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公開番号
2025118168
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-13
出願番号
2024013314
出願日
2024-01-31
発明の名称
電子部品用ケース
出願人
株式会社アイシン
代理人
弁理士法人R&C
主分類
H02M
7/48 20070101AFI20250805BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】反りを抑制しつつ電子部品を適正な位置に配置することが可能な電子部品用ケースを提供する。
【解決手段】複数の壁体82a,82bで構成される内部空間82fを有し、複数の素子84がバスバー86a,86bにより電気的に接続された電子部品を内部空間82fに保持可能な電子部品用ケース82は、複数の壁体82a,82bの内面に複数のリブ82i,82jが配置されており、バスバー86aは複数の突起86gを有しており、複数のリブ82iの少なくとも1つは、内部空間82fに保持された状態で少なくとも2つの突起86gの間に配置されており、突起86gは、壁体82aの内面82gとリブ82iとに当接している。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の壁体で構成される内部空間を有し、複数の素子がバスバーにより電気的に接続された電子部品を前記内部空間に保持可能な電子部品用ケースであって、
複数の前記壁体の内面に複数のリブが配置されており、
前記バスバーは複数の突起を有しており、
複数の前記リブの少なくとも1つは、前記内部空間に保持された状態で少なくとも2つの前記突起の間に配置されており、
前記突起は、前記壁体の前記内面と前記リブとに当接している電子部品用ケース。
続きを表示(約 280 文字)
【請求項2】
複数の前記リブの少なくとも1つは、前記内部空間に保持された状態で隣接する2つの前記素子の間に配置されている請求項1に記載の電子部品用ケース。
【請求項3】
少なくとも2つが互いに平行である複数の前記壁体のうちの1つが、冷却流体が内部に流通する冷却プレートに対向しており、
複数の前記リブは、互いに平行な2つの前記壁体のそれぞれに配置されており、
前記冷却プレートに対向している一方の前記壁体に配置された前記リブの数の方が、他方の前記壁体に配置された前記リブの数よりも多い請求項1又は2に記載の電子部品用ケース。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電子部品用ケースに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、走行駆動源としてモータを備えた自動車(ハイブリッド車(HEV:Hybrid Electric Vehicle)、プラグインハイブリッド車(PHEV:Plug-in Hybrid Electric Vehicle)、バッテリ車(BEV:Battery Electric Vehicle)、燃料電池車(FCEV:Fuel Cell Electric Vehicle)等)が普及している。これらの自動車には、走行用モータ、電源モジュール、インバータ等を内蔵した車両駆動装置が用いられている。車両駆動装置においては、基台にコンデンサを始め、種々の電子部品が固定されている。
【0003】
特許文献1には、コンデンサ素子と、コンデンサ素子の電極に接続されるバスバーと、開口部を有しコンデンサ素子が挿入されて収容されるケースと、ケース内に充填される充填樹脂と、を備えたフィルムコンデンサが開示されている。ケースは、開口部に対向する底面部と、底面部を囲む側面部と、を含んでいる。側面部の内壁面には、開口部と底面部とが並ぶ方向に延びるリブが形成されている。バスバーは、側面部に対向する電極端子部を有し、電極端子部は、リブに当接する突起部を含んでいる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2022/009681号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示されたフィルムコンデンサにおいては、ケースの側面部の内壁面に形成されたリブが、バスバーの突起部に当接している。これにより、ケースの内側への反りが抑制されている。しかし、特許文献1のフィルムコンデンサにおいては、コンデンサ素子のケースへの挿入時におけるコンデンサ素子とケースとの相対的な位置ずれ、特にリブの延出方向に対する垂直な方向への位置ずれ、については考慮されておらず、改良の余地がある。
【0006】
そこで、反りを抑制しつつ電子部品を適正な位置に配置することが可能な電子部品用ケースが望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示に係る電子部品用ケースの1つの実施形態は、複数の壁体で構成される内部空間を有し、複数の素子がバスバーにより電気的に接続された電子部品を前記内部空間に保持可能な電子部品用ケースであって、複数の前記壁体の内面に複数のリブが配置されており、前記バスバーは複数の突起を有しており、複数の前記リブの少なくとも1つは、前記内部空間に保持された状態で少なくとも2つの前記突起の間に配置されており、前記突起は、前記壁体の前記内面と前記リブとに当接している。
【0008】
本実施形態によると、複数のリブのうち少なくとも1つが、内部空間に保持された状態で少なくとも2つの突起の間に配置されているので、電子部品を電子部品用ケースの内部空間に挿入する際に、電子部品と電子部品用ケースとの相対的な位置ずれが発生し難い。また、壁体の内面に配置された複数のリブによって電子部品用ケースの反りの発生を抑制することができる。よって、反りを抑制しつつ電子部品を適正な位置に配置することが可能な電子部品用ケースとなっている。
【0009】
また、本構成によると、突起が壁体の内面に当接しているので、壁体の反りを更に抑制することができる。また、突起がリブに当接していると、電子部品を電子部品用ケースの内部空間に挿入する際に、電子部品と電子部品用ケースとの相対的な位置ずれを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
車両駆動装置を含む冷却回路の回路図である。
車両駆動装置とハウジングとの分解斜視図である。
パワー回路アセンブリの斜視図である。
パワー回路アセンブリの回路図である。
平滑コンデンサの分解斜視図である。
平滑コンデンサの斜視図である。
図6のVII-VII線矢視断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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