第2軸部と、を有し、前記第1連結部及び前記第2連結部が相対的に離れる方向に前記第1連結部及び前記第2連結部を付勢し、
前記軸受は、前記軸方向と直交する径方向において、前記第1軸部と前記筒体との間に配置される
請求項1に記載の開閉体支持装置。
【請求項3】
前記外筒及び前記内筒の一方は、
筒状をなし、前記軸方向に延びる側壁と、
前記側壁の片方の端部に設けられ、前記軸方向を板厚方向とする底壁と、
前記底壁から前記側壁とは逆方向に延びるとともに、前記軸受に係合する係合壁と、を有し、
前記第1連結部は、前記係合壁を前記径方向における外側から覆う被覆部を有する
請求項2に記載の開閉体支持装置。
【請求項4】
前記被覆部は、筒状をなし、
前記径方向において、前記筒体の前記側壁の外径は、前記第1連結部の前記被覆部の外径よりも大きい
請求項3に記載の開閉体支持装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、開閉体支持装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ドア開口部を有する車体と、ドア開口部を開閉するバックドアと、バックドアと車体との間で伸縮する開閉体支持装置と、を備える車両が記載されている。開閉体支持装置は、軸方向に伸縮するように構成される筒体と、筒体を伸長させる方向に付勢するガススプリング及びコイルスプリングと、筒体の両端部に固定される2つのボールソケットと、を有する。筒体は、内筒と、内筒が軸方向に移動できるように内筒を収容する外筒と、を含む。一方のボールソケットは車体との連結部位であり、他方のボールソケットはバックドアとの連結部位である。
【0003】
バックドアがドア開口部を全閉する全閉位置に配置される場合には、開閉体支持装置が最も収縮している。このため、バックドアが開動作する場合には、ガススプリング及びコイルスプリングの復元力によって、開閉体支持装置が伸長する。その結果、開閉体支持装置は、バックドアを開動作させようとする車両のユーザを補助したり、バックドアを全閉位置で保持したりすることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-94902号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
コイルスプリングが圧縮変形したり復元したりする場合には、コイルスプリングの軸線回りにトルクが発生することが知られている。このため、上記のような開閉体支持装置が伸縮する場合には、内筒及び外筒の一方が他方に対して、軸線回りに回転しようとする。その結果、コイルスプリングに発生するトルクの大きさによっては、ボールソケットと車体との連結部位に負荷が掛かったり、ボールソケットとバックドアとの連結部位に負荷がかかったりするおそれがある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決する開閉体支持装置は、車体の開口部を開閉する開閉体を支持する開閉体支持装置であって、外筒及び前記外筒に挿入される内筒を有し、前記内筒が前記外筒に対して軸方向に移動することで伸縮する筒体と、前記筒体に収容され、前記筒体を伸長させる方向に前記外筒及び前記内筒を付勢するコイルスプリングと、前記筒体の両端部にそれぞれ設けられる第1連結部及び第2連結部と、前記軸方向に延びる軸線回りの相対回転を許容し、前記筒体と前記第1連結部との間に設けられる軸受と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
開閉体支持装置は、車体との連結部位及び開閉体との連結部位に負荷が掛かることを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、車両に搭載される開閉体支持装置を示す斜視図である。
図2は、開閉体支持装置の斜視図である。
図3は、開閉体支持装置の分解斜視図である。
図4は、開閉体支持装置の部分分解斜視図である。
図5は、開閉体支持装置の部分分解斜視図である。
図6は、開閉体支持装置の部分分解斜視図である。
図7は、開閉体支持装置の断面図である。
図8は、開閉体支持装置の作用を説明する断面図である。
図9は、開閉体支持装置の作用を説明する断面図である。
図10は、変更例の開閉体支持装置の部分断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
開閉体支持装置としてのドア支持装置を備える車両の一実施形態について図面を参照しつつ説明する。図面において、部材の断面を示すハッチングの線種は、部材の材質に関わらず金属材質を示すハッチングを用いている。
【0010】
<本実施形態の構成>
図1に示すように、車両10は、車体20と、バックドア30と、ドア駆動装置40と、ドア支持装置50と、を備える。
(【0011】以降は省略されています)

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